世の中には色々な業界がありますが、それぞれの業界特有の用語があるものです。
キャバクラは特殊な世界であるだけに、特殊な用語はかなりの量に上ります。
初めて働き始めた時、店内で交わされる言葉や先輩キャバ嬢が使う言葉の中には、何を意味しているのか分からない言葉も多いことでしょう。
そこで本稿では、キャバクラ店で使われる用語を、考えられるだけ並べてみました。
筆者がキャバクラ業界に関する執筆を始めてから、ちょこちょこ書き貯めてきたものなので、ほとんどカバーしていると思います。
あ行
あ
× アール
アルファベット「R」であり、指名や予約を表す。
英単語のReserve(リザーブ)の頭文字を指している。
〇 アイス
氷のこと。
チェイサーやお酒を作る時に使われる。
〇 アイスクラッシャー
氷を小さく砕く機械のこと。
クラッシュアイスは見た目がよく、カクテルに使うことが多いが、溶けやすく味が柔らかになり、またキンキンに冷えるため、強いお酒に入れることを好む人も多い。
〇 アイスピック
氷の塊を崩すときに使う器具。
先端がとがっている。
〇 アイスペール
氷を入れる容器。
トングが添えられている。
氷が少なくなったり、下に水が溜まったら新しいものに交換しよう。
× 合番(あいばん)
2人以上のキャバ嬢を指名すること。
複数人で来たお客さんが指名する場合もあれば、一人で2人以上指名するお客さんもいる。
気前のいいお客さんが多い傾向がある。
× 煽り(あおり)
文字通り煽ること。
お客さんを煽ってお金を使ってもらうこと。
個人的に営業をかけて煽ることもあれば、イベントを開催してお店ぐるみで煽ることもある。
イベントはお祭り気分になるため、お客さんを煽りやすい。
〇 アフター
キャバ嬢がお店を終えた後、お客さんとお店の外で会うこと。
ご飯を食べに行ったり、バーで飲んだり、カラオケやボーリングで遊んだりする。
お客さんはデート気分になるため、より親密になるのに効果的である。
× アリバイ会社
キャバクラ以外の会社で働いているというアリバイを作ってくれる会社。
ペーパーカンパニーに勤務しているように見せかけて給与明細などの書類を発行してくれる。
親や彼氏などへのアリバイ対策に有効。
クレジットカードの審査などにも使えるとされるが、バレる可能性があるので使うべきではない。
住宅ローンを組むときにアリバイ会社を使い、詐欺罪で逮捕されたケースもある。
× アリバイ対策
親、彼氏、友人などにキャバ嬢であることがばれないように工作すること。
アリバイ会社を使ってペーパーカンパニーに勤務していることにしたり、お店の選び方を工夫したり、昼職を少しだけこなしたり、普段から嘘のつき方を考えたり、ごまかすこと全般を指す。
× アンダー
18歳未満のキャバ嬢のこと。
風営法違反であり、お店にとって危険であるため、アンダーは雇わない。
しかし、姉の保険証などを持ち出して面接を受け、働いているキャバ嬢も実際にいる。
い
× 痛客(いたきゃく)
痛いお客さん。
空気が読めない、武勇伝を語る、嘘の自慢話をする、モテていると勘違いしすぎている、お酒の飲み方が汚い、酔っ払って暴れるなど、見ていて痛々しいお客さんや迷惑なお客さん全般を指す。
× 一見(いちげん)
いわゆる「いちげんさん」であり、初めてお店に来るお客さんのこと。
「新規」「ご新規さま」などともいわれる。
銀座の高級クラブなどは、お金持ちのサロン的な空間でもあるため、一見さんお断りのお店も多いが、キャバクラでは基本的に「一見さん歓迎」であり、割引の対象となることもある。
〇 一気(いっき)
一気飲みのことであり、グラスの飲み物を一気飲みすること。
お客さんの中には、無茶な飲み方をしたり、キャバ嬢にさせようとするお客さんもいるので注意。
ホストクラブの飲み担当ホストのように、ボトルを一気飲みすることはあまりない。
〇 イベント
お店が企画するイベントのこと。
キャバ嬢の誕生日、クリスマス、バレンタインなどが代表的だが、最近はハロウィンもすっかりおなじみである。
他にも、お店の〇周年記念、コスプレイベントなど、企画次第でどんなイベントも成立する。
× 色恋営業(いろこいえいぎょう)
お客さんの恋愛感情に訴える営業方法のこと。
恋人っぽく振舞ったり、お客さんに気があるように見せかけたりして、来店と指名を促す。
数か月で飽きられることが多い。
また、お客さんがストーカー化しないよう、距離感に注意する必要がある。
× 色恋管理(いろこいかんり)
店長やボーイなどが、キャバ嬢の恋愛感情を利用して出勤させたり、指名を取らせたりする管理方法。
最近ではかなり減っているといわれる。
× 色カレ(いろかれ)
色恋営業をかけているお客さんのうち、本気で彼氏気取りのお客さんのこと。
う
〇 ウェイター
ウェイター業務を行うボーイのこと。
開店前の掃除やテーブルのセッティング、開店後のウェイター業務、閉店後の片づけをする。
× ウェイティング
英単語Wait(ウェイト:待つ)の現在進行形であり、待っている状態。
お店が想像以上に込み合ってキャバ嬢が足りず、お客さんを待たせてしまっている状態。
〇 ウェブ指名
キャバ嬢の指名をお店のサイトから行なうこと。
お店に来たことがない新規のお客さんが、サイトからよさそうなキャバ嬢を見つけて指名することもある。
× 裏引(うらびき)
お店にわからないように、お客さんからお金やプレゼントをもらうこと。
シャンパンを入れたいと言ってくれたお客さんから、シャンパン代を現金で受け取るなど。
お店の利益にならないため、禁止されている。
× 売上バック制(うりあげばっくせい)
キャバクラの給与システムの一種。
そのキャバ嬢の売り上げに応じ、一定の割合をキャッシュバックして給与とするもの。
× 売掛(うりかけ)
いわゆる「ツケ」で飲むこと。
お客さんはその場では代金を支払わず、後日支払いとする。
実際にはキャバ嬢が立て替えた形となり、お客さんが支払わなければキャバ嬢の給料から支払われる。
クラブやホストではよくみられるが、キャバクラではあまり見られない。
え
× 永久時給保証(えいきゅうじきゅうほしょう)
そのお店に勤務している限り、売り上げに関係なく、一定の時給が保証され続けること。
売り上げが低くても一定の時給がもらえる。
最低保証時給以上の売り上げをもたらすとお店から信頼されている、超一流のキャバ嬢にだけ許される制度である。
× 永久指名(えいきゅうしめい)
一度指名したら、永久に指名を変えられないシステム。
高級クラブによくあるシステムであり、キャバクラではほとんど見られない。
× 営業電話(えいぎょうでんわ)
お店に来て欲しい、同伴してほしいなど、お客さんに電話で営業をかけること。
メールやラインで営業することが多いが、一流キャバ嬢の中には、お客さんを選んで電話営業をかけることもある。
× 営業メール(えいぎょうめーる)
メールで営業をかけて来店を促すこと。
