【お店選びのコツ】繁盛するキャバクラと衰退するキャバクラ

世の中にはいろいろなキャバクラ店がありますが、その中には繁盛しているキャバクラ店も、衰退していくキャバクラ店もあります。

この両者には、どのような違いがあるのでしょうか。

これを知れば、お店選びに活かすこともできます。

繁盛しないキャバクラ店もある

当サイトを見ている人の中には、これからキャバ嬢になってみたい、そう明確に思っていないもののキャバクラの世界に興味を持っているという人も多いことでしょう。

そのような人たちの目には、キャバクラの世界が華やかに見えていることと思います。

しかし、どの業界でも、華やかな一面とともに暗い一面も持っているものです。

すべてのキャバクラ店が行列のできるお店であり、華やかというわけではないのです。

お客さんの心をつかめずに衰退していくお店もたくさんあります。

では、どのようなお店が繁盛して、どのようなお店が衰退していくのでしょうか。

私が調査を続けていくうちに、いくつかの傾向が見えてきたので、そのことについて解説していきましょう。

 

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繁盛しないキャバクラ店の典型的な例

まず、上下関係があいまいなお店は衰退していくものです。

これは、営業がだらしなくなるからです。

実際に衰退したお店の話ですが、営業中にオーナーが常連客の席につきお客さんと一緒にどんちゃん騒ぎをするというお店がありました。

オーナーがそうなのですから、風紀は乱れてキャバ嬢やスタッフまで騒ぎまくる始末。

気分を害した他のお客さんが、

あのテーブル、うるさいけどどうなってるの?

と聞くと、キャバ嬢は

あれ、よく騒ぐグループだよ。うちのオーナーが混ざるグループで、隣に座ってるのは店長だよ。

と言いました。

お客さんは

なんだ、この店は店長まで一緒に騒ぐのか。

と、ますます気分を害しました。

そのお客さんは、その後何度か通ったようですが、異様な盛り上がりのテーブルに遭遇することがあり、その中には店長がいることを見出したため、やがてうんざりして二度と通うことはなくなりました。

キャバクラには、どんちゃん騒ぎを求めていないお客さんのほうが圧倒的に多いのです。

いい気分で飲んでいたお客さんたちが気分を害するのは当たり前の話です。

このような乱れのあるキャバクラでは、キャバ嬢たちの間でも上下の不協和が表れるものです。

あるとき、新しくキャバ嬢が入店したことがありました。

そのキャバ嬢はルックスもスタイルもよく、愛想もよく、いかにも人気が出そうな子でした。

間もなく、指名客は増えて成績はウナギ登りとなりました。

お店は売れっ子の誕生に喜んだのですが、同僚のキャバ嬢は面白くありません。

もともと人間関係に乱れのあるお店ですから、陰で陰湿ないじめが始まりました。

ロッカーに入っているものが無くなる、たとえばコートやバッグがなくなってしまうのは日常茶飯事です。

靴を隠して帰れなくするということもありました。

ひどいものになると、化粧ポーチの中に女性特有の汚物を入れられることもありました。

いじめているのは、彼女の活躍によって自分の地位に危うさを感じた人気キャバ嬢たちです。

その後も、新人キャバ嬢が売れっ子になるようだと思えば、いじめを繰り返して自ら辞めるように仕向けました。

店長やオーナーは、このようないじめが行われているなどとは知りません。

もとより、たとえオーナーや店長が「みんな、仲良くやりなさい」といったところで、当のオーナーや店長がだらしないのですから、まとめられるはずもありません。

そのお店は、有望なキャバ嬢が入ってもすぐにやめてしまう構造ができてしまっていたのです。

お店にとっては、大きなダメージです。

キャバ嬢はお店の大切な商品なのです。

一般企業で考えるならば、新商品がよく売れると喜んでいたら、すぐに何らかの理由で販売できなくなるようなものです。

開発のためには開発費その他いろいろなお金がかかるのですから、商品が売れなければ経営は傾きます。

キャバクラ店も同じで、求人広告費などをかけてキャバ嬢を募集しているのに、入店してきた有望な子がすぐに辞めていき、キャバ嬢が辞めればそのキャバ嬢のお客さんもお店から離れていくのですから、経営が立ち行かなくなるのは目に見えています。

その一方で、店長は常連客と一緒に騒いで盛り上がっています。

このようなお店が繁盛するわけはありません。

歴史を見ても、その国を治めるべき王様が酒色にふけり、役人も好き勝手やっている国は、例外なく衰退していくものです。

これでは、売上を伸ばせというほうが無理な話です。

そのお店は、いずれ閑古鳥が鳴くようになり、閉店へと追い込まれました。

 

