キャバ嬢は女の世界、ドロドロしているのが普通です!

キャバクラで働きたいと思っている女性がどうしても不安になるのは、「いじめられないかな」「怖い先輩がいないかな」「人間関係がうまくいくかな」ということです。

キャバクラは女性が主役の世界であり、嫉妬渦巻くドロドロとした世界なのです。

キャバクラは、いじめが起きやすい環境です。

いじめはなぜ起こるのでしょうか。

また、いじめに遭った時には、どう対処すべきなのでしょうか。

キャバ嬢の世界はドロドロしている

大人の女性になるには

これはキャバクラの世界に限ったことではないのですが、どのような職場でも、人間関係がうまくいかないといったことはあるものです。

しかし、男性同士の人間関係、あるいは男女混合での人間関係に比べると、女性だけの人間関係というものは、とかくドロドロしやすいものです。

看護師の世界、介護士の世界などは、他の職業に比べて女性比率が高く、職場の人間関係に悩む女性が多い傾向があります。

キャバ嬢の世界や風俗嬢の世界になると、男性スタッフを除けば100%女性だけの世界ですから、より一層人間関係は難しくなります。

 

特に難しいのが、キャバ嬢の世界です。

風俗嬢の世界は、個人プレーの色が濃いため、人間関係がドロドロになることは比較的少ないといえます。

しかし、キャバ嬢の世界は完全な個人プレーではありませんし、それぞれのキャバ嬢が女としての価値を競い合う世界です。

それだけに、ねたみ、恨み、嫉妬、プライドなどが渦を巻いており、派閥ができたり、いじめが日常茶飯事であったり、というのが普通です。

中にはそのようなものがないお店もありますが、そのようなお店は店長やスタッフが優秀で、お店の雰囲気がよく、キャバ嬢の管理も行き届いているようなお店であり、ごく少数です。

ほとんどのお店では、キャバ嬢の人気が一目でわかるようなシステムになっており、あえて控え室やトイレにランキング表を貼り出すなどして競争心をあおっていますから、現実的にはみんな仲良しというのは難しいことです。

 

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なぜいじめが起こるのか

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しかし、競争心をむき出しにするならまだしも、なぜいじめが起こるのでしょうか。

実際に、いじめを受けたキャバ嬢にインタビューをしたことがあります。

そのキャバ嬢は新人で、まだそれほど仕事ができないころに、いろいろな嫌がらせを受けたと言います。

彼女が受けたいじめはごく軽度なものでしたが、先輩にあいさつをしても無視をされる、ヘルプについたら同じ席のキャバ嬢が全く話を振ってくれない、本人に聞こえるように悪口をいう、などという嫌がらせでした。

そのような時期が、しばらく続いたと言います。

 

彼女の性格に問題があったとか、故意に嫌われるようなことをしたから、いじめの対象になったのではありません。

その理由は、彼女が新人でろくすっぽ仕事もできないのに、新人という珍しさだけで指名を取っていたのが、先輩キャバ嬢の気に入らなかったのです。

実際、いじめていたキャバ嬢は、指名が取れない、売れないキャバ嬢だったのです。

先輩が新人を羨ましがるというのは、本人からすれば「仕事もできない私のどこが羨ましいのだろう」と不思議に思うでしょう。

 

しかし、先輩キャバ嬢からすれば、

私たちはなかなか指名がとれないのに、あの子は簡単に指名をとってる。ろくに仕事もできないくせに、生意気だわ。

と考えたのです。

 

新人が指名を取れなければ、そのような不満は起こりません。

むしろ、「新人のうちはそんなものよ」と、自分たちが長く勤めていることを鼻にかけるくらいでしょう。

ですから、無視をしたり、悪口を言ったり、ヘルプの席で不利になるようにして、指名が減れば問題はないわけです。

そのような心理が、嫌がらせを引き起こしたのだといえます。

 

