キャバクラの給料システムについて詳しくご存じの方は少ないと思いますが、基本的には固定時給式やスライド時給式、指名バック、売上バックなどを組み合わせています。
また、お店ごとにキャバ嬢のモチベーションを高めるインセンティブを設けています。
キャバクラの給料システム
綺麗なドレスで着飾って働きたい、男性の視線を独り占めしながらお仕事してみたいという方にとってキャバクラはオススメの仕事ではないでしょうか。
現在ではキャバ嬢人気が上昇していますし、一度やってみたい職業としてキャバ嬢が話題に上ることも珍しくありません。
美しく着飾って夜の世界で活躍するキャバ嬢はまさに夜の蝶というべき存在ですし、たくさん稼ぐことのできる夢のようなお仕事だと思っている方も多いでしょうが、キャバクラの給料システムについて詳しくご存じという方は少ないのではないでしょうか。
キャバクラの給料システムですが、基本的には時給スライド式、売上バック、指名バック、固定時給式の四つに分けることができます。
これらが独立して採用されていることはあまりなく、ほとんどのケースにおいて組み合わせて用いられています。
固定時給と売上バック、という組み合わせはもっともメジャーですし、多くのキャバクラで採用されていますよね。
時給スライド式というのは要するに昇給制度のことを指し、指名本数や売り上げが一定の水準を超えると時給がスライドして上がっていくシステムとなります。
売上バック式は自分が売り上げた金額をバックしてもらう方式で、お水の世界では当たり前のように採用されています。
キャバ嬢やホストが信じられないような稼ぎを得られているのも売上バック方式があるからと言っても過言ではありません。
先ほども言ったように固定時給と売上バックがセットになっているお店が非常に多く、普通に働いているだけでも稼ぐことはできますが売り上げを伸ばすことでさらに稼ぐことが可能となります。
ただ、キャバ嬢によっては固定給なしの完全歩合で売り上げの半分を得ているような方もいます。
一晩で1000万円売り上げれば半分の500万円が自分の給与となりますから、夢がありますよね。
指名バック式もスライド時給や固定時給と組み合わせて用いられることの多い給料システムです。
本指名1本につきいくら、という計算をされることが多く、ここのバック率はお店によって大きく変わってきます。
指名本数が多いほど給料が多くなるのは言うまでもないでしょう。
固定時給式というのは成績によって時給の変動がない方式で、安定した給与を得られるというメリットがあります。
しかし、いくら売り上げに貢献しても給与額は変わりませんから、人によってはモチベーションが下がってしまう可能性もありますね。
気になるインセンティブの対象になるもの
キャバ嬢はお店に稼がせてもらうのではなく、自分の実力で稼ぐのが基本です。
実力のあるキャバ嬢になれば給与も増えますし、お店のナンバーワンになることも夢ではありません。
キャバ嬢に憧れる女性が増えた背景には実力でトップを狙うことができるからというのも理由ではないでしょうか。
また、キャバクラでは店舗によってさまざまなインセンティブが存在し、お店の方針や考え方などによって使い分けています。
もっとも代表的なインセンティブだと指名制度があり、指名されたキャバ嬢はそれだけで指名料が給与に加算されます。
指名と言っても二つあり、お客さんが目当てのキャバ嬢を指名する本指名のほか、フリーで訪れたお客さんが気になるキャバ嬢を指名する場内指名があります。
どちらが給与に大きな影響を与えるのかが気になると思いますが、やはり本指名の方が給与額には影響します。
同伴も有名なシステムですが、これはキャバ嬢がお店に出勤する前にお客さんと食事などを楽しんでから一緒にお店へ行くことです。
早い時間帯から集客に貢献するという理由からインセンティブをつけているお店が多く、同伴するだけでキャバ嬢にはお金が入ってきます。
指名してくれたお客さんのテーブルでボトルを入れてもらったらインセンティブが発生します。
周りにヘルプがついていようが基本的には担当キャストにインセンティブが発生します。
ボトルのキープはもちろんですがワインやシャンパンなどを入れてもらっただけでもOKです。
どの程度のインセンティブになるかはお店によって大きく異なりますから、気になる方は面接時にチェックしておきましょう。
また、お客さんのテーブルでドリンクをごちそうになれたら100~500円程度のバックが入ることがほとんどです。
このようなドリンクバックはたいていのキャバクラで採用されています。
一ヶ月に何日以上出勤するとインセンティブが発生するという仕組みになっているキャバクラも少なくありません。
基本的にキャバクラはキャストあってこそですから、いないと営業することができません。
キャバ嬢のモチベーションを上げるためにもこのようなシステムを採用しているお店は非常に多いです。
また、キャストが自分の友人などを紹介して入店させると紹介料のような形でキャバ嬢に反映されることも多いですね。
お店としてはスカウトや求人媒体を介して入店してもらうとお金がかかってしまいますから、できるだけキャストの人脈で紹介してほしいと思っています。