お店に来てほしいと直接伝えるだけではなく、将来的な来店につながるように、普段から何気ないメールを交わすことも営業メールといえる。
最近はラインなどでやり取りすることも多い。
× 営停(えいてい)
営業停止のこと。
未成年のキャバ嬢を働かせていたなど、風営法関連の違反を問われて営業停止になることがある。
〇 エスコート
来店したお客さんを案内する女性スタッフのこと。
コートや荷物を預かったり、席に案内したり、ウェイター業務も行う。
中箱以下ではあまり見られない。
× 枝(えだ)
本指名のお客さんを幹に例えたもので、連れてこられたフリー客を枝や枝客と表現する。
本指名と一緒に枝客も掴むことで、売上アップが見込める。
〇 エノテーク
ドンペリニヨンの黒のこと。
黒ドンとも呼ばれる。
エノテークは、ドンペリの中でもプラチナ、ゴールドに続いて高価なものであり、10万円前後の価格となっている。
× エレチュー
エレベーターの中で、キャバ嬢とお客さんがキスをすること。
もともとホストが使っていた言葉で、まだ一緒にいたいと駄々をこねるお客さんを大人しく返すためにキスしていた。
ホストでは当たり前に行われるが、キャバクラではほとんど行われない。
〇 延長(えんちょう)
来店当初に伝えた利用時間が迫ったとき、まだ飲みたい場合に時間を延長すること。
お店によって自動延長と確認延長があり、前者はボーイの確認なしで自動的に延長され、後者はボーイの確認によって延長される。
お
〇 大箱(おおばこ)
お店のことを箱と表現し、大きいお店のことを大箱という。
お店の物理的な広さだけではなく、キャバ嬢の多さや内装の豪華さなども指標となる。
歌舞伎町では、客席数が50席以上の場合に大箱ということが多い。
〇 オープン
お店が開店する時間のこと。
〇 オーラス
オープンラストのことであり、開店から閉店までいるお客さんこと。
〇 オールタイム
キャバクラ店のセット料金は、時間帯によって異なることがあるが、全ての時間で料金が一律の場合にはオールタイムと表現することがある。
× 送り(おくり)
送迎のこと。
キャバクラ店が営業終了する時間には電車もないので、お店のドライバーがキャバ嬢を自宅まで送り届けてくれる。
× お触り(おさわり)
お客さんがキャバ嬢の体を触ること。
セクキャバでない限りはお触り禁止であるが、酔っ払って触ろうとするお客さんもいる。
それを流すのもキャバ嬢のテクニックである。
ひどい場合にはボーイに助けを求め、出禁にできる。
× お茶を挽く(おちゃをひく)
一度も指名をとれないこと。
「いつもお茶を挽いている」、「今日はお茶を挽いた」など。
〇 お見送り(おみおくり)
遊び終わって帰るお客さんを、お店の入り口やビルの入り口まで見送ること。
別れ際の振る舞いで好感度が大きく変わることも多い。
× オラ営(おらえい)
オラオラ営業のこと。
強引な態度で接客するため、タイプをかなり選ぶ。
Sキャラを確立している人気キャバ嬢に見られるが、普通のキャバ嬢でもドMのお客さんには喜ばれる。
〇 オリシャン
オリジナルシャンパンの略。
お店のオリジナルシャンパンを提供していることがある。
また、キャバ嬢の誕生日イベントの際にも、特別なオリジナルシャンパンが用意されることもある。
× 親バレ(おやばれ)
親に内緒でキャバ嬢をやっていたところ、それが親にバレてしまうこと。
修羅場になることも。
か行
か
〇 顔出し(かおだし)
キャバクラ関連雑誌に顔写真を掲載したり、メディアに出演したりすること。
人気キャバ嬢になると、アイドルのように扱われ、多方面から顔出しを依頼されることがある。
親バレを気にしているキャバ嬢には顔出しは不可能である。
〇 顔バレ(かおばれ)
顔出しNGにして、キャバ嬢であることを隠していたにもかかわらず、なぜか周囲にバレてしまうこと。
最近はSNSをきっかけにバレてしまうことが増えている。
〇 掛け持ち(かけもち)
ダブルワーク、トリプルワークなどのこと。
複数のキャバクラ店を掛け持ちして働いたり、キャバクラ以外の仕事を掛け持ちすることを指す。
〇 カラチケ
カラオケチケットのこと。
カラオケを設置しているキャバクラで、カラオケを使うためのチケットのこと。
10枚つづり1000円が一般的。
× 空名刺(からめいし)
「空(から)」の名刺。
お店の名前と住所が記載してあり、キャバ嬢の源氏名を手書きで記入して使えるようになっている。
体験入店のキャバ嬢や、新人キャバ嬢が名刺を作るまでの期間に使う。
ベテランがうっかり名刺を切らしたときに使うこともある。
〇 乾きもの(かわきもの)
乾いたおつまみのこと。
スナック、ナッツ、するめなどの水分の少ないおつまみ全般を指すが、茎わかめなどのそれなりに水分があると思われるものも乾きものに分類される。
フルーツなどの水分の多いものより、乾きものを好むお客さんが多い。
〇 かわしぼ
乾いたおしぼりのこと。
水商売では、「(おしぼりの状態)+しぼ」で表現する。
テーブルにお酒をこぼしたときなどに使う。
〇 完全飲みなおし制(かんぜんのみなおしせい)
延長システムの一つで、延長ごとに一旦清算し、飲みなおすこと。
前払い制と言われることもある。
酔っ払ったお客さんが、自分の持っているお金以上に遊んでしまうトラブルを防ぐことができる。
き
〇 キープボトル
お客さんがボトルを入れ、その日に飲みきれなかった場合、次回来店までお店が預かっておくボトルのこと。
お店によっては、お店が用意していない種類のお酒でも、注文しておけば次回来店までにキープしておいてくれることもある。
キープボトルがあると来店の理由になるので、お店にとっては重要である。
ボトルを入れると、キャバ嬢にボトルバックが入ることが多い。
× 疑似恋愛(ぎじれんあい)
お客さんと架空の恋愛を楽しむこと。
遊び慣れたお客さんは、疑似恋愛とわきまえた上で遊ぶ。
しかし、疑似恋愛と分かっていながらも本気になるお客さんや、最初から疑似恋愛と分からず本気になるお客さんが多い。
〇 吉四六(きっちょむ)
大分県の麦焼酎。
ジンロ、二階堂と同じく、キャバクラではよくみられる焼酎の一つである。
× キモ客(きもきゃく)
キモいお客さんのこと。
顔が気持ち悪い、不潔感があって気持ち悪いなどのほか、会話が気持ち悪い、動きが気持ち悪い、痛々しくて気持ち悪い、なんとなく気持ち悪いなど、気持ち悪いお客さん全般に使われる。
ストーカー的な気持ち悪さなどは危険なので、お店の人に相談しよう。
× 逆色(ぎゃくいろ)
お客さんから交際を迫られること。
アフターを迫って同伴を期待させたり、休日デートを迫ってたくさんの指名を期待させたり、セックスを迫って高価なプレゼントを期待させたりする。
× 客引き(きゃくびき)
キャッチともいわれる。
道行くお客さんに声をかけて、お店に連れていく人のこと。
東京都では条例でキャッチ行為が禁止されている。
