キャバ嬢にあこがれている女性は多いことでしょう。
キラキラしていて、美人で、男からたくさんのプレゼントをもらい、あらゆる女性のなかでもかなり華やかな存在です。
キャバ嬢になる時、月収100万円以上稼ぎたい!などと考えてキャバ嬢になる人も多いです。
しかし、何も考えずに働いて、月収100万円以上を稼げることはありません。
本稿では、たくさん稼ぐキャバ嬢になるための、基本的なルールをまとめてみました。
月収100万円稼げるキャバ嬢になりたい?
キャバ嬢になった理由を尋ねれば、ほとんどの女性は「お金を稼ぎたかったから」という理由でキャバ嬢になっています。
実際、キャバ嬢は時給で考えてみると、他の多くの仕事よりもずっと多くの稼ぎを得ることができます。
指名をたくさんもらって稼いでいるキャバ嬢になると、月に100万円以上も稼ぎます。
おそらく皆さんも、たくさん稼ぎたいと思ってキャバ嬢になったはずです。
100万円以上稼ぎたいと思っている人もいるでしょう。
中には、「キラキラしてるキャバ嬢にあこがれて」という動機の人もいると思いますが、キャバ嬢がキラキラしているのは売れていて、華があって、たくさん稼いでいるからです。
月収20万円のキャバ嬢はキラキラして見えないでしょう。
あこがれのキャバ嬢とはたくさん稼いでいるキャバ嬢なのですから、そうなるためにはやはりたくさん稼ぐ必要があります。
では、たくさん稼げるキャバ嬢になりたいと思うならば、どのような働き方をすればよいのでしょうか。
当サイトで筆者がいつも提唱しているのは、
「基本に忠実に、丁寧に接客しよう」
というものです。
しかし、これだけだと抽象的で、よく意味が分からないと思います。
そこで、本稿では稼げるキャバ嬢になるために、ルールを7つに分けて解説していきます。
月収100万円以上稼いでいるキャバ嬢は、誰もが守っているルールです。
【1】お客さんのニーズに応える
お客さんは癒されたい
「お客さんのニーズに応える」ということは、商売ならば当たり前のことです。
お客さんの求めることを満たし、その対価としてお金をもらうのです。
お客さんが喜んでくれなければ、成立しない商売です。
しかし、キャバ嬢の中には、この当たり前のことをよくわかっていない人が非常に多いです。
いや、キャバ嬢に限らず、商売がうまくいかない人の多くは、ここに原因があるものです。
では、キャバクラに来るお客さんのニーズとは何でしょうか。
それはズバリ、「癒し」です。
キャバ嬢をエッチな目線で見ながらお酒を飲みたい、美女を侍らせてお酒を飲みたいと考えるキャバ嬢もいますが、それはあまりに単純な考え方です。
もっと深く見てみれば、お客さんが癒されたいと考えていることが分かります。
会社の人間関係に疲れている、仕事が上手くいかない、家庭内で不和に悩んでいるなど、心に穴が開いている人が、楽しく会話をして、自分の話を聞いてもらって、癒されたいと考えているのです。
その癒しを提供しようと努力すれば、キャバ嬢という仕事は必ず努力が実る仕事でもあります。
美人でも癒せなければ稼げず、それほど美人でなくとも癒すことができれば稼げる仕事です。
癒されたいというのがお客さんのニーズであり、癒すことがキャバ嬢の仕事なのですから、当然のことですね。
癒しにお金を払ってくれる
もちろん、お客さんは、「あわよくば」と考えていないわけではありません。
あわよくば、お気に入りの女の子といい関係になって、肉体的な満足を得られればラッキーというのは、男ならば誰だって考えることです。
しかし、それは「エッチしたくないといえば嘘になる」くらいのもので、それよりもずっと癒しを求めているお客さんのほうが圧倒的に多いです。
もし、エッチが究極の目的ならば、風俗に行けばいいだけです。
1回キャバクラで遊ぶお金があれば、安い風俗ならば2回、3回と遊ぶことができるでしょう。
それをせずにキャバクラに遊びに来て、高いお金を払ってお酒を飲みます。
お酒が飲みたいだけならば、居酒屋の方が安上がりなのに、敢えてそうしています。
これはやはり、風俗や居酒屋では得られない、癒しを求めているからなのです。
