売れっ子キャバ嬢と売れないキャバ嬢の違いはどこにあるのでしょうか。
男と言う生き物の本質を認識し、実践的なノウハウを身につけることによって売れっ子キャバ嬢を目指しましょう。
男の本質を知ることから全てが始まる
売れっ子キャバ嬢と売れないキャバ嬢の違いはどこにあるのでしょうか。
それは、男と言う生き物の本質をいかに認識しているのか、この差にあります。
ここで、女性に一つの質問をしてみましょう。
例えばあなたが職場などで上司から理不尽なことで怒られたとします。
鬱憤のたまったあなたは、彼氏や夫といった一番近い異性のパートナーがいるならば、その鬱憤をぶちまけるかもしれません。
この時、あなたは彼氏や夫から、以下のうちいずれの対応をされたならばうれしいと感じるでしょうか。
- 「それは君が悪いんじゃないの、こうだから上司はこういったんだ」と、冷静になって理論的に批判をされ、自分の悪いところを反省させられる
- 自分がなぜ鬱憤を感じたのかを共感するように、ただ一生懸命に聞いてくれる
おそらく、多くの女性は後者の対応を嬉しいと思ったはずです。
しかし、男性の中にはそのような女心を理解していない人も多く、前者のような対応をしがちです。
前者のような対応をされて、ますます鬱憤がたまったという女性も多いのではないでしょうか。
男の本質を理解すると言うことは、これと同じことです。
男性がどのような気持ちでどのような考え方をする生き物なのか、そのことを知らなければ、相手の男性の心に残るコミュニケーションをとることは難しいでしょう。
「キャバクラの教科書」は、キャバ嬢のみなさんが実践的なノウハウを身につけることも目指しています。
そのためには、考え方を知るだけではなく、実践できるものとして身につけなければなりません。
ただ知識だけを習得するだけでは意味がないのです。
しかし、「わかっているけど、できない」ということは日常茶飯事です。
では、そうならないためにはどうすればよいのでしょうか。
それは、「知っている」ことと「理解している」ことの違いに気づくことです。
言い換えれば「知っているつもりで理解していない」という状態に陥らないことです。
すこし難しくいうと、「認識のプロセスに不備がある」状態を避けると言うことでもあります。
そこで、少しだけキャバ嬢の話からは逸脱しますが、「知っている」と「理解している」の違いについて勉強してみましょう。
簡単にいうならば、「知っている」というのは人から聞く、本を読むなどして記憶した知識を鮮明に思いだせるレベルです。
一方「理解している」というのは、自分が記憶している物事の本質を見極め、それが相手にわかりやすく伝わるように第三者に説明できるレベルです。
「ノウハウを自分のものとして習得する」ためには、「知っている」だけではいけません。
「理解している」というレベルにまで持っていき、さらに「実践できる」ようにならなければならないのです。
効果的なのは、
知っている→理解している→意識していれば出来る→自然にできる
という流れを作ることです。
キャバ嬢たちは、ママや黒服から「どうすれば男心をつかむことができるのか」を毎日のように教えられます。
失敗すれば怒られ、成功すれば褒められるだけではなく、お客様である男性に喜ばれます。
そのような中で、「男心をつかむコミュニケーション」を知り、理解し、実践できるようになっていくのです。
これが実践できているのが、売れっ子キャバ嬢です。
また、「キャバクラの教科書」はキャバ嬢に興味があるものの未だキャバ嬢ではない人でも活用できるようになっています。
実際にお客様である男性と接する機会がない女性でも、男性の心理を知り、理解を深めていくことによって、必ずや「男心をつかむコミュニケーション」を実践できるようになることでしょう。
物事の心理に目を向け、本質を経験と照らし合わせていくことによって、色々なことに気がつくはずです。
本質を深くつきつめて理解するようにしていけば、筋が通った考え方を身につけることができます。
男のDNAについて、考えたことがありますか?