また、強引な客引きはトラブルになることもある。
× キャサリン
ソファーの上にあるひじ掛けのこと。
× キャスタン
キャスト(キャバ嬢)が使うタンブラー(グラス)のこと。
お客さんのグラスよりも小さいのが普通。
その方がたくさん飲むことができ、売り上げにつながるため。
〇 キャスト
キャバ嬢のこと。
クラブのホステスやホストクラブのホスト、キャバクラのキャバ嬢など、そのお店で働き接客に当るスタッフのことをキャストと表す。
当サイトでは、ホステスとの境界を明確にするため、キャバ嬢と表現している。
〇 キャッシャー
会計をするスタッフや、会計をする場所のこと。
スタッフを指す場合、会計を専門的にこなすスタッフがいることが多い。
お店によっては、キャバ嬢の給料計算を行なうこともある。
お金を扱う重要な仕事であるため、地位が高い人がこなすことが多い。
× 強制指名(きょうせいしめい)
お客さんを必ず呼び込むように義務付けられること。
お店の売り上げが低い場合に全キャバ嬢に発令されたり、売り上げが低い特定のキャバ嬢に対して発令されたりする。
最近は少ないが、強制指名を命じられて指名が取れなかった場合には、罰金を取るお店もある。
く
〇 クローク
お客さんのコートや荷物を預かる場所のこと。
預かる係のスタッフがいれば、その人をクロークと呼ぶこともある。
〇 黒服(くろふく)
キャバクラ店で働く男性スタッフのこと。
主にボーイを指すが、男性従業員全般を指す場合もある。
ボーイは開店前は開店準備をし、開店中はウェイターとして働き、閉店後は片づけをする。
マネージャーやチーフになれば雑務はせず、キャバ嬢の管理や育成をこなすようになる。
× 黒文字(くろもじ)
つまようじのこと。
つまようじの中でも、黒文字と言われる木で作られた高級つまようじのことを指す。
つまようじは「妻用事」であり、家庭のことを忘れて楽しんでいるお客さんが我に返り、帰ってしまうのを防ぐため黒文字というようになった。
け
× ゲスタン
ゲスト(お客さん)が使うタンブラー(グラス)のこと。
× 源氏名(げんじな)
本名とは無関係につけられる、キャバ嬢としての名前。
キャバ嬢が自分でつける場合もあれば、お店が付けることもある。
お店が付ける場合、姓名判断や、似ている芸能人からつける。
こ
〇 コスプレ
普段はキャバドレスなどを着ているキャバ嬢が、それとは関係のないコスチュームで接客すること。
セーラー服やチャイナドレス、ナース服などがある。
ハロウィンイベントでも盛大にコスプレされる。
× 固定客(こていきゃく)
定期的に通ってくれる常連客のこと。
お店そのものを気に入って通う固定客と、キャバ嬢を気に入って通う固定客がいる。
後者の場合、安定的な売り上げにつながり、売り上げ予測も立てやすい。
〇 小箱(こばこ)
規模が小さなお店のこと。
お店の面積が小さい、在籍しているキャバ嬢が少ないなど、色々な意味で小さいお店を指す。
かといって売り上げが悪いとは限らず、アットホームさを売りにして人気を得ている場合もある。
歌舞伎町では、客席数が10席前後のお店を指す。
〇 込々(こみこみ)
ドリンク料や指名料などの代金が、セット料金に含まれること。
込々の範囲はお店によって異なる。
キャバ嬢が使うことはなく、客引がお客さんを誘う時に「込々で〇円、どうですか?」などと使う。
さ行
さ
〇 サービス料(さーびすりょう)
そのお店を利用する際、お店の商品(キャバクラの場合はキャバ嬢の指名やボトルを入れることなど)以外にかかる料金のこと。
商品代金にサービス料金が加算される場合もあれば、基本料金に含まれている場合もある。
〇 雑誌指名(ざっししめい)
雑誌の情報をもとに指名すること。
キャバクラ雑誌などに顔出ししている場合、それをみたお客さんが、初めての来店でありながら特定のキャバ嬢を指名することがある。
× 残業(ざんぎょう)
キャバクラでいう残業とは、お店に残って何らかの仕事をすることではなく、アフターに行くこと。
キャバ嬢にとってのアフターは仕事であり、残業と表現される。
し
〇 自動延長(じどうえんちょう)
自動的に延長するシステムのこと。
セット時間が過ぎた場合、黒服がそれを告げることなく、お客さんが延長しないと宣言しない限り自動で延長される。
黒服が時間を告げに来ないため、キャバ嬢との盛り上がりに水を差されることがない。
ただし、知らず知らずの間に予定以上の時間を過ごしてしまい、高額になることもある。
〇 指名(しめい)
お客さんが特定のキャバ嬢を指名し、接客を希望すること。
指名されたキャバ嬢は、指名したお客さんの隣に座って接客する。
指名本数は売り上げに大きく影響する要素であるため、キャバ嬢は指名を取る仕事と考えることもできる。
〇 指名替え(しめいがえ)
指名するキャバ嬢を替えること。
キャバクラでは、お客さんの指名替えを禁止していないことがほとんどである。
エッチ目的のお客さんが、それまで指名していたキャバ嬢は見込みなしとして、別のキャバ嬢に指名替えすることがある。
〇 指名本数(しめほんすう)
指名された本数のこと。
1人のお客さんが1回指名したら、指名1本と数える。
〇 指名料(しめいりょう)
指名をする際にかかる料金のこと。
セット料金とは別料金となる。
2000~3000円程度に設定されているのが一般的。
× 写真詐欺(しゃしんさぎ)
インターネットや雑誌、その他の色々な媒体に掲載された写真が、実物とは全く違うこと。
写真移りが良すぎる、写真が修正されているなどの場合に、お客さんが詐欺られたと感じることから。
〇 写真名刺(しゃしんめいし)
写真入りの名刺のこと。
顔を覚えてもらえる効果がある。
お店が用意してくれる名刺は写真入りではなく、インパクトがないため、自分で写真名刺を作ってお客さんに渡すキャバ嬢もいる。
売れっ子は写真名刺を使っていることが多い。
× 週払い(しゅうばらい)
キャバクラの給料を週ごとにもらうこと。
基本的に月払いだが、事情がある場合にはお店に相談することで、週払いに応じてもらえることが多い。
1週間分の給料が全額支払われる場合と、一部だけ支払われて残りは月払いという場合がある。
× 自由出勤(じゆうしゅっきん)
出勤日数や出勤時間をお店に縛られることがない出勤システム。
採用しているお店は多い。
出勤日を調整しながら働くことができるため、昼職と兼業しているキャバ嬢や、シングルマザーのキャバ嬢に喜ばれる。
〇 終礼(しゅうれい)
営業終了後に行なうミーティングのこと。
その日の反省、イベントの告知、ナンバーワンの発表などを行なう。
ただし、キャバ嬢たちはこの時すでにお酒を飲んでいるため、プリントを配布して終わることも多い。
〇 熟女(じゅくじょ)
年を重ねた女性のこと。
ただし、世間一般の熟女は40代以上を指す場合が多いのに対し、キャバクラでは、20代後半や30歳前後のキャバ嬢を指すことが多い。