もっとも、何を以て癒しとするかは、お客さんによって異なります。
お気に入りのキャバ嬢に話を聞いてもらって、お酒を飲んで癒される人もいます。
キャバ嬢の色恋営業を楽しんで、モテていると感じて癒される人もいます。
キャバ嬢の接客によって、特別扱いされていると感じ、承認欲求を満たして癒される人もいます。
特に、承認欲求を満たしたいというお客さんは多いです。
仕事で失敗をしたり、自分よりもデキる社員がたくさんいたり、奥さんと喧嘩をしたり、子供から邪険に扱われたりすると、誰でも自信を失うものです。
それを、会社では「努力不足」「能無し」などと言われ、家庭では「甲斐性なし」と言われることもあります。
しかし、キャバクラに行けば、お気に入りのキャバ嬢が真剣に話を聞いてくれます。
自分のことを尊重してくれ、味方になってくれます。
見失っていた自分の価値も再認識できます。
これは、大きな癒しになります。
お客さんのニーズはここにあります。
お客さんは、この癒しにお金を払っているのです。
【2】お客さんに「モテている」と思わせる
お客さんはモテたいもの
2番目のルールは、お客さんに「モテている」と思わせることです。
接客の中で、お客さんと話すことを喜んだり、お客さんを褒めたり、お客さんの話すことを決して否定せずに聞いて味方になったりすることで、お客さんにモテていると思わせるのです。
普段、味方が少ないと感じ、寂しくて癒しを求めてキャバクラに来ているお客さんは、味方してもらうだけでうれしいものです。
話を嬉しそうに聞いてもらうだけでも楽しいのです。
「この子は俺のことをわかってくれる」「この子は俺に気があるのかもしれない」などと思う人もたくさんいます。
売れないキャバ嬢は、これを逆に考えていることがよくあります。
「お客さんとの出会いを喜ぶ」のではなく、「お客さんが私との出会いを喜ぶために来ている」というように考えてしまうのです。
キャバ嬢は基本的に美人であり、これまでもモテた経験がある女性が多いですから、どうしてもそのように考えがちですが、これは大きな間違いです。
そのような勘違いをすると、もっとキレイになろう、もっと興味を持ってもらおうという努力ばかりするようになります。
もちろん、それも大切な要素ではありますが、それよりもお客さんに興味を持つことがずっと大切です。
うだつの上がらない中年男性でも、キャバクラにきてお金を払えば、普段ならば会話できないようなきれいな女性から、無条件でモテることができます。
そう考えれば、お客さんが高いお金を払う理由も、なんとなくわかるのではないでしょうか。
この点が分からず、キレイになれば指名をもらえると考え、お客さんからモテようとばかりしているキャバ嬢は、指名をもらえなくて当然です。
お客さんを褒めよう
お客さんにモテている実感を持たせることは、そう難しいことではありません。
お客さんを褒めると、非常に効果的だからです。
お客さんは、キャバクラでお酒を飲みます。
お酒を飲んでいる時は、誰しもいい気持ちで飲みたいものですから、そこで褒めて、持ち上げてくれる人がいると非常に気分が良くなります。
お客さんの会話でポイントを見つけたり、お客さんの見た目からポイントを見つけたりして、たくさん褒めれば、それだけでお客さんは喜びます。
普段褒められることがない人ならばなおさらです。
したがって、接客の際には毎回褒めることが大切です。
褒めることは、承認欲求を満たすと同時に、お客さんが「この子、俺のこと好きなのかも?」と思うことにもつながります。
聞き上手になる
また、お客さんがモテている実感を得るためには、キャバ嬢は聞き上手にならなければなりません。
聞き上手というのは、単にじっくり話を聞いていることではありません。
適切にリアクションをしながら、お客さんが気持ちよく話せるように雰囲気を作るのが「聞き上手」です。
お客さんの中には、酔いが回って話がよくわからなかったり、話が下手で聞いていても楽しくない人もいると思います。
それでも、ニコニコしながら興味津々という風に話を聞き、さらには
アッハハハハハッ!その話おかしい!!