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繁盛するキャバクラ店の典型的な例

逆に、繁盛して売上を伸ばしていくお店は、どのようなお店なのでしょうか。

典型的な例をあげると、店長がキャバ嬢ひとりひとりに、顧客管理表を作ることを義務付けているようなお店は、ほぼ例外なく繁盛します。

少なくとも、衰退していくことはないでしょう。

顧客管理表には、以下のようなことを記録します。

  • お客さんの名前・年齢・職業・趣味など、会話の中で得た細かな情報を記録する
  • 日付別に管理し、そのお客さんに何月何日の何時頃に電話をかけたりメールをしたりしたのかを記録する
  • お客さんがいつ来店して何時頃に帰ったのかを記録する

最近は、電話だけではなく、メールを活用するキャバ嬢がほとんどですから、メールに関しても管理していきます。

顧客が多い場合、このような管理は非常に煩雑になることでしょう。

しかし、いつ電話やメールをしていたかを記録していれば、計画的な営業も可能となります。

営業の効率が上がるため、一見面倒な作業に見えても、結果的には時間の節約になります。

つまり、繁盛するキャバクラ店のキャバ嬢たちは、一般企業の営業マンと同じようなことをしているといえます。

これが徹底されていれば、集客率は確実に上がります。

また、キャバ嬢同士のライバル心もいい意味で刺激されます。

努力の量が成績に比例するのですから、いじめをするよりも自分の努力を徹底したほうがよいと、みんな理解するからです。

キャバクラ店の中にはチェーン展開しているお店もありますが、そのようなお店でも経営者の手腕によって、繁盛するグループと衰退するグループが分かれてきます。

繁盛しているグループは、グループ内のそれぞれのお店を差別化するなどの努力が行われています。

たとえば、A店は大衆店であり、キャバクラ初心者でも気軽に行けるお店にしておき、キャバ嬢たちもバイト感覚の女性を集め、その中にベテランキャバ嬢を少し混ぜておきます。

一方でB店はとにかく若い(20歳前後)キャバ嬢ばかりを集め、若さを売りにします。

C店ではベテランキャバ嬢を集めて高級志向にしておき、キャバ嬢にはきちんと教育を施し、内装もゴージャスにします。

それぞれのお店の料金はサービス内容によって設定し、お客さんは自分の好みに合った店舗選びができるようにしています。

 

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いいキャバクラ店で働こう

このことは、皆さんが働くお店を選ぶ際にも役立つことです。

もちろん、事前にお店の内幕を把握することはできません。

しかし、勤めてから内情を知った後で、そのお店で頑張るのか、他のお店に移るのかを考えることはできます。

例えば、入店したお店において、店長・スタッフ・ベテランキャバ嬢・新人キャバ嬢の境界があいまいであるとか、とにかくどこか乱れていると感じるところがあれば、それは衰退するお店です。

長く続けようとしても、そのお店の集客力は低く、無駄な苦労をさせられる可能性が高いです。

また、キャバ嬢の間で陰湿ないじめが行われているような場合、いくらあなたが頑張って上に行こうとしても、さまざまな妨害を受けたり、いじめの対象になってしまう可能性もあります。

そのようなお店にはさっさと見切りをつけて、他のお店に移るようにしましょう。

キャバ嬢の売りの一つは若さなのですから、商品として価値ある時間を、つまらないお店で費やすのは得策ではありません。

また、入店したお店が、顧客管理表の作成を義務付けるなど、キャバ嬢の成長を促しているお店であれば、長く勤める価値があるお店です。

キャバ嬢が努力しているお店では、周りにはたくさんのお手本がいるわけですから、勉強になることも多いものです。

周囲のレベルが高い環境では、自分だけ努力しなければいつまでたっても売れないキャバ嬢のままですから、嫌でも努力することを求められ、レベルアップしていけることでしょう。

また、お店の集客力は高いため、よいお客さんに巡り合える可能性も高いといえます。

もちろん、衰退していくお店と繁盛していくお店の、どちらの例にも当てはまらない「そこそこのお店」もあると思います。

そのようなお店でも、長く勤めることは可能です。

少なくとも衰退していくわけではありませんし、いじめがなければ上に行ける余地はいくらでもあります。

また、お店から努力を促されなければ、そこそこの働き方をするのが普通です。

周りのキャバ嬢と切磋琢磨することはできませんが、自分が努力するかどうかは自分の問題です。

そのような環境で自分が孤高を貫き、顧客管理表を作るなどの努力をすることができれば、そのお店のナンバーワンも夢ではありません。

 

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