25歳以上のキャバ嬢だけを在籍させ「熟女キャバクラ」と称しているお店もある。
× 出勤確認(しゅっきんかくにん)
ボーイやマネージャーが、その日に出勤予定になっているキャバ嬢に対し、出勤できるかどうかを確認すること。
同時に体調の管理や、指名の状況なども確認する。
多くのキャバ嬢がうざいと感じている。
× 趣味マク(しゅみまく)
キャバクラで「まくら」と言えばお客さんとセックスすることであり、セックスによって指名を取れば枕営業という。
趣味マクの場合、趣味でまくらすることであり、仕事とは関係なくセックスすること。
要するにお客さんとセフレになること。
〇 ショーパブ
ショークラブということもある。
キャバ嬢が舞台で踊るなどのショータイムがあるお店のこと。
大箱のお店だけに見られる。
〇 ショータイム
ショーパブで行われるショーのこと。
キャバ嬢が舞台で踊ったり、歌ったりする。
ショーの練習は自主練習であり、給料には含まれない。
しかし、ショーに出演することで指名客が増えたり、営業のきっかけになることも多い。
お店によっては、プロのダンサーを雇ってショーを行う場合もある。
〇 場内指名(じょうないしめい)
指名が決まっていないフリー客が、店内で接客を受けるうちに気に入ったキャバ嬢が見つかった場合、そのキャバ嬢を指名すること。
フリー客には15~20分に1人のペースでキャバ嬢が入れ替わって接客し、お気に入りを見つけてもらうシステムになっている。
〇 ショーメン
ショーに出演するメンバーのこと。
ショータイムを設けているお店では、ショーを大きな売りにしているため、来店の促進や売上増加などを期待され、プレッシャーがかかる。
〇 常連客(じょうれんきゃく)
定期的に来店してくれるお客さんのこと。
固定客と同じ意味。
× 初回荒らし(しょかいあらし)
初回の来店で遊び、2回目以降の来店をしないお客さんのこと。
新規顧客開拓のために、初回来店のお客さんは低料金に設定しているお店も多いため、色々なお店で初回料金で遊ぶお客さんがいる。
当然、指名につながらないため、キャバ嬢からは嫌われる。
〇 初回料金(しょかいりょうきん)
初めてお店で遊ぶお客さんに対し、特別料金を設定すること。
新規料金ともいう。
この料金で遊ぶことだけを目的として、決して2回目以降の来店をしないお客さんを初回荒らしという。
〇 ショットグラス
一口大の小さなグラス。
テキーラなどの強く、香り高いお酒をストレートで飲むときに使う。
× 地雷嬢(じらいじょう)
お客さんにとって出会いたくない、地雷のようなキャバ嬢。
お客さんを不愉快にしてしまうキャバ嬢であり、すぐにチェンジされたり、お客さんに帰られたりする。
お店によっては、あまり良くないお客さんに地雷嬢をぶつけることもある。
〇 新規(しんき)
初めてお店に来るお客さんのこと。
す
〇 スカウト
お店で働くキャバ嬢を獲得するために、女性に声をかけてお店に誘うこと。
クオリティの高いキャバ嬢を得られるため、高級店の中にはスカウト以外の女性を雇わないところもある。
× スタンド
花を飾る容器のこと。
キャバ嬢の誕生日、お店の開店記念や周年記念の際には、派手なスタンドを飾ってお店を盛り上げる。
〇 スタンバイ
会計を済ませたお客さんが帰ること。
キャバクラでは「スタンバイ」を準備とは逆の意味で使う。
〇 ストレート
アルコールの強いお酒を、水やお湯、炭酸水などで薄めることなく、氷も入れずにそのまま飲むこと。
お酒そのものの味を楽しめるが、酔っ払いやすいので注意。
〇 スナック
キャバクラと似ている業態のお店。
ママがカウンターで接客し、各テーブルでも女の子が接客する。
キャバクラとは異なり、お客さんと女の子が1対1にならないことも多い。
× スライド制(すらいどせい)
キャバクラの給与システムの一種。
指名や同伴や延長などでポイントが付与され、総ポイント数によって時給額がスライドするシステム。
ポイントではなく、総売上額によって時給をスライドさせることもある。
客単価が安く指名本数が多いならばポイント基準のお店を、指名本数が少なく客単価が高いならば売上基準のお店を選ぶのが良い。
せ
× 税サ込(ぜいさこみ)
税金とサービス料金が含まれていること。
会計が明瞭であり、割安になることがほとんどである。
〇 セクキャバ
セクシーキャバクラの略。
普通のキャバクラとは異なり、セクシーなサービスを売りにする。
キャバ嬢は露出の多いドレスを着ており、胸を触ることが可能となっている。
〇 セット料金(せっとりょうきん)
お店の基本料金のこと。
60分程度が1セットとなっているのが標準的である。
セット料金を支払えば、テーブルでハウスボトルのお酒が飲み放題になる。
セット料金がオールタイム一律のお店と、時間帯によって変動するお店がある。
後者が主流。
〇 千秋楽(せんしゅうらく)
お店が月単位でのイベントを行なっていた場合、その月の最終日を千秋楽という。
ショーパブなどでよく使われる。
普通のキャバクラでは月単位のイベントがないものの、期間を設けて行なうイベントの最終日を千秋楽と言うことがある。
そ
〇 送迎(そうげい)
「送り」ともいわれる。
営業終了後に、お店のドライバーがキャバ嬢を自宅まで送ること。
お店によっては有料となっており、給料から天引きされる。
× 即採用(そくさいよう)
面接を受けた際、合否を後で通知するのではなく、その場で採用を決めてすぐに働けること。
た行
た
× 待機(たいき)
指名客が来ておらず、ヘルプにもついていないとき、何もせずに待っている時間のこと。
更衣室か待機室で待機することになる。
待機中はのんびりすることもできるが、化粧直しや営業に使うキャバ嬢も多い。
〇 退店(たいてん)
働いていたお店を辞めること。
お店を移るために辞める場合にも、業界そのものを辞める場合にも使う。
〇 体入(たいにゅう)
体験入店のこと。
採用前にお試しで働くことによって、業界未経験の女性がキャバクラの世界を体験したり、お店を移るキャバ嬢がそのお店の雰囲気や客層などを確認するために使う。
体入の給料は日払いで、その日に支払われることが多い。
× 体入荒らし(たいにゅうあらし)
色々なお店で体験入店を繰り返すキャバ嬢のこと。
体入の給料は日払いで支払われ、体入ゆえの緩さもあるので、その日だけのんびり働いて給料をもらうという働き方。
お店にとっては、在籍してくれない女の子を面接し、お店を体験させ、お金まで支払うことになるため、迷惑行為である。
× 宅チュー(たくちゅー)
お店でお客さんとキャバ嬢がキスをすること。
ほとんどありえないことだが、王様ゲームなどの際に行われることがある。
× 竹の子はぎ(たけのこはぎ)
終わりが見えないこと、キリがないこと。
悪質なキャバクラ店において、細かい料金がたくさん追加されていくことを指す。
断れないお客さんや、酔って判断力がなくなっているお客さんが、結果的に高額な料金を請求され、トラブルになることもある。