えっ!?ほんとですか??それすごいですね!!
といったリアクションをすれば、お客さんは気持ちよくなりますね。
自分の話がウケると思えば、お客さんは気持ちよく話すことができます。
芸人がよく言うことですが、ライブ会場が温まっているか、冷めているかによって、トークしている時の気持ちよさは全く違うといいます。
お客さんが「この子とは相性がいいな」と感じ、指名してくれる可能性も高まるでしょう。
お客さんの外見的な要素でも、たくさん褒めるのがいいでしょう。
あ、髪型変えました?すっごく似合ってますよ!
今日は珍しく落ち着いたネクタイしてますね。
それもかっこいいですよ!
といった感じで褒めるのです。
良いリアクションでお客さんをたくさん褒めるということは、お客さんの容姿やトークを「高く評価している」ということにもつながります。
だからこそ、お客さんは「この子はちゃんと特別扱いしてくれる」「この子は敬意を払ってくれる」と思います。
それがモテている実感につながります。
普段、会社や家庭でうまくいかず、自分はつまらない男なのではないかと自信を失っているお客さんも、自信を取り戻し、高いお金を払ってくれるのです。
フリーで新規のお客さんに付いたら、お客さんを褒め、いいリアクションをし、聞き上手になってみてください。
リアクションが極端に下手ならば少し問題ですが、お酒の席ですし、少々のことは多めに見られます。
リアクションをしないよりも、下手ながらもリアクションをした方が絶対に喜ばれます。
そうすれば、場内指名や次回以降の本指名につながる可能性は、今よりも確実にアップするに違いありません。
【3】口説きに強い
キャバクラは口説かれる場所
お客さんにモテている実感が出てくれば、お客さんもキャバ嬢のことが気になりだします。
場内指名も増えていくことでしょうし、お客さんは「この子、もしかしたらイケるかも?」とも思います。
そうなると、どうしても口説かれるようになります。
それまでは、お客さんも疑似恋愛だとわかっているものですし、口説いても冗談めかしていることが多いのですが、お客さんが本気モードに入ってくるのです。
そのとき、ストレスを感じすぎるキャバ嬢は、売れっ子になるのが難しいです。
キャバクラで売れようと思って、お客さんを褒めて、口説かれて、そのたびにストレスを感じていたのでは、どうしてもやっていけません。
ですから、考え方を変えて「キャバクラはそういうところ」と思い、お客さんから口説かれても本気にしないようにしましょう。
これができれば、随分と働きやすくなります。
お客さんだって、「キャバクラはそういうところ」だと思っているのです。
これが会社ならば、社内の女子からちょっとモテたと思ったくらいでは、なかなか口説いたりできないものですし、そんな機会はほとんどの男性にはないでしょう。
それでも、キャバクラでは結構簡単に口説いてきます。
いくつかのお店で、同時に複数のキャバ嬢を口説いていることもあります。
ですから、キャバ嬢側も「そういうもの」と考えたほうが良いのです。
口説きの回避
ベテランキャバ嬢になると、口説かれる雰囲気になると話題を変えるなどして、うまくかわしていくテクニックを持っています。
しかし、経験が浅ければそれは難しいでしょう。
そこで、ひたすら褒めたり、リアクションしたりすることで回避することを考えてください。
例えば、
○○さんって絶対モテるでしょ。
彼女になったら心配すぎ!
