キャバ嬢の中には、キャバクラだけで稼いでいる専業キャバ嬢もいますが、他の仕事を掛け持ちしながら働く兼業キャバ嬢もいます。
本稿をお読みの方の中にも、そのような人は多いと思うのですが、キャバ嬢は特殊な仕事ですから、どんな仕事とのダブルワークが適しているのか分からないという人も多いと思います。
そこで本稿では、筆者がダブルワークのキャバ嬢にインタビューをしてきた中で、多かったと思う職業を挙げていきます。
キャバ嬢のダブルワーク
キャバ嬢は特殊な仕事です。
勤務時間も勤務内容も特殊ですから、普通のアルバイトを掛け持ちするのと、キャバ嬢を掛け持ちするのとでは随分と勝手が違います。
キャバ嬢とのダブルワークを考えている女性は、どのような仕事とのダブルワークをしているのか、気になっていることでしょう。
そこで、筆者がキャバ嬢たちにインタビューしていく中で、多いと感じている仕事を挙げていきます。
アパレル店
アパレル店勤務の女性は多いです。
アパレル店で働いている女性は、基本的にルックスやスタイルもよく、おしゃれな女性が多いため、キャバ嬢として働くのに適しているのです。
また、アパレル店は給料が低いです。
アパレル店だけでは生活するのだけでやっとという女性が、キャバ嬢や風俗嬢などの高時給アルバイトをダブルワークに選ぶケースはかなり多いです。
保育士
保育士も、給料が低い仕事であり、高時給の副業としてキャバ嬢をやっている女性が多いです。
待機児童問題はもはや社会問題となっており、保育士の待遇改善が叫ばれています。
待遇を良くしてほしいと考える保育士がSNSなどで声をあげているのが、話題になることも多いです。
特に保育士の場合、保育士になりたいと夢を抱いて、専門学校や大学に通って保育士になっているだけに、簡単に辞めるという選択ができません。
そこで、キャバ嬢をやりながら保育士を続ける人も多いのです。
介護士
介護士も、給料が低く待遇が悪い仕事の筆頭です。
少子高齢化社会であり、介護の必要性はどんどん高まっていますが、介護士の給料は低いです。
介護士の給料だけでは、生活していくのがやっとでしょう。
だからこそ、キャバ嬢と掛け持ちする女性も多いです。
ただし、介護士は肉体的なストレスも大きい仕事であり、精神的なストレスが大きいキャバ嬢と兼ねることで、かなり大変なダブルワークになると言えます。
飲食店
飲食店アルバイトをやっている人もいます。
ファミレスや喫茶店などで、時給1000円以下で働いている人も多いです。
キャバ嬢のアルバイトは時給3000円くらいもらえますから、メインの稼ぎはキャバ嬢です。
周りへのアリバイ作りで、飲食店アルバイトをやっているケースが多いです。
ネイリスト
キャバ嬢の中には、派手なネイルをしている女性も多いですから、ネイリストとキャバ嬢はかなり密接なダブルワークだと言えるでしょう。
実は、将来的にネイリストになりたくて、専門学校に通っているキャバ嬢は多いです。
中には、ネイルサロンを出したいと考え、キャバクラで頑張ってお金を貯めている人もいます。
ネイルサロンで働いていると、道具代や練習のための材料代などで経費がかさみます。
そこで、キャバ嬢と兼業して稼ぎ、それらを賄うのです。
OL
OLと兼業しているキャバ嬢も多いです。
これは単純に、女性が選ぶ職業の中でもOLが多いからです。
それほど待遇がいいわけでもありませんから、キャバクラで働いているOLはよく見かけます。
生活費を稼ぎたいという動機のほか、OLとして働くことに退屈さを感じ、ちょっとやってみようという動機で始めるOLも多いです。
女子大生
これは仕事ではありませんが、大学や専門学校に通いながら、生活費や学費を稼ぐためにキャバ嬢になる女性は多いものです。
有名大学の学生がキャバ嬢になることも多く、そのような女性は頭がいいですから、考えながら働いてたくさんの指名を取るケースも珍しくありません。
まとめ
このように見ていくと、ネイリストや女子大生など、将来を見据えて、通過点としてキャバ嬢になるタイプと、本業では満足に稼ぐことができずにキャバ嬢になるタイプがいることが分かります。
男女平等が叫ばれて久しいですが、格差が広がり、女性よりも稼げるとされている男性でも、満足に稼げない人が多い社会です。
本当の男女平等には、まだまだ時間がかかるでしょう。
普通の仕事ではなかなか稼げない女性にとって、キャバクラは心強い存在です。
意外に普通の人たちがキャバ嬢として働いていますから、皆さんも検討してみてはいかがでしょうか。