〇 ダスター
テーブルを拭くためのふきん。
× たたき
主にネット掲示板などで悪口を書かれること。
キャバクラ関係の掲示板やSNSなどで、枕営業をしているなどの噂を流されることもある。
× ダウンサービス
ボーイがテーブルに注文をとりにきたとき、しゃがんで対応し、ソファに座っているお客さんよりも目線を下げて注文を取ること。
お客さんより高い目線で話すと、マナー違反になるため。
〇 TAX(たっくす)
税金のこと。
諸々の料金に加算される。
「TAX」と表記し、「消費税」などとは記載しない。
TAXとして10%取っている場合、消費税の8%を納めたとして、残る2%の行方は不明である。
〇 ダブル指名(だぶるしめい)
お客さんが1人で2人のキャバ嬢を指名すること。
料金は2倍になる。
× ダブル同伴(だぶるどうはん)
お客さん2人を相手として、時間をずらして同伴すること。
3人の場合にはトリプル同伴という。
普通の同伴ならば、出勤前にデートをするものだが、この場合は1人目の同伴だけ通常の同伴をこなし、2人目の同伴はお店の前で待ち合わせをして一緒にお店に入ることになる。
キャバ嬢は大きく稼げるが、お客さんにとってはあまり好かれない行為。
〇 タンブラー
タンブラーグラスのこと。
お客さんが使うグラスはゲスタン(ゲストタンブラー)、キャバ嬢が使うグラスはキャスタン(キャストタンブラー)という。
〇 団体(だんたい)
団体で来店したお客さんのこと。
何人以上から団体と表現するという明確な基準はなく、お店ごとになんとなく決められている基準がある。
× 担当(たんとう)
キャバ嬢の担当マネージャーのことを指すほか、お客さんの指名するキャバ嬢のことを指すこともある。
マネージャーを指す場合、数十人のキャバ嬢を担当することもあり、シフトや体調、やる気など色々な面で管理する。
ち
〇 チーママ
ママに次ぐお店のナンバー2の女性。
クラブやスナックでよく使われるが、キャバクラ店でも、場合によってはママとチーママが管理している場合がある。
〇 遅刻
出勤時間に間に合わないこと。
遅刻をするとヘアメイクの順番が狂ったり、お客さんに迷惑をかけたりすることもあるため、罰金を取られることが多い。
〇 チップ
お客さんがキャバ嬢に対して、個人的に現金をあげること。
〇 チャーム
おつまみのこと。
乾きものが多く、セット料金に含まれる。
〇 チェイサー
お酒と一緒に出すミネラルウォーターのこと。
強いお酒をロックやストレートで飲んでいる時、口直しや悪酔い防止のために、チェイサーが添えられる。
〇 チェック
会計のこと。
お客さんがチェックと言ったら、キャバ嬢はボーイを呼んで会計を伝える。
ボーイが遠くにいる時は、両手を突き上げ、両手の人差し指で×を作って知らせる。
ボーイが代金を知らせるまでの時間は、連絡先の交換などに使われることが多い。
〇 チェンジ
席に着いたキャバ嬢を替えてもらうこと。
フリーのお客さんには、ランダムにキャバ嬢つけられる。
これが気に入らない場合にはチェンジを依頼する。
また、指名したキャバ嬢が別の席の接客をしている時、接客についてヘルプのキャバ嬢が気に入らない場合にも、チェンジできる。
ただし、優しくない男と思われることを嫌い、よほど不快にならなければチェンジしないのが普通。
× チャンスボトル
お客さんのキープボトルのうち、もうすぐなくなりそうなボトルのこと。
飲み干したら次のボトルを入れてもらえる可能性が高いので、チャンスという意味である。
〇 中箱(ちゅうばこ)
中規模のお店のこと。
お店の広さや在籍キャバ嬢の人数が中規模である場合を指す。
歌舞伎町ではテーブル数が30~50席程度のお店を指すことが多い。
〇 朝礼(ちょうれい)
開店前に行なうミーティング。
当然、時間的には朝ではない。
つ
〇 つけまわし
お店のどこに、どのキャバ嬢を配置するかを決める男性スタッフ。
フリー客の好みそうなキャバ嬢を着けたり、テーブルの様子を見てヘルプのキャバ嬢を着けたりする。
フリー客が指名客になるか、指名客の満足度が高まるかなどが大きく左右されるため、重要な役職である。
〇 つめしぼ
つめたいおしぼりのこと。
暑い夏には特に喜ばれる。
て
〇 テーブルチェンジ
お客さんに席を移動してもらうこと。
お店が混雑している場合には、席の都合や出勤人数の関係で、やむなく移動してもらうことがあるが、イレギュラーな対応である。
テーブルチェンジに協力してくれたお客さんに、おつまみを振舞うお店も多い。
〇 テーブルチャージ
単にチャージとも言い、席につくための料金のこと。
席代だけをチャージする場合もあれば、それにミネラルウォーターや氷、チャームが含まれていることもある。
〇 デキャンタ
ワインを移し替えるオシャレな容器。
ガラス製が一般的。
デカンタとも。
× 出禁(できん)
そのお店の利用を禁止されているお客さんのこと。
お店で暴れて迷惑をかけたり、キャバ嬢にストーカー行為を働いたりした場合に出禁になる。
× デブ専(でぶせん)
デブ専門店のこと。
キャバクラの中にはマニア系のお店もあり、デブな風俗嬢ばかりを集めたお店がある。
体重3桁を集めたお店もある。
また、そういうお店を好むお客さんのことを、デブ専ということもある。
〇 出戻り(でもどり)
お店で遊び、一旦会計を済ませてお店を出たお客さんが、その日のうちに再びお店に遊びに来ること。
〇 店外(てんがい)
店外デートのこと。
普通、キャバ嬢に会うためには、キャバ嬢の出勤時間にお店に遊びに行くしかないが、多くのお客さんはお店以外のプライベートな時間に会いたいと考え、店外に誘ってくる。
キャバ嬢からすれば迷惑行為である。
× 天引き(てんびき)
レンタルのドレス代、送迎代、寮の家賃など、お店の提供する優良のシステムを利用した時に、給料からその代金が差し引かれること。
給料が月1回の支払いならば、その月の利用料がまとめて天引きされる。
× 店カラ(てんから)
お店にお客さんが一人もいない状態。
「ノーゲスト」の略で「ノーゲス」と言われることもある。
キャバ嬢の時給は発生し続けるため、お店にとっては完全な赤字であるが、そこまでマズい状態が頻繁に起こるお店はあまりない。
もしそうならお店を移るべき。
× 転卓(てんたく)
お客さんが座っている席を移ってもらうこと。
テーブルチェンジのこと。
お店の込み具合や、指名したキャバ嬢の都合によって、どうしても移動してもらうことがある。
× 店泊(てんぱく)
お店に泊まること。
酔いつぶれて帰らなくなってしまったキャバ嬢が、店泊することがほとんどである。
お店での盗難トラブルなどを防ぐために、店泊を禁止しているお店も多い。
と
× 当欠(とうけつ)
当日欠勤のこと。
出勤を予定していた日にいきなり休むことであり、お店は代わりのキャバ嬢を探すなどの対応に迫られるため、当欠はなんらかの罰の対象になることが多い。