などと言ってみるのです。
そうすれば、お客さんはモテている実感を損なうことなく、徐々に会話を逸らしていくのに役立ちます。
お客さんが離れても気にしない
それでも、中には「モテているっていうのは俺の勘違いだったのか」と考え、時には恥ずかしさや苛立ちなども抱き、お店に来なくなってしまうこともあります。
口説かれて困るキャバ嬢も、多くはこの点を気にしています。
せっかくの指名客を逃したくないのです。
しかし、これもあまり気にしないことが大切で、「そういうもの」と考えてください。
そもそも、キャバ嬢とお客さんが本気で恋愛関係に陥ることは、ほとんどないことなのです。
お客さんが口説きに失敗してお店に来なくなっても、キャバ嬢がそれまでにしっかり接客できていれば、他の多くのキャバ嬢よりもお客さんにとっては癒しになっていることでしょうから、また戻ってくる可能性が高いです。
そうでなければ、売れっ子なんてありえなくなってしまいます。
売れっ子はお客さんから好かれており、口説かれることも多く、それでいてお客さんとは付き合いません。
口説きを断るたびにお客さんが離れていくならば、売れっ子など誕生するはずがないのです。
しかし、売れっ子は口説きを回避し、それでもやはり売れっ子です。
口説けなくてもいいと考えるお客さんや、口説けなくて一時期は離れていても、結局戻ってくるお客さんが多いからなのです。
【4】自分を演出する
シナリオを作ってうまく断る
お客さんの口説きは、時にしつこいと感じられることもあります。
特に、腕一本で成り上がった社長などは、キャバ嬢にとっては逃したくない太客になり得ますが、その性格ゆえに強引に口説いてくることもあるのです。
あまりにも強引すぎれば、お店が対処してくれると思いますが、そうなるとお客さんが不快になるのは免れません。
一番良いのは、お客さんを不快にさせずに断ることです。
そこでキャバ嬢は、自分を演出することが大切です。
指名客とは、同伴もすることと思います。
キャバ嬢としては、同伴は仕事の一環なのですが、同伴をしたお客さんはプライベート感覚です。
そのため、同伴を経験すると、
お店が休みの日にデートしようよ!
などと言ってきます。
このとき、うまく断るためには、自分を演出することが大切です。
つまり、自分のシナリオを作るのです。
嘘でもいいので、親の介護をしているとか、昼間は学校に通っているとかのシナリオを作り、
すみません。
親の介護をしているので、あんまり自由な時間がないんです。
すみません。
学校に通っていて、夜は働いてるので課題が溜まってるんです。
などと断るのです。
そうすれば、お客さんは「フラれた」と感じることはないわけですから、不快にさせることなく断ることができます。
もっとも、「親が病気で看病する」とか「親の介護をする」といったネタでは、なんとなく暗いイメージがするものですから、そこから色々会話が広がることはありません。
「学校に通っている」というならば、会話が広がっていき、「どんな勉強しているの?」などと言われるため、シナリオを細かく設定する必要があります。
色々と聞かれたくなければ、あえて多少暗いネタにしておき、盛り上げるためにも明るいネタが良いなら、詳しくシナリオ設定して明るいネタで断ると考えましょう。
キャバクラは演じるところ
この時、「それはシナリオというより嘘じゃないの?」と考え、後ろめたく思ってしまう人もいます。
しかし、これも「キャバクラはそういうところ」と考えましょう。
そもそも、キャバクラはお客さんに夢を見せる場所です。
普段ならば会話できない綺麗な女性と、お金を払うことでどんな会話でもすることができるのです。
キャバクラという空間にしても、非常にゴージャスなもので、普段は平均的な生活をしている男性が、きれいな女性と一緒に、ゴージャスな空間で飲めるというのは、夢のような時間でしょう。
キャバ嬢は、お客さんに夢を見せて、癒して、お金をもらっているとも言えます。