次に、男性のDNAについて考えてみましょう。
これを考えることによって、男と言う生き物がどのようなものなのか、より本質的に理解できるはずです。
人間の習性というものは、ここ数百年くらいで蓄積されたものではありません。
何千年という年月、いやそれ以上に人間がコミュニケーションを取るという行動を起こす前から蓄積されているものであり、DNAの中に浸透されてきたものです。
例を挙げるとわかるでしょう、女性という生き物は、ネイルをしながらテレビドラマを見ても、ドラマの内容を理解することができるものです。
このように複数のことを同時に処理すると言う能力は、何千年もの間、母親として子供に気を使いながらも他に家事などをこなしていくという行動を続けていきました。
そのうちに、自然と複数のことを同時に処理できる能力が身についたと言われています。
女性が何千年もかけてそのような並列処理の能力を身につけていく一方で、男性は何千年もの間、狩りをしていました。
男性は狩猟民族であり、狩人として生きてきたDNAが男性の中には浸透しており、深いところで男性の言動をコントロールしています。
男性は狩人として、以下のような特性を身につけてきました。
- 追いかけることが好きで逃げることは苦手
- 狙いを定めてハンティングするという目的達成思考
- よりうまく狩りをするために創意工夫をして問題解決するという高い問題解決意識
- 狩った獲物は自分の所有物にする支配心
- 活発に行動し、能動的に動くと活力が出る
- 受け身になるのではなく攻める立場に立つ方がよりナチュラル
このような特性を、何千年もの長い間DNAに刻み続けてきたのが男性です。
ここ数百年の人類は狩りを行うことが少なくなり、経済活動を中心に生活をしています。
しかし、なにしろ何千年にもわたってDNAに刻み込まれたこれらの特性が、たった数百年の生活の変化では消え去ることはないのです。
これらの特性を見ていくと、男性の本質が見えてきます。
つまり、男性の行動パターンから、相手の男性がどのくらいのレベルであなたを求めてくるかが分かってきます。
例えば、男性には追いかける習性がありますね。
だからこそ、男性は好きな女性にアプローチをかける時には活発に行動するのです。
しかし、逆に女性側からアプローチをかけていくと、男性の行動力はたちまち下がることが多いものです。
これは、その獲物を追いかける必要がなくなるからです。
また、よく釣った獲物に餌を挙げないタイプと言われる男性がいますが、これも男性の特性を考えると当然のことです。
なぜならば、男性には狙いを定めてハンティングすると言う目的達成思考があり、すでに自分のものになってしまった獲物をハンティングする動機など男性の中には存在しないからです。
その男性が特別に、釣った獲物に餌を挙げないから悪いのではなく、男性は誰でも、大なり小なりそのような特性を持っているものです。
この他、男心を良く知らない女性にありがちなミスを見てみましょう。
女性の中には、好きだから相手の男性の要求にはけなげに答える女性がいます。
大好きな男性の喜ぶ顔が見たいからそのような態度を取ってしまった経験が、あなたにもあるかもしれません。
しかし、これは男性の特性を知っていると間違いであることが分かります。
なぜならば、これを男性の立場から見てみると、男性の要求にすぐ答える。
つまり男のいいなりに動く女性と言うのは、男性からすれば自分の達成したい目的がすぐに達成できると言うことにほかならないからです。
狩人である男性の目的達成意識が働くきっかけがないのです。
また、創意工夫をして問題を解決するという男性の特性にも反してしまい、獲物であるあなたへの興味が失せていくという状態になってしまいます。
つまり、男性の要求にすぐ答えるコミュニケーションを続けていると、男性はあなたへの関心を失っていきます。
男心を良く知っている女性は、
「逃げると男は追いかけてくる」
と、格言のように語ります。
これも、男性は狩人であり、逃げると追いかける習性があるからです。
また、自分の所有物である獲物が自分の支配下から離脱して、他の誰かに取られてしまうことが許せないのです。
このように、男性の本質的な特性を知ると、だんだんと男性のことが見えてくることが分かると思います。
クレオパトラに学ぶ