〇 同伴(どうはん)
お店に出勤する前にお客さんと会い、食事などして過ごし、そのままお客さんを連れてお店に行くこと。
開店間もない時間にお客さんを確保できるため、お店にとって重要な営業方法である。
〇 同伴料(どうはんりょう)
同伴したお客さんに料金が発生すること。
同伴料が一定の割合でキャバ嬢にバックされることもある。
× 飛ぶ(とぶ)
退店手続きをすることなく、突然音信不通になってしまうこと。
仕事が嫌になったキャバ嬢が勝手に飛ぶ場合と、お店に引き留められて辞めたくても辞められずに飛ぶ場合がある。
事情があって飛ぶならば、給料日の翌日に飛ぶのが良い。
× 友営(ともえい)
友達営業のこと。
お客さんと友達のような関係を築くことを目指す。
色恋営業と異なり、少ないストレスで細く長く続けられる営業スタイルである。
〇 ドリンク
キャバ嬢の飲み物。
お客さんのハウスボトルを飲むのではなく、お客さんに注文してもある。
ドリンクにはバックが付いているため、たくさん飲めば稼げる。
× ドリンクバック
ドリンクの料金のうち、一定の割合でキャバ嬢にバックされるシステムのこと。
〇 トレンチ
料理やお酒を運ぶのに使うおぼんのこと。
ボーイはトレンチをワキに挟んで待機しており、必要とあらばトレンチ片手に駆け付け、テーブルの空き皿を下げたりする。
ベテランになると、三本指でトレンチを運ぶこともある。
〇 トング
氷を掴むための道具。
アイスペールに添えられている。
な行
な
× 内勤(ないきん)
キャバクラで働くスタッフのうち、裏方のスタッフのこと。
〇 流れ(ながれ)
せっかくお店に来たお客さんが、利用せずに帰ってしまうこと。
指名したいキャバ嬢がいないときや、お店が混雑している時、騒がしそうな時などにそうなることがある。
混雑している時には、ちょっとでも顔を見せて挨拶だけでもすることが大切。
〇 ナンバークラス
売り上げが上位クラスのキャバ嬢のこと。
何位までをナンバーとするかはお店によって違うが、3位までを指すことが多い。
ショーのあるお店では、ナンバー入りしているキャバ嬢が目立つ位置で踊ることも多い。
〇 ナンバーワン
そのお店で指名本数や売上総額がナンバーワンのキャバ嬢のこと。
そのお店の女王。
ランキング上位のキャバ嬢たちはナンバーワンの座を目指して努力しているため、ナンバーワンを勝ち取るのは簡単ではない。
〇 生(なま)
生ビールのこと。
お客さんが「生」といえばこれ。
に
〇 ニュークラブ
キャバクラのこと。
キャバクラと何も変わらないが、クラブというと高級感があるため、敢えてニュークラブと称するお店もある。
北海道では、キャバクラと言えばセクキャバを意味し、一般的なキャバクラはニュークラブと表現するため、お店選びの際には注意。
× ニューボトル
お客さんが新しく入れたキープボトルのこと。
しかし、お客さんにとってはキープボトルに過ぎず、ニューボトルはお店側の用語。
ぬ
× 抜く(ぬく)
接客中に、お客さんの席から離れること。
指名が被っている時には、複数のテーブルを回ることになるが、つけ回しが指示の際に使う。
× 濡れしぼ(ぬれしぼ)
濡れているおしぼりのこと。
ごく普通のおしぼりであり、お客さんには「おしぼり」と言うのが普通。
ね
〇 ネームプレート
キープボトルを預かる際、ボトルにかける名札。
お客さんの名前と指名しているキャバ嬢の名前、ボトルの開封日などを記入する。
× 年確(ねんかく)
年齢確認のこと。
キャバクラで働けるのは、法律的には18歳以上からであり、18歳未満を働かせないためにお店は年確を厳格に行う。
の
× ノーゲス
ノーゲストの略であり、店カラと同じく、お客さんが一人もいないこと。
〇 飲みキャラ(のみきゃら)
お酒に強く、それをキャラクターとしているキャバ嬢。
元気よく飲んでくれるため、楽しく飲みたいお客さんに喜ばれる。
お客さんにも飲ませ上手で、盛り上げ上手だと人気者になりやすい。
〇 飲み卓(のみたく)
お酒をたくさん飲むテーブルのこと。
テキーラなどの強いお酒を飲んだり、一気飲みをしたりすることも多いため、お酒に弱いキャバ嬢には辛い席であるが、ドリンクバックを稼ぐチャンスでもある。
お店も、そのような席のヘルプには飲みキャラをつけるなどの工夫をする。
〇 飲み直し(のみなおし)
セット料金分の時間が経過した時、またセット料金で飲み直すこと。
〇 ノルマ
お店に課せられる最低ラインの売り上げ。
漫然と働き、最低時給だけをもらってお店に貢献しないキャバ嬢もいるため、そのような低い意識を底上げするためにノルマを設定する。
ノルマは指名本数や売上金額などで設定されており、達成できなければ罰金を捉えることもある。
高級店ほどノルマがきつく、大衆店はノルマがないことも多い。
あくまで緩く働きたいならば、ノルマのないお店を選ぶなどの工夫が重要となる。
は行
は
〇 バースデー
キャバ嬢の誕生日のこと。
ナンバー入りしているキャバ嬢のバースデーは盛大に行われ、お店の内装もゴージャスになる。
バースデーのキャバ嬢は、着物や派手なドレスなど、いつもと違う衣裳で接客する。
〇 バーテン
バーカウンターでお酒を作るスタッフのこと。
キャバクラによってはバーカウンターを設けている。
〇 ハウスボトル
セット料金で飲み放題になっているお酒。
これによって、キープボトルがないお客さんでもお酒を飲むことができるが、キャバ嬢は飲めないためお客さんからおごってもらうことになる。
ハウスボトルの中身は焼酎、ブランデー、ウイスキーのどれかになっている。
〇 バカラ
フランスのグラスブランド。
世界的に有名。
「ドンペリグラス」といえば、ドンペリニヨンを飲むためにバカラが特別に製造しているシャンパングラスのこと。
〇 箱(はこ)
お店のこと。
キャバクラでは店舗を箱と表現し、大規模なお店を大箱、中規模なお店を中箱、小規模なお店を小箱と言う。
〇 はしご
お店を何件も廻って飲み歩くこと。
はしご酒などともいう。
「今日は3件はしごしてるよ」など、会話でよく出てくる。
× 罰金(ばっきん)
お店のルールを破ったとき、罰金が科せられることがある。
遅刻、当日欠勤などでお店に迷惑をかけるキャバ嬢が多いため、罰金で縛る必要がある。
× バック
売り上げのうち、一定割合でキャバ嬢の給料に加算される歩合給のこと。
ドリンクをおごってもらった時にはドリンクバック、キープボトルを入れてもらった時にはボトルバック、食べ物を注文してもらった時にはフードバックなどが付く。
バックの付き方はお店によって違う。
× 罰則(ばっそく)
破るとペナルティが課せられる決まりのこと。
〇 花(はな)
お店の周年記念やキャバ嬢の誕生日などに、お店に飾られる花のこと。
花の多さでキャバ嬢の人気が分かるため、見栄の張り合いでもある。
× 派閥(はばつ)
お店に所属するキャバ嬢同士で形成するグループのこと。
