5分が勝負!フリーの客から指名をもらう接客術

「大して可愛くないのに、毎日のようにフリーの客から指名をもらっている」

そんなキャバ嬢がいます。

ルックスが良いのにフリーの客から指名をもらえないキャバ嬢、ルックスが普通なのにフリーの客からたくさん指名をもらうキャバ嬢、その違いな何なのでしょうか?

最初の5分の大切さ

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売れるキャバ嬢の中には、一目ぼれさせる技術が特に優れているキャバ嬢がいます。

客に選ばれることがとても大切になるのですが、そのための制限時間は5分と考えてください。

キャバ嬢を席につける「つけまわし」がフリーの客に紹介して席に着き、簡単に挨拶などを済ませると、また黒服に呼ばれて別の客の席に行きます。

この時、キャバ嬢としては客に場内指名をしてもらう必要があります。

もしそうでなければ、永遠にフリーの客を回り続けるだけになります。

私の友人のキャバ嬢は、初めての出勤の際には指名をもらうことができず、最後の1時間は待機席でただ待機していたそうです。

他のキャバ嬢は新人でも指名をもらっているのになぜ自分はもらえなかったのか・・・。

最初はあの子のほうが可愛いから?と考えていたのですが、どうもそれは違うらしいと後に分かったそうです。

そもそも、キャバクラで働いている以上、キャバ嬢は一定水準以上のルックスを持っているものです。

何らかの魅力を持っているキャバ嬢もいます。

その上で差が出るのです。

客にとって、この子のことはまだよく知らないけれども、なんとなくもう少し一緒に話していたいと、5分間の間に思われているかどうかの違いです。

それはルックスや会話の楽しさも確かにあるのですが、それ以上に印象が良いか悪いかによります。

場内指名をどんどん取っていくキャバ嬢というのは、すごく好印象なのです。

このことはキャバクラに限ったことではありません。

あなたも、学校や、職場や、それ以外の場所において、特別目立つ何かがあるわけではないものの、たしかに人気がある女性というのを見たことがあるでしょう。

その様なキャバ嬢が場内指名をどんどん取っていきます。

 

第一印象の持つ力は偉大です。

心理学においてもそれは認められており、専門用語では「初頭効果」と言います。

第一印象がその後の人間関係に影響するというものです。

それがあることから、初めに良い印象をもっていたならばその後の付き合いは良好になりやすく、反対に悪い印象をもっていたならばその後の付き合いも悪くなります。

 

最初に悪い印象を与えてしまうと大変です。

悪い印象をくつがえして良い印象を与えるためには、その8倍の時間がかかるとされているのです。

キャバ嬢という仕事は、客から好かれなければ商売あがったりです。

出来るだけたくさんの客から好かれる必要があります。

好かれるための努力をしなければ、客はほかのキャバ嬢をどんどん指名していき、いつまでも指名をもらうことができません。

話を戻しますが、以上のことからフリーの客につくときには、5分間で好印象を与える必要があります。

もし悪印象を与えてしまえば、心理学の観点からいえば8倍に当たる40分もの時間がかかります。

しかし、好印象を与えられなかった客と40分も話をする機会は与えられませんから、結局もうその客とは無縁になってしまいます。

この様な理由から、キャバ嬢は5分間で好印象を与える、つまり一目ぼれさせる必要があるのです。

 

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売れっ子キャバ嬢を真似してみよう

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キャバ嬢は、見た目が重要です。

見た目がすべてではありませんが、見た目がよいことで客から気に入られる可能性はうんと高まります。

ドレスやスーツ、靴、持ち物、髪型、化粧などと言った外見上のことが大切であるほか、表情、しゃべり方、しぐさと言ったものも見た目にあたります。

それらのすべてを気にかける必要があります。

キャバ嬢は見た目だけではなく、客への気遣いやトークスキルも必要なのですが、それらは一朝一夕にどうできるものでもなく、接客の経験を積み重ねていく中で身に付けていかなければならないものです。

しかし、キャバ嬢になったばかりならば、見た目を大切にするといってもどこをどうすればよいのかあまり分からないでしょう。

そこでどうするかと言えば、自分のお店のナンバーワンキャバ嬢をまねるのがオススメです。

たかが真似、されど真似です。

真似するだけで確実に新人っぽさは薄れますし、成長率も確実に高まります。

なぜならば、外見を真似することによって、真似する人の心理には確実に良い影響が現れるからです。

 

具体的には、以下の様な良い影響が現れます。

これらは心理学でも認められていることです。

  • 積極的になる
  • 自信が湧く
  • 満足度が上がる
  • 不安が軽減される

人は、外見を変えることによって、無意識のうちにその外見にふさわしい自分になろうとします。

これは医学的にも取り入れられていますね。

メイクセラピーというのがそれに当たります。

 

老人ホームで中心に行われているセラピーであり、お年寄りに化粧をすると、会話が増える、何かに積極的になる、痴呆症の症状が軽減されるなどといった反応が現れます。

もしあなたが中学生や高校生の頃、スカートを短くしたり、シャツをスカートから出したり、校則違反をしたことがあるならば思い当ることがあるでしょう。

その様なことをしてみると、なんだか可愛くなったような気がして、心まで明るくなって、男子に積極的になったりするものです。

外見が内面に与える影響のいい例です。

キャバクラでも、出勤準備の時に化粧をびしっと決めて、身なりもおしゃれに飾り、ナンバーワンキャバ嬢に近い身なりにしてみると、自分も売れっ子の仲間入りをしたような気分になります。