休みの日は、一日中スウェットで過ごし、すっぴんでコンビニに出かけるようなキャバ嬢でも、出勤の時はバッチリ化粧し、ドレスを身にまとい、接客するのです。
これも、夢を見せるためです。
ならば、話す内容だけがすべて真実でなければならないわけがありません。
話す内容も、お客さんに夢を見せるためのもので良いのです。
お客さんが口説いてきたとき、真っ向から断るのではなく、シナリオによって断ることによって、お客さんの夢を壊さないようにするのです。
それも、キャバ嬢の大切な仕事です。
【5】営業メールを磨く
お客さんを巻き込んだメール
ここまでのルールを全て修得しても、まだ不十分です。
キャバ嬢には営業メールがつきものであり、これができないキャバ嬢はたくさん稼ぐのが難しいからです。
最近は、営業にラインなどのメッセージアプリを活用しているキャバ嬢も非常に多くなっていますが、ラインでもメールでも基本的に同じだと考えてください。
営業メールでは、単にお店に来て欲しいといった内容を送っているだけでは、絶対に売れっ子にはなりません。
営業メールを送ることで、お客さんが自然と足を運びたくなるようにするのが営業メールです。
そこで大切なのが、お客さんを巻き込んだメールを送ることです。
お客さんに興味を持ちながらメールすると考えれば、分かりやすいかもしれません。
例えば、お店に来て欲しいからと言って、
今日は新しいドレスで出勤してるので見に来ませんか?
などと言うのでは、お客さんはげんなりしてしまいます。
しかし、
今日は新しいドレスで出勤しています。
○○さんが好きって言ってたのでミニドレスにしたんですけど、見に来ませんか?
などと言えば、お客さんを巻き込んだ効果的な営業メールだといえます。
返信がなくてもいい
このとき、お客さんから返信がなくても、返信がないことを咎めたり、落ち込んだりしてはいけません。
お客さんにも生活や仕事があるのですから、返信できないこともありますし、お店に行きたくてもいけないときがあります。
それでも、必ずメールは読んでいます。
そのメールが自分にも関心を持たれていることが分かる内容ならば、読むだけで嬉しくなっています。
それが、近い将来の来店と指名につながるのです。
もし、営業メールが来ることを嫌がって、迷惑に思っているならば、着信拒否すればいいだけのことです。
ラインならばブロックすればいいでしょう。
そうすることなく、ラインならばちゃんと既読マークがついているということは、嫌がってはいないのです。
男性というのは案外単純で、気にかけてもらうだけでも嬉しく思うものです。
相手を巻き込んだ営業メールでも、嬉しく思います。
何しろ、出会い系サイトでサクラから送られてくるメールで喜んでいる男性がいるくらいですから。
誰にでもできるメール術
営業メールになれていないキャバ嬢は、日記風のメールを送るのが良いでしょう。
ブログなどに日記を書くのではなく、お客さん個人宛に書いてくれるのですから、非常に満足度が高いです。
この時も、お客さんを巻き込むのがポイントです。
今日、○○さんが紹介してくれたラーメン食べに行きましたよ。
すっごく美味しかったです!また美味しいラーメン屋教えてください~。
といった内容です。
もちろん、お客さんの巻き込み方は色々で、お客さんの趣味に合わせた巻き込み方も効果的です。
例えば、
今日、○○区に新しくできたツタヤに行って来たら、本すごく多くてびっくりしました!読書が趣味だから、○○さんはもう行ったかな?今度おすすめの本教えてください。
といった内容です。
このメールを読んだら相手はどんな顔をするだろう、ニコニコするだろうか、と考えながらメールを送るのがポイントです。
【6】お店の子との連帯感
ヘルプの重要性
次に、お店の他のキャバ嬢との連帯感の重要性についてです。
そもそも、月100万円稼ぐキャバ嬢になるためには、たくさんのポイントを稼いで時給を上げ、高時給で出勤して稼いでいくことになります。
つまり、たくさん指名されることが重要です。
しかし、たくさんの指名を受けるということは、同じ時間帯に複数のお客さんから指名を受けるということで、一度に何人もの相手をすることになります。