キャバ嬢が受ける嫌がらせにも、いろいろあります。

激しいいじめになると、キャバ嬢の私物を盗んだり、ポーチに汚物を入れたり、靴を隠して帰れないようにしたりと、陰湿ないじめが行われます。

それによって、お店を変えさせようとするわけですが、期待の新人を排除し、自分たちの地位を守ろうとするいじめが行われることもあるのです。

 

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いじめに遭ったらどうする

これからキャバ嬢になろうとしている女性に言いたいのは、あなたもいじめを受ける可能性があるということです。

そのようなときは、どう対処するのが正解なのでしょうか。

大切なのは、やり返そうとしないことです。

いじめる側は決して一人でいじめるものではありませんから、やり返したとしても多勢に無勢であり、いじめがひどくなるだけです。

それだけではなく、そのようなつまらない相手と同じ土俵に立つことになりますから、自分の価値を下げることにもなります。

 

そんなつまらないことをするくらいならば、あなたはもういじめる側の心理を知っているのですから、「あの人たち、私のことが羨ましいんだな」と考え、冷静になりましょう。

そうすれば、いくらか腹も立たなくなります。

器を大きく、心に余裕を持つことです。

相手が無視をしようがするまいが、挨拶を続ければよいのです。

 

挨拶をするというのは人として当たり前のことなのですから、相手が応じようと応じまいと、こちらは人の道を実践するのみです。

悪口を言われても聞き流し、ヘルプの際に不利になることをされても、いい経験の場と捉えましょう。

そうしていると、相手もだんだん自分のしていることが無意味なことだと感じ、いじめはなくなっていくはずです。

 

そもそも、いじめられて不安になるのは、他のキャバ嬢と仲良くしなければという義務感があるからです。

もちろん、仲良く仕事できればそれに越したことはないのですから、職場には確かにいじめがあり、それが自分に向けられている環境ならばどうしようもありません。

お店は職場なのですから、キャバ嬢として働くのが目的であって、友達づくりは二の次、三の次です。

無理をして同僚と友達になろう、仲良くなろうとする必要はないのです。

ただし、これはあくまでも“無理をしてまで”仲良くなろうとしなくてもよいということであって、働きやすい環境へと導く努力は必要です。

 

お店の中に信頼できる同僚がいれば、仕事は格段にしやすくなります。

お互いの指名客が連れてきたお客さんを紹介し合うことができれば、そこから指名につながることもよくあります。

自分の指名が重なってヘルプに入ってもらうときも、一生懸命つないでもらうことができます。

仕事で悩みができた時も、お互いに相談をすることができます。

そのためには、なによりもまず自分から気遣うことが大切です。
  • あなたがヘルプに入るときには、一生懸命仕事をする。
  • 同僚の話を聞いてあげる。
  • 仕事を手伝ってあげる。
  • お客さんにお土産を買うとき、同僚の分も買ってあげる。

こんな風に、気遣いができる場面はたくさんあります。

あなたから気遣いをしていけば、同僚もあなたのことを信頼できる人だと思ってくれるはずです。

そうなれば、普通はドロドロしていていじめもある職場であったとしても、その中で少なくともあなただけは、働きやすい人間関係を作ることができるでしょう。

 

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まとめ

女性のみなさんにはわかりきったことかも知れませんが、もともと女性は嫉妬する生き物です。

嫉妬というのは、相手を羨ましがる気持ちから出るものです。

かっこいい彼氏を持っている女の子に嫉妬する、お金持ちの家の女の子に嫉妬する、勉強ができる女の子に嫉妬する、男子から人気がある女の子に嫉妬するなど、皆さんも経験があるかもしれません。

この感情は、女性ならばだれしも持っているものですから、羨ましさから嫉妬が起こり、それがあなたに向けられる可能性はいつだってゼロではありません。

キャバクラでも、売れっ子はいつでも羨ましがられる存在なのです。

大切なことは、気にしすぎないこと、そして周りを気遣うことです。

そうすれば、キャバ嬢同士がいい関係で働ける環境になっていくことでしょう。

 

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