普通、いくつかの派閥に分かれていることが多い。
派閥同士がトラブルになることもあるが、派閥内では助け合いがあるため、どの派閥にも属さないという働きかたは賢明ではない。
× 早上がり(はやあがり)
本来の営業終了前に仕事を終えること。
お店が暇な日は、早くお店を閉めて早上がりになることもある。
× バンス
前借りのこと。
お店に入ったばかりのキャバ嬢がお金に困っているときなど、バンスを利用することで助けになることもある。
求人の際、バンスできることを売りにしているお店もある。
ただし、あくまでもお店からの借金であることを忘れずに利用しなければならない。
ひ
× ビアタン
ビアタンブラーのこと。
ビールを飲むときに使うグラスで、ジョッキよりも小さい。
× 引き抜き(ひきぬき)
他のお店からスカウトされること。
ヘッドハンティング。
今いるお店よりも好条件で迎え入れられることがほとんどだが、トラブルになることもあるので注意。
× ビジター
新規のお客さんのこと。
ボトルキープがないお客さんやフリーのお客さんもビジターということがある。
〇 ピッチャー
お水などを入れる大きな容器。
〇 VIPルーム
お店の中でも特別な席。
個室になっていることが多い。
〇 昼キャバ(ひるきゃば)
昼間から空いているキャバクラのこと。
× 日払い(ひばらい)
出勤したら、一日分の給料をその都度支払ってもらうこと。
一日分の給料を全額もらう場合と、一部だけもらって残りは月払いにする方法とがある。
× ビラ配り(びらくばり)
キャバ嬢が、お店が暇な時間などにビラを配ること。
× ビラ専(びらせん)
ビラ配りをするアルバイトの女の子。
お店の外でビラを配り、お客さんをお店に連れてくる。
お店で接客することはなく、ビラ配りだけを専門的にこなす女の子である。
お客さんを招くためにも、可愛い子が雇われることが多い。
× ピン客(ぴんきゃく)
キャバクラに来る際、誰かと連れ立ってくるのではなく一人で来るお客さんのこと。
キャバクラ中毒のお客さんも多い。
〇 ピンドン
ドンペリニヨンのロゼのこと。
ピンクのドンペリニヨンであるため、略してピンドンという。
ふ
× 歩合(ぶあい)
指名やドリンクなどによって売り上げたとき、その一部が給料に反映されること。
お店によってバック率が異なるため、働く前に良く確認することが重要である。
× 風営法(ふうえいほう)
風俗業を取り締まる法律であり、「風俗営業等の規則及び業務の適正化に関する法律」の略。
キャバクラやクラブといった飲食業や、あらゆる性風俗を取り締まるもの。
キャバクラ店は風営法に基づいた営業をしなければならず、違反したら営業停止になることもある。
× 風紀(ふうき)
キャバ嬢と男性スタッフが恋愛関係になり、お店の風紀が乱れること。
禁止しているお店が多く、見つかれば罰金を取られることもある。
〇 フード
お店で注文する食べ物のこと。
フードバックが付くことが多い。
× 太客(ふときゃく)
お金をたくさん使ってくれるお客さんのこと。
太客の人数によって、売り上げが大きく左右される。
× フリー
指名するキャバ嬢が決まっていないお客さんのこと。
〇 フロアレディ
キャバクラで働く女性のことであり、要するにキャバ嬢のこと。
求人広告などでは、キャバ嬢と露骨に表現せず、フロアレディと表現することが多い。
〇 フロント
お客さんが来店した時に、真っ先に接客するスタッフのこと。
お店の入り口に立っており、案内するのが仕事。
値段交渉までこなすこともある。
お店の顔とも言える仕事であるため、イメージの良いスタッフが選ばれる。
〇 フルーツ
フードメニューの中でも、単価が高いのがフルーツ盛り。
誕生日やクリスマスといったイベントで注文されることが多い。
単価が高いのでフードバックも大きくなる。
へ
× ベテラン
勤務年数が長いキャバ嬢のこと。
× ペナルティ
規則を破った場合に罰を課せられること。
罰金を取られることが多い。
〇 ヘルプ
指名を受けているキャバ嬢の補佐をするキャバ嬢のこと。
複数の指名を受けているキャバ嬢が席から席へと回る時、空いた席に座って接客を行なう。
ほ
× ポイント
給与システムで使われるもの。
指名や同伴によってポイントを加算していき、ポイントの総計によって時給がスライドしたり、その月の給料が決まったりする。
× 放置(ほうち)
お客さんが放置されること。
キャバ嬢が付かずに一人で座っている状態。
お店が忙しすぎる時に、やむを得ず一時的に放置状態になることがあるが、キャバ嬢にしつこく触ったり、トラブルを起こしたお客さんが、見せしめ的に放置されることもある。
〇 ボーイ
キャバクラ店あらゆる雑務をこなす男性スタッフ。
黒服とも。
× 保証期間(ほしょうきかん)
売り上げに関係なく、一定の給料が保証されている期間のこと。
新人が入店して間もない頃に適用されることが多い。
新人は保証期間のうちにある程度お店に慣れ、指名も獲得することが大切である。
× 保証給(ほしょうきゅう)
売り上げに関係なく、保証されている給料のこと。
お店に入り立ての新人は指名客が一人もおらず売り上げも低いが、保証給があることによって、ある程度稼ぐことができる。
× 細客(ほそきゃく)
お金をあまり使ってくれないお客さんのこと。
キャバ嬢はあまり頑張って接客しないが、細客をたくさん掴んで、安定してそこそこ稼ぐキャバ嬢も多いので馬鹿にできない。
〇 ボトル
お酒の入った瓶のこと。
〇 ボトルキープ
ボトルを下ろしてもらい、飲みきれなかったものをお店で保管してもらっておくこと。
× 本カレ(ほんかれ)
本命の彼氏のこと。
色恋営業によって恋人気分でいるお客さんを色カレ、本当の彼氏を本カレという。
〇 本指名
あらかじめ指名する女の子を決めておき、入店してすぐに指名すること。
〇 本入店(ほんにゅうてん)
お店に在籍すること。
面接を受け、体験入店をこなし、そのお店で働きたいと思えば本入店となる。
× ポン引き(ぽんびき)
路上で客引きをする人だが、悪質な客引きを特にポン引きという。
ぼったくりのお店に連れていくなどするため、嫌われている。
ま行
ま
〇 マーライオン
シンガポールのマーライオンが、口から勢いよく水を噴き出しているように、勢いよく吐くこと。
お酒を飲みすぎたキャバ嬢が、勢いよく吐いたときに使われる。
× マイナス営業(まいなすえいぎょう)
お客さんがキャバ嬢よりも多くなってしまい、お客さんとキャバ嬢が1対1にならない状態のこと。
お客さんは楽しめず、満足度がかなり低くなってしまう。
× 枕営業(まくらえいぎょう)
お客さんとセックスすることによって、指名をとろうとする営業方法。
お客さんは体目当てであるため、指名が長続きしない。
性病や妊娠のリスクもある。
× マスコミ手当(ますこみてあて)
メディアに出演してお店の宣伝になったときに受け取れる手当。
