全国各地の歓楽街にはナイトワークで働く女性がいます。
キャバクラ嬢に次いで多いのはスナックのキャストですが、この仕事には同伴やアフター、指名などのノルマがありません。
そのため、伸び伸びと働くことが出来ます。
スナックのお仕事の内容
女性向けの高収入アルバイトと言えばナイトワークでしょう。
そのナイトワークの中でパッと思いつくものはキャバクラです。
キャバクラは全国各地の歓楽街にあり、週末には多くのサラリーマンたちで賑わっています。
キャバクラとはお客さんの隣に座って接客をするスタイルで、トークで盛り上げることはもちろんのこと、お酒を作ったりタバコに火をつけたりすることも必要です。
キャバクラはテレビや雑誌などのメディアでも取り上げられることも多く、女性にとって身近なアルバイトと言えるでしょう。
求人雑誌や求人サイトを見るとキャバクラに次いで多く見られる求人案件として、スナックがあります。
これはどういった仕事内容なのでしょうか。
中には「お客さんとお酒を飲むだけで給料がもらえる仕事」と考える女性もいるかも知れませんが、そのようなことはありません。
何より大切なことはお客さんを楽しませることです。
ナイトワークも立派な接客業ですので、そういった部分が必要なのです。
さらに、お客さんのお酒を作ったり灰皿を取り替えたり、気を遣うポイントはいくつもあります。
つまり、常にお客さんが何を求めているかを瞬時に察知しなければならないのです。
キャバクラはマニュアルが完成されていますので、そのマニュアル通りに接客をするだけで合格点をもらうことが出来ます。
しかし、スナックにはそういったものがありません。
したがって、自分なりにお客さんに対するアプローチを考える必要があります。
これを聞くと「難しそうだから止めておこう」と考える女性がいるかも知れませんが、そのようなことはありません。
キャバクラよりもアットホームな雰囲気がありますので、仮に何か失敗をしてもお客さんがフォローをしてくれるのです。
そのため、誰もがすぐに成長出来るでしょう。
さらに、スナックに対して「年齢の高い女性が働いていそう」というイメージがありますが、地方では若い女性が活躍することもめずらしくありません。
そして、アットホームな雰囲気での仕事は楽しいものですが、稀にこれがデメリットとなることもあるのです。
中には平気にボディタッチをするお客さんもいます。
キャバクラであればすぐにボーイに連絡をして出禁になるところですが、スナックの場合はそういったことが流されてしまうことがあるのです。
あまりにアットホームですと、マナーの部分が曖昧になることがあるので注意しましょう。
度が過ぎている場合はママに相談をしましょう。
スナックの求人の探し方
女性の中にはスナックのアルバイトに興味を持つ女性も多いことでしょう。
また、地方の歓楽街によってはキャバクラが無く、“ナイトワーク=スナック”というエリアも珍しくありません。
それでは、こういった仕事の求人案件の探し方とはどうなっているのでしょうか。
何より手軽なのはコンビニなどに置かれている求人雑誌でしょう。
中には無料のものもあり、こういった雑誌には必ずナイトワークのページがあるものです。
しかし、誌面スペースの都合上どうしても情報が少なくなってしまいます。
そのため、実際に面接を受けてから条件を聞かされてガッカリしてしまうことも珍しくありません。
そのほかの方法としてお店のホームページから応募をする方法もあります。
しかし、スナックの場合はホームページを持たない場合が多く、仮に持っていたとしても他店との比較が出来ません。
それ以外には求人サイトから募集する方法があります。
求人サイトであれば十分な情報が掲載されていますし、他店との比較も簡単でしょう。
自宅に居ながらにして応募が出来るので、興味のある方はこちらの方法をおすすめします。
スナックの特徴とは軽食(おつまみ程度)を提供する飲み屋で、キャストの時給は1500円から2000円となっており、勤務時間は5~6時間となっています。
おつまみを提供するからといってキャストが料理をすることはほとんどありませんので、料理が苦手な方でも安心です。
さらに、キャバクラのように同伴やアフター、指名などのノルマがありませんので、伸び伸びと働くことが出来るでしょう。
キャバクラは同伴やアフター、指名に対するノルマが課せられており、これが達成出来ない場合は罰金などのペナルティがあります。
中には求人要項の中に「ノルマはありません」と記載しているキャバクラもありますが、指名の少ないキャバクラ嬢はボーイからプレッシャーをかけられてしまいます。
そのため、どのキャバクラもノルマがあると考えておくと良いでしょう。
このノルマを達成するため、多くのキャバクラ嬢はプライベートの時間を使って、お客さんに営業メールを送っています。
相手が数人であれば特に苦労をしませんが、数が多くなるとお客さんの特徴がゴチャゴチャになるもの。
そのため、お客さんの特徴をノートなどのまとめる必要があります。
このノルマに多くのキャバクラ嬢が悩まされており、これがきっかけで辞めてしまうことも少なくありません。
スナックのお仕事の良いところ
スナックなどナイトワークのアルバイトはどうしてもお酒を飲まなければなりませんし、夜型の生活になってしまいます。
そのため、健康的な仕事とは言えないでしょう。
そのため、ナイトワークを敬遠する女性は多いもの。
しかし、ナイトワークには良いところもあるので知っておきましょう。
ナイトワーク最大のメリットといえば、その高い時給でしょう。
フルタイムで出勤をすれば一般のサラリーマン以上のお金が手に入ります。
しかも、学歴や経験なども問われません。
また、キャバクラ嬢を苦しめる指名や同伴、アフターなどのノルマですが、苦しいことだけではないのです。
これらのポイントを稼ぐことで、一気に収入をアップさせることが可能なのです。
ナンバーワンキャバクラ嬢の中には、年収1000万円オーバーも珍しくありません。
さらに、ナイトワークのお客さんはさまざまな年代がおり、若手サラリーマンから会社社長までさまざまです。
特にスナックは地域密着型ですので、その土地で強い力をもった会社社長などがやって来ることもあります。
そのため、幅広い人脈を築くことが出来るのです。
中にはいずれ自分のお店を開くためにお金を貯めている女性もいますが、後々になってこの人脈が生きてきます。
また、ナイトワークは拘束時間が短いという特徴があります。
スナックであれば5~6時間しかありません。
そのため、シングルマザーでも子育てをしながら働くことは十分に可能です。
夜型の生活ではありますが、早起きをすることで昼間に活動することも出来ます。
また、週末だけの出勤も可能ですので、大学生やOLのお小遣い稼ぎとしても十分です。
さらに、スナックでは繁忙期である某新年会シーズンだけの募集もありますので、その時期にしっかりと稼ぎたい女性は応募をしてみましょう。
そして、スナックのオーナーであるママは、売れっ子クラブホステス出身というケースがほとんどです。
そういった女性はナイトワークのプロフェッショナルであり、男性の扱いにも長けています。
そういった女性の接客を間近で見ることが出来るので、すぐに成長することが出来るでしょう。
こういった機会はなかなかありません。
さらに、人生経験も豊富ですので悩み事や相談事にも乗ってくれます。
ナイトワークで働く女性の多くはさまざまな事情を抱えています。
ほかに人に相談することに抵抗があっても、ママであれば気持ちを汲み取ってくれるのです。
気軽に相談をしましょう。