クレオパトラの事はみなさん知っているでしょう。
一代でエジプトの女王になった女性です。
当時は戦争をして土地を取り合う時代です。
そんな時代に、実際に武力で戦う力を持ち合わせていない女性が国王になるなどは、とても信じがたい話です。
なぜクレオパトラがそのような時代の女王になれたのか、それは本当に男のことを知りつくしていたからといっても過言ではないでしょう。
彼女は若いころから、男を扱うことに長けていたのです。
クレオパトラの男性を操る技術には驚嘆するばかりです。
彼女は、自分が欲しいものを手に入れるために、それを手に入れる男性の心を完全に落とし、その男性に彼女が成し遂げたいことをやらせたのです。
それがクレオパトラのやり方でした。
これも、男性の特性を見事に活用したものです。
男という生き物は、自分が求めている女性にアプローチをかける場合には、かならずその女性が欲しいものを与えようとするものです。
いわば、プレゼント儀式とでもいうものであり、クレオパトラはこの男性の特性を利用して戦乱の時代を生き抜いていたのです。
それだけではなく、クレオパトラは、男性は狩りをしているときに活力的になり、精力的に働くことも知っていました。
そこで、自分自身が獲物となることによって男性の支配心を刺激したり、闘争本能を引き出して戦わせたりすることによって、成果を着実に出していきました。
巧みに男心を操っていたのです。
クレオパトラは、このような名言を残しています。
「男とは、支配者だ。支配されても、支配しきれない女になれ」
この名言を見ると、クレオパトラがいかに男心を熟知していたかがわかるでしょう。
男性が飽きずに追いかける対象というのは、支配しても支配しきれない女性であると言っているのです。
男にとっての人生の価値とは
ある意識調査で女性が知りたいことを調査したところ、ダントツで一位になったのは「男心」でした。
しかし、女心にしてもそうですが、一口に「男心」といっても、大きくひとくくりにまとめることができる部分と、そうではない部分があります。
ただ、大きくひとくくりにまとめることができる部分としての男心を知っていれば、これは一つの武器になります。
では、大きな部分、つまり男心の根本とは何なのでしょうか。
つまり、男性にとっての人生の価値とは何なのでしょうか。
このことに関して、アメリカの心理学の権威であるジョングレイ博士はこのように語っています。
「男の人生の価値とは、自己証明である」
これはどういうことかと言うと、男性は体力や知力を使い、物事を達成することに価値を置いていると言うことです。
もっといえば、そのために日々鍛錬し、自分の能力を証明しようとしていると言うことです。
ジョングレイ博士は、これこそ男にとって生きることそのものであり、人生における価値であると説明しています。
つまり、男性とは
「自分の能力で達成し、成功することによって、生きているという充実感を持つ生き物である」
と言うことであり、成功してきた軌跡を誇りにするのです。
このことを「男は単純」と表現する人もいますが、それが男なのです。
売れっ子キャバ嬢は、みんな受け身上手です。
女性が受け身になり、男性が能動的に動くと言う構図は男性が臨むものですが、これは永遠に変わらないことでしょう。
男性から見て、自分が思った通りに事が運べば、そこで達成感が生まれます。
売れっ子キャバ嬢はそのことを良く知っているのです。
いや、そのこと知っているだけではなく、男性は達成感を覚えた時に人生の充実を感じるということを知り、満足感をお客様に提供することで売れっ子となっているのです。
誰もが持っているツボを突く
人間には、誰もがとてもシンプルなツボを持っています。
そのツボを外さないようにコミュニケーションをとれば、相手からは好感が得られます。
ツボを突くようにコミュニケーションをとるのと取らないのとでは、あなたの運命は大きく変わってくることでしょう。
では、そのツボとは何なのでしょうか。
それは、「不安」です。
不安は、変化する時の中で生まれるものです。
色々なケースが考えられます。
たとえば、
- 今まで持っていたものを失う
- 今まで出来ていたことができなくなる
などが不安を生みます。
このような、未来に起こり得るマイナスを考えた時に、不安と言う感情が生まれるのです。