接客の際、新人ですから内心びくびくしているかもしれません。

気の利いた会話もできないかもしれません。

しかし、それでも客は喜んでくれることの方が多くなります。

なぜならば、外見を整えて自分を演出することによって、確実に第一印象が良くなりますし、自分でも自信が湧いてくるため、積極的になることができるのです。

これが、客に喜ばれる理由です。

 

喜ばれる経験を積んでいくことは、とても大切なことです。

これは、外見に自信がないキャバ嬢にとっては特に大切なことです。

外見に自信がないことは確実に会話の自身を失う事にもつながりますが、外見を整えることによって内面が向上していきます。

 

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客と似ていることを伝える

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上記のことから、外見が内面に及ぼす効果を知ったと思います。

次に、会話を見ていきましょう。

フリーで客につく5分間では、挨拶くらいの簡単なやりとりしかできません。

そこで、外見によって言葉以外のメッセージを発信することができます。

このほかにも、言葉以外でメッセージを送る方法があります。

こんな話があります。ある時、1人の客に5人のキャバ嬢がついて接客したことがありました。
私の友人は客をとろうと必死になりましたが、客から一番遠い席になりました。

客を獲得するためにはかなり不利です。

会話もできません。

そこで、ダメで元々と思い取り組んだことがあります。

それは、心理学でいうミラーリングという技術です。

ミラーリングとは、相手と同じ動きをすることです。

例えば、相手がお酒を飲んだら自分も飲む、相手がごはんをたべたら自分も食べる、相手が頭を触ったら自分も触る、単にそれだけのことですが、こうすることによって相手は確実にシンパシーを感じるようになるのです。

 

私の友人はそれを実践しました。

客が水割りを飲めば自分も飲み、相手と同じ姿勢を取りました。

ひたすらそれをやっていると、客が、

ちょっとそこの子、こっちにおいで。

と言ってきたのです。

その客はそれ以降も彼女を指名し続けたそうです。

 

キャバ嬢の世界では、客を見ればキャバ嬢のキャラが分かるといいます。

あくが強い客ばかりから指名を受けているキャバ嬢は同様にあくが強く、優しい客ばかりから指名を受けているキャバ嬢は同様に優しく、陽気な客ばかりから指名を受けているキャバ嬢は同様に陽気で、几帳面な客ばかりから指名を受けているキャバ嬢は同様に几帳面です。

 

このような人間関係について、ある調査があります。

学生寮での交友関係を観察したのです。

初めは部屋が近い人同士が仲良くなったのですが、時間と共に相手の人間性が分かると、部屋が遠くとも考え方や態度が似ている人同士が仲良くなるというのです。

このことからも、似ている人同士が惹かれあうことが分かります。

このことから、ミラーリングを使って自分と客が似ていることをアピールすると、好印象を与えることができます。

 

例えば、お酒を飲むタイミングを合わせる、前のめりになったら自分も前のめりになるなどです。

もし客が足を組んだ時には、キャバ嬢としては足を組むというのは好ましくないので、腕をクロスさせることでミラーリングを行います。

このほか、同伴で食事をするときには、同じ食べ物を注文する、同じ食べ物を注文するのが効果的です。

気を付けるべきことは、相手から真似をしているとばれないように気を付けることです。

もしばれてしまえば、効果はなくなってしまいます。

ミラーリングを行えば、たとえ一言も発していなくとも、相手に好印象を与えることができるのです。

 

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声合わせをしてみよう

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初めの5分は、見た目で勝負し、ミラーリングを行ってアピールしていくことですが、実際に言葉を交わすことになったならば、次のテクニックを実践してみましょう。

それは、声のトーンなどを合わせるという事です。

新人のキャバ嬢にありがちな失敗があります。

それは、キャバ嬢は明るく愛嬌たっぷりというイメージから、客に就くときに明るく挨拶をし、その声のトーンや大きさを維持したまま客と話すという事です。

それ自体はそれほど問題にはならないのですが、もしその客が暗い客でぼそぼそと話すような場合には失敗になりかねません。

その様な客だからこそ盛り上げなければと思い、さらに明るく振る舞えば失敗は加速します。

客はそのテンションに疲れてしまい、「ちょっと黙っとけ」となりかねないのです。

とはいえ、実際に会話が始まってみなければその客が明るいか暗いかはわかりませんし、第一印象で元気がないキャバ嬢だと思われるとまずいので、挨拶では明るく振る舞うのが大切です。

彼氏と会ったときの様なイメージで挨拶しましょう。

 

しかし、挨拶が終わったらすぐに相手のトーンに声を合わせましょう。

笑顔も忘れずに。

挨拶が終わって相手が話し始めたら、相手に合わせましょう。

これもミラーリングの一種です。

合わせるポイントは、声のトーン、テンポ、大きさです。

初めは、相手にしゃべらせてみます。

姿勢を合わせて声を合わせて一体感を作るために、それが必要です。

もし客がぼそぼそしゃべる客だったら、そのゆっくりとして低い声に合わせてしゃべりましょう。

客がどのようなことを考えながらしゃべっているのかも考え、気持ちも合わせましょう。

そうすれば、相手と共感した返事をすることができます。

 

当たり前の返事でも、共感する返事をしてくれれば、客は「この子は俺のことは分かってくれてる」と思い、安心してくれます。

感情レベルでミラーリングすることができれば、好印象が得られやすいのでしめたものです。

 

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