ひとつのテーブルに座り続けるのではなく、一定時間ごとに指名されたテーブルを回っていくことになります。
そこで、チームプレイが重要になってきます。
自分が指名されたテーブルを離れている間は、お店の他の子がヘルプに入り、つないでくれるからです。
このとき、せっかく指名されたキャバ嬢が席を温めていても、ヘルプで入ったキャバ嬢が協力的ではなく、お客さんが冷めてしまったならば、お客さんの満足度は下がります。
また、お客さんの数に対してキャバ嬢の数が少なくなってしまう場合には、お客さん3人に対してキャバ嬢2人で接客することもありますが、このときもコンビネーションが非常に重要です。
何しろ、盛り上げる側が少ないのですから、いつも以上にリアクションを大きくし、まんべんなく気を遣わなければなりません。
コンビを組むキャバ嬢同士が険悪で、足を引っ張り合っているようでは、お客さんは満足できないでしょう。
お店の子と連帯感を作るためには、自分がまず周りをフォローしようとすることが大切です。
それができずに、人気者だからと言ってお高く止まっていたのでは「いけすかない」と嫌われ、協力を得られなくなります。
しかし、普段自分から周りを気遣い、一生懸命にいい仕事をしようとしている人気嬢は、周りからのあこがれとなり、積極的に協力を得られるようになります。
【7】仕事の徹底
徹底的な態度
どんな職業にせよ、最終的には「徹底的にやる」ことが唯一無二の成功法則となります。
キャバ嬢の場合には、お客さんを喜ばせるのが仕事なのですから、「お客さんが喜ぶまでやる」ことが重要と言えるでしょう。
文字にすると簡単そうなことですが、実際には難しいことです。
普通の仕事よりも、キャバ嬢の方がずっと難しいでしょう。
なぜならば、キャバクラに来るお客さんは高いお金を支払っていますし、お酒も飲んでいますから、文句を言われることも多いからです。
そのような状況の中で、「喜ぶまでやりぬく」というのは容易なことではありません。
しかし、お客さんの全てが高所得というわけではありませんし、結構無理して遊びに来ているお客さんもいるのです。
中途半端な接客では怒るのも仕方のないことです。
逆に言えば、中途半端な接客にならないよう、「お客さんが喜ぶまでやる」と決めてやっていけば、文句を言うお客さんも減っていくものです。
とにかく出勤しよう
徹底的な態度でお客さんに満足してもらうためには、とにかく出勤することが大切です。
いくら徹底的にやる気持ちがあっても、経験が伴わなければ、やる気ばかりが空回りして、うまくいかないものです。
まずはたくさんの経験を積むために、体を壊さないように気を付け、できるだけ出勤をしましょう。
営業メールも、真剣に、マメに送るようにしてみてください。
その中で、本稿で述べた7つのルールを強く意識して、お客さんを喜ばせることに徹してください。
そうすれば、だんだんとお客さんを喜ばせられる仕事ができるようになるものです。
そうなれば、月収100万円以上も夢ではありません。
まとめ
本稿を読むと、真新しいことはなかったという印象を抱いた人もいると思います。
しかし、それも当然ことで、キャバ嬢として成功を収めるためには、常人には習得できないテクニックなど、何も必要ないのです。
基本的なことを真面目に、丁寧に取り組むことで、稼ぎは確実に伸びていきます。
もちろん、キャバ嬢は高時給の仕事ですから、やはり「楽して稼ぎたい」「お酒飲んでれば稼げるなんていいじゃん」などの動機でキャバ嬢になる女性が多いです。
だからこそ、基本的なことを丁寧にこなせるキャバ嬢は少ないとも言えます。
資本主義社会においては、支払われる報酬こそあなたの価値なのです。
100万円もらえるキャバ嬢は、それだけの価値がお店にとって確実にあるのです。
その価値を認められるためには、不真面目でいられるわけがありません。
皆さんも、是非本稿のルールをもとに努力して、努力を収入に変えてほしいと思います。