この不安を取り除くために、人間はどのような行動をとるのかを考えることによって、コミュニケーションの土台を作ることができます。
ここで、男性の二つのタイプを理解しておく必要があるでしょう。
男性は、次のうち二つのタイプに分けられます。
それは、
- 不安を全く感じない男性
- 不安を感じる男性
の二種類です。
このそれぞれのタイプがどのような考え方や価値観を持っているのかを理解すれば、コミュニケーションのツボが見えてきます。
では、それぞれを見てみましょう。
不安を全く感じない男性
前述の通り、不安と言うものは変化する時の中で生まれるものです。
そのため、不安を生まないためには、時の軸に左右されない不変のものを自らの中に把持し、それを心のよりどころにしなければなりません。
それがあれば不安を排除することができます。
むしろ、そのようなものがなければ、時間の流れに左右されてしまい、どうしても不安が生まれてしまうのです。
では、時間の軸に左右されない絶対不変の存在とは何でしょうか。
それは、神のような存在です。
神のようなものを持っている男性は、不安を感じることがありません。
例えば、宗教心の強い男性です。
キリスト教、神道、仏教、イスラム教、ヒンドゥー教など色々な宗教があります。
それらの宗教の教えが持つ不変の考え方に自分の生き方をゆだねているような男性は、不安を感じないのです。
もっとも、時間の軸に左右されない神のような存在とは、神だけではありません。
この他にも、科学者などもそうです。
科学者は自然界で起こる不変の方程式を見つけ、そこに安らぎを求めます。
哲学者は何千年も変わらない人間の思考を想い、安らぎを見つけます。
商売人等もそうで、彼らは変わることがないお金の魅力について考えることで、不安とは別の次元に自分を置いているのです。
このように、ある種の「信仰の対象」を持っている男性は、不安と言う感情を表に出すことがありません。
それが、その男性の生き方を作る中枢部分であるとも言えます。
不安を感じない男性のツボをくすぐるにはどうすればよいのでしょうか。
それは簡単なことです。
こういう男性のツボをくすぐるためには、その中枢部分に目を向けて、それを語らせるように仕向けて行くのです。
その中枢部分は、その男性にとって自分の強さを証明するものでもあるため、99.9%以上の男性は喜んで語り始めます。
そして、男性が語り始めたならば、あなたはその男性の信仰の対象に対し、深い尊敬の念を表して上げましょう。
そうすることによって、男性の自尊心を満足させることができます。
逆に、彼の信仰の対象を券のしたり、否定したり、攻撃したりすると、彼はどのような反応を示すでしょうか。
彼は、その時初めて不安を覚えるかもしれません。
自分の信仰の対象が揺らぐ危険性があるからです。
しかし、彼はその不安を認めたくないために、あなたへの反感や嫌悪感へと意識をすりかえることで、自分を保とうとします。
不安を感じる男性
次に、不安を感じる男性について考えてみましょう。
一般的には、男性も女性もこちらのタイプの方が多いものです。
不安を感じる人間は、不安を取り除くために、心理学でいう「自己の投射」という行動に出ます。
こちらのタイプの男性は、心のよりどころを神や方程式や変わらぬ思考やお金の魅力といった第三者に求めるのではなく、自分自身の感覚に求めます。
しかも、それを自分自身の中に求めるのではなく、他人に投射した自分を見ることで不安を取り除こうとするのです。
このことをわかりやすくいいかえると、自分自身と同じ感覚になってくれる他の人間を心のよりどころにするということです。
ここで大切なことは、彼が実際に見ているのはあなたではなく、あくまでもあなたの中に見える自分を見ているのだと言うことです。
自分の感覚が第一担っている自分主義が、この表な男性の最大の特徴です。
そのため、こういう男性のツボをくすぐるために大切なのは、共感を示すことです。
話を聞いているとわかると思いますが、彼は常に「わかるでしょ?」というメッセージを送り、そのメッセージに対して共感を求めています。
これを受けとり、共感を示すことによって、彼とあなたは共感によって結ばれることとなります。
もしそこで「私は違うと思うけどな」などと共感を示さない態度をとると、彼は不安を覚え、あなたとの間に距離を感じるようになるでしょう。