〇 マドラー
お酒を作る時に、グラスをかき混ぜる棒のこと。
〇 ママ
お店を仕切っている女性のこと。
クラブやスナックではママがいることが多く、キャバクラではあまり見られない。
み
〇 ミーティング
開店前や閉店後に行われる打ち合わせのこと。
色々な報告や接客指導によって、お店の質を向上させるのが狙い。
お店全体でのコミュニケーションを図る意味もある。
× 幹(みき)
新しいお客さんを連れてきてくれるお客さんのこと。
木の幹から枝が分かれるように、一人のお客さんから新規のお客さんが増えるため、幹と言われる。
× 未収(みしゅう)
お客さんのツケが回収できていない状態のこと。
ツケができるキャバクラは少ないものの、できる場合にはキャバ嬢が立て替えている状態であるため、お客さんから回収できなくなったらキャバ嬢の給料から引かれることになる。
× 水揚げ(みずあげ)
お客さんが、水商売をしている女性の面倒をみることで、お店を辞めさせること。
愛人契約などを交わして水揚げすることが多いため、侮蔑語とされることもあるので注意。
〇 水商売(みずしょうばい)
キャバクラやホステスなど、夜の業界のことを水商売という。
不安定な商売であり、水の流れのように状況が変化することから、水商売と言われる。
〇 水割り(みずわり)
ウイスキーや焼酎などのお酒を、水で割って飲むこと。
お酒:水=5:5が普通だが、お客さんによって好む濃さが違うため、お客さんごとに作り方を変えるのがポイント。
× 店年齢(みせねんれい)
キャバ嬢としてのプロフィールで設定している年齢のこと。
風営法では18歳以上で働けるとしているが、それではお酒が飲めないため、20歳と偽って働くことがある。
逆に、実年齢よりも低く偽ることも多い。
身バレを防ぐうえでも役立つ。
実年齢がお客さんにバレることはほとんどない。
× 店前同伴(みせまえどうはん)
食事などのデートをしてからお店に来るのではなく、お店の前で待ち合わせて一緒にお店に入る同伴スタイル。
〇 ミネ
ミネラルウォーターの略。
む
× 無欠(むけつ)
無断欠勤の略。
罰金などを取られることが多い。
〇 むらさき
醤油のこと。
寿司屋などでも使われる用語。
アフターや同伴でお寿司を食べに行き、むらさきといえば醤油のこと。
〇 無料案内所(むりょうあんないじょ)
繁華街の中で、お店を無料で案内している場所。
め
〇 明朗会計(めいろうかいけい)
会計がはっきりしており、不明な料金が発生しておらず、お客さんにもわかりやすいこと。
予算内で計算しながら飲むことができ、納得してお金を払えるため、満足度も高い。
× メール営業(めーるえいぎょう)
お客さんにメールやラインを送って営業をかけること。
× 面接落ち(めんせつおち)
面接の時点で落ちてしまうこと。
体験入店すらできない。
も
〇 持ち込み(もちこみ)
お客さんが、食べ物や飲み物をお店に持ち込むこと。
多くのお店でNGだが、持ち込み料金を払えばOKとしているお店もある。
や行
や
× ヤ営(やえい)
ヤクザが経営しているお店のこと。
× ヤリ目(やりもく)
キャバ嬢とセックスすることが目的のお客さんのこと。
ヤリ目のお客さんは多い。
× 雇われ店長
お店を経営している店長が、経営者から雇われていること。
店長はお店のことを全て任されているが、経営権は経営者が持っている。
ゆ
× 幽霊部員(ゆうれいぶいん)
お店に在籍しているものの、ほとんど出勤していないキャバ嬢のこと。
お客さんからもキャバ嬢からも忘れられている、幽霊のような存在。
× 友人紹介料(ゆうじんしょうかいりょう)
お店に友人を紹介してキャバ嬢になったとき、お店からもらえる紹介料のこと。
× 諭吉(ゆきち)
一万円のこと。
延いてはお金のこと。
一万円札の肖像が福沢諭吉であるため。
売り上げを「諭吉〇枚」と表現したり、「お客さんの顔が諭吉にしか見えない」などと言う。
よ
〇 呼び込み(よびこみ)
お店の前で、スタッフがお客さんを呼び込むこと。
条例により、街頭で行うと違反行為になることがあるため、その場合にはお店の前で呼び込むことが大切。
ら行
ら
〇 ラウンジ
キャバクラよりもやや高級なお店を区別してラウンジと呼ぶが、中身はあまり変わらないことも多い。
キャバクラがラウンジと称しているだけのこともある。
〇 ラスソン
お店の営業時間が終了間際になったときにかける、音楽やBGMのこと。
カラオケのあるお店では、その日のナンバーワンが曲を選んだり、歌ったりすることがある。
〇 ラスト
お店の閉店時間のこと。
〇 ラッキー
つけまわしのこと。
お店全体を見渡し、テーブルにつかせるキャバ嬢を適切に選ぶ大切な仕事。
雑務をこなすボーイ、キャバ嬢を管理するマネージャー、会計をするキャッシャー、つけ回しをするラッキーというように、キャバクラの役職にはそれぞれ独特の呼び方がある。
〇 ラッパ飲み
ボトルに口を着けて一気に飲むこと。
飲みキャラのキャバ嬢が見せることもあるが、ホストクラブほどには見られない。
〇 ランパブ
ランジェリーパブのことで、キャバ嬢が下着姿で接客するお店のこと。
セクキャバに似ているが、ランパブでは基本的にお触り禁止となっている。
り
〇 リピーター
お店に繰り返し通ってくれるお客さんのこと。
お金をたくさん使ってくれるリピーターを、特に太客という。
お金をそれほど使わないリピーターは細客という。
× 寮完備(りょうかんび)
キャバ嬢が入居できる寮をお店が用意していること。
求人広告での売り文句になっていることも多い。
寮費は周辺相場よりも安く、お店からも近いため、働きやすくなる。
ただし、レギュラーでの出勤を求められることもある。
〇 領収書(りょうしゅうしょ)
支払いを証明するもの。
接待などで利用した場合にはキャバクラ代を経費で落とすことが多く、領収書が必要となる。
れ
〇 レインボー
ドンペリニヨンの全色のこと。
ドンペリの白、黒、ピンク、ゴールド、プラチナの5色全てを注文する大盤振る舞いが行われたとき、レインボーと表現する。
× レギュラー
週5勤務のキャバ嬢のこと。
ほとんどが専業キャバ嬢である。
〇 レディースグラス
キャバ嬢用のグラスのこと。
レディースタンブラーということもある。
お客さんのグラスよりも小さいのが普通。
ろ
〇 ロック
氷を入れてお酒を飲むこと。
大きめの氷をグラスに入れると岩のように見えることから、ロックと言うようになった。
〇 ロックグラス
ロックでお酒を飲むときに使うグラスのこと。
大きめの氷が入るように、グラスの口は大きい。
氷が早く溶けると、お酒がすぐに薄くなってしまうので、ロックでは大きめの氷の塊を入れるのである。
わ行
わ
〇 割チケ(わりちけ)
割引チケットのこと。
お店のメールマガジンやサイトなどで配布されている。
〇 割り物(わりもの)
お酒を割るために使うミネラルウォーター、お茶、炭酸水、ジュースなどのこと。