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お客さんから「守ってあげたい」と思われるストーリー

キャバクラでお酒を飲むのは決して安くありません。

居酒屋で飲めばおいしいものを食べながら安く飲めるのに、なぜ男性はわざわざキャバクラに来るのでしょうか。

承認・支配・優越という欲求

なぜ男性がわざわざキャバクラに来るのか?それは、男性が強く抱く欲求である「承認欲求」「支配欲求」「優越欲求」を満たすためです。

キャバ嬢として成績を上げていくにあたっても、この欲求を満たすというのはとても大切なことです。

だからこそ、承認欲求を満たすキャバ嬢の基本的なテクニックに「ほめる」というテクニックがあるのです。

ちなみに、これらの欲求は男性特有のものではなく、女性も持っている欲求です。

そのため、お店での人間関係を円滑に進めるときにも使うことができます。

さて、本稿ではこの欲求を踏まえつつ、お客さんから「守ってあげたい」と思われるテクニックをお教えします。

簡単に言えば、悲しいストーリーを利用してそのように思わせるテクニックです。

お客さんに効果的に自分を印象付けるためには、以下の三つのことがポイントとなります。

  • ・お客さんに「すごい」と言わせない
  • ・悲惨な自分のストーリーを作っておく
  • ・悲惨なストーリーに引いてしまうお客さん用に、応援したくなる少しだけ悲しいストーリーを作っておく

という事です。

一番目の「お客さんに『すごい』と言わせない」の理由は言うまでもないですね。

売れないキャバ嬢の典型的な例が褒められたがりのキャバ嬢だからです。

お客さんはキャバ嬢から褒められて承認欲求を満たしたいと思っているのに、キャバ嬢が自慢話をペラペラとしゃべって褒められたがっていたのでは興ざめしてしまいます。

本稿で重点的に説明したいのは二番目と三番目のポイントです。

売れるキャバ嬢は悲しいストーリーを持っていることが多いものです。

本当に悲惨な境遇にいたキャバ嬢がそのまま話していることもありますし、ストーリーを作り上げているキャバ嬢もいます。

そのようにして悲しいストーリーを持っていると、お客さんは親身になってくれます。

最初は色恋目当てだったお客さんが、それを通り越して親身になってくれることさえあるのです。

最初にフリーで来店したお客さんと徐々に信頼関係を築いていき、信頼関係がある程度出来上がってくると、お客さんは純粋な関心から「この子はほんとはどんな子なのだろう?」と思うものです。

9割以上のお客さんは、その関心から「なぜキャバ嬢をやっているの?」「昼は別の仕事をしているの?」などと聞いてくるものです。

このような質問がきたらチャンスです。

お客さんがあなたに興味を持っていることの証拠であり、今までは聞くことを主体として接客してきたあなたに話してほしいと思っている証拠です。

ここでいかに印象付けるかによって、今後のも響いてきます。

そこで、悲しいストーリーを使って印象付けるのです。

 

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悲しいストーリーの具体例

では、実際に売れっ子キャバ嬢たちが使っている悲しいストーリーには、どのような物があるのでしょうか。

具体例をいくつか挙げてみましょう。

わたし、母子家庭なんですよ。

もうお母さんは結構年で色々なことができなくなるのはそう遠くないだろうと思うんです。

お母さんは私しか頼る人がいないので、生活費は私が稼がないといけないんです。

お昼は別のアルバイトをしてるんですけど、それだけではとても足りないです。

親と昔から仲が悪くて、高校卒業したらすぐに飛び出してきちゃったんですよね。

友達は皆大学に行っているので私も行きたいんですけど、飛び出した手前いまさら親を頼ることはできませんから、キャバクで学費を貯めてるんです。

小学生の頃に両親が死んじゃって、おばあちゃんと暮らしてたんですよね。

高校には行ったんですけど、もう今ではおばあちゃんも頼れなくなって。

それでキャバクラやって生活費稼いで自立したんです。

おばあちゃんの入院費も稼がなくちゃいけないし。

高校を卒業してすぐに結婚しちゃったんですけど、離婚したんです。

高校卒業してから何もしてなかったからOLとか無理だし、私でもできるかなって思ってキャバ嬢になりました。

 

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あんまり人に言わないんですけど、将来音楽でやっていきたくて。

たまにライブハウスで歌ったりするんですけど、それだけじゃ食べていけませんから。

将来、喫茶店を開きたいんです。

そのためには店舗費用とか経営の勉強とか色々必要ですから、まずは大学で経営の勉強をしたいなと思って。

その学費のためにキャバ嬢をやっています。

このような具体例を読んでみると、このようなストーリーが男性の承認欲求・支配欲求・優越欲求を満たすことが分かると思います。

つまり、このようなデリケートなことやプライベートなことを話してくれたという思いから、

俺を信頼してくれているんだな→承認

この子がうまくいくようになにかアドバイスをしてあげよう→優越・支配

となるのです。

 

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他にも、悲しいストーリーを話すことは相手の様々な面を刺激します。

人は親密になる時いくつかの感覚を得ているとされますが、悲しい話を聞くことによって弱い面やプライベートな面に触れていくうちに、相手は自己重要感が増していくのです。

つまり、自分が必要とされていると感じ、自分を必要とする人に対して、その人の安定に責任を持つことができるという感覚です。

例えば、上司からなぜか特に可愛がられる部下がいるものですが、そのような部下は総じて可愛げがあるものです。

普段はしっかりしているのにどこか頼りげがない、弱さがあるなどといった人を守ってあげたくなるのです。

ですから、悲しいストーリーを話すのももちろん良いのですが、ほかにも弱みを見せる話し方を挟んでいくと良いでしょう。

例えば、

私って完璧主義って思われがちなんですけど、一人だと何もできないんですよね。

一人でバスに乗ったこともあんまりないし!

というように、いつもは凛としたキャバ嬢であることのギャップを話してあげるのです。

そうすれば、お客さんは

この子はいつも完璧に接客してくれるのに、弱い所を話してくれるんだな。俺が色々アドバイスしてあげられることは多いかもしれないから、なにかアドバイスしてあげよう。

と思うようになるのです。

 

以上のように、弱みを見せることでお客さんに「守ってあげたい」と思わせることができます。

その最たるものが悲しいストーリーを話すことです。

ボロが出ては元も子もありませんから、実体験やノンフィクションに脚色する形でストーリーを作り上げていくと良いでしょう。

 

 

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