テレビのニュースや新聞などでぼったくりバーの報道がされています。
特に新宿歌舞伎町ではこういった悪質店があり、年々増加しているのです。
中には悪質な居酒屋もあります。
こういった被害を避けるため、キャッチについて行ってはいけません。
ぼったくりバーと居酒屋の違い
ニュース番組などで度々特集されるぼったくりバー。
これは一般的なキャバクラを装っておきながら、法外な料金を請求する悪徳バーのことです。
こういった悪徳バーの報道がされるようになって誰もが警戒心を高めていますが、その手口は年々巧妙となっています。
現在はぼったくりバーではなく、ぼったくり居酒屋まで登場しています。
「居酒屋であればボッタクリの心配は無いだろう」と考えていても、騙されてしまうことがあるのです。
こういった悪徳店はツイッターで話題となりました。
そこに掲載された画像には法外な料金が記載されたレシートがあったのです。
しかし、誰もが「こんな悪徳店はレアケースで自分には関係ないだろう」と考えたのですが、同様の手口による被害が急増しました。
そのため、誰もがこういった悪徳店に騙される可能性があるのです。
何度も行き慣れたお店へ行くことも楽しいものですが、新しいお店を開拓することも楽しいものです。
こういったお店でお酒を飲んでしまうと、一般的なお店の何倍もの金額を請求されるのです。
一般的なお店であれが4000円程度の料金のはずが、こういった悪徳店ですと数万円を請求されてしまいます。
最初に「4000円で飲み放題」と言っておきながら、最終的にあれこれと理由をつけて数万円を請求するケースもあります。
こういったボッタクリ行為で最も多いのはキャバクラを装ったボッタクリです。
最初にシステムの説明がされるのですが、ここでは「1時間6000円」というスタンダードな料金を伝えてきます。
しかし、会計をしようとすると「チャージが7000円、週末料金としてプラス5000円、ドリンク一杯5000円」など次々に料金が追加され、最終的に数十万円になることがあるのです。
これは詐欺罪になるように思えますが、詐欺罪とは嘘をつかれたことで財産を騙し取られた場合に適用されます。
こういった悪徳店は法外な料金でありながら料金を提示しているので、詐欺罪は適用されません。
つまり、悪徳店は「料金表を正しく確認しなかったお客の自己責任」にしようとしているのです。
そのため、非常に狡猾で厄介な相手と言えるでしょう。
こういったボッタクリ店に騙されないようにするには、何より最初から関わらないことが大切です。
特に日本最大の歓楽街である新宿の歌舞伎町では、こういったボッタクリ被害が増加しています。
ぼったくりバーとメニューの特徴
誰もがボッタクリ被害には遭いたくないもの。
しかし、悲しいことにボッタクリの被害は新宿歌舞伎等を中心に増加しています。
ボッタクリ被害に遭いたくないのであれば、その特徴を知っておくことで被害を避けることが可能です。
こういった悪徳店は優良店を装っており、大手外食ランキングサイトにも登録しています。
しかも、サクラを使って良い評判を書き込んでいるので、パッと見ただけでは判断出来ないのです。
飲み会の幹事になってしまうと、こういった外食ランキングサイトからお店を選ぶことは定番ですが、そういった部分まで巧妙になっているのです。
しかも立派なホームページを持っており、看板などの店構えもしっかりとしています。
ボッタクリ店の特徴が最も出やすいのはメニューです。
メニューの写真には立派な盛り付けの刺し身などがありますが、実際に提供されるのは非常に安っぽいもの。
さらに、焼き鳥などの焼き物も焦げていたり、調理レベルが非常に低いのです。
また、生ビールを謳っていても発泡酒や第三のビールが使われていることもあります。
これだけでも嫌な気分になりますが、会計時にさらに追い込みがあります。
悪徳店で飲食をすると、会計であり得ない金額を請求されます。
場合によっては週末料金が発生することもあります。
こういったことは事前に店員から説明があるのですが、早口でまくし立てるので聞き取れない場合がほとんどでしょう。
中には「ドリンク飲み放題2000円」を謳っているお店に入店すると、「1人1品以上の軽食を注文してください」と言われることもあります。
この軽食が非常に高額に設定されている場合があるのです。
これまでこういったボッタクリ店は新宿歌舞伎町だけのイメージがありましたが、現在は池袋にも登場しています。
今後は大阪や名古屋などの大都市圏にも進出すると考えられるでしょう。
こういった悪徳店はキャッチを使ってお客さんを連れてくるので、ボッタクリ被害に遭いたくなかったらキャッチを利用してはいけません。
少しでもキャッチの話しを聞いてしまうとしつこく付きまとってくるので、キャッチの声かけは一切無視しましょう。
ぼったくりバーの対策
ボッタクリ店に引っかからないようにする方法として、キャッチについて行かないというものがあります。
多くの歓楽街では条例によってキャッチ行為や客引き行為は禁止されています。
しかし、ボッタクリ店は平気でボッタクリをするくらいですので、平気でキャッチ行為を行っています。
基本的にキャッチはすべて無視することですが、中には「大手居酒屋チェーンのグループ店だから安心して欲しい」と言うキャッチもいます。
もちろんこれは嘘なのですが、つい「あのグループ店だったら信用出来るかも」と考えて付いて行く方もいます。
大手居酒屋チェーンはそういったキャッチ行為を行っていませんので、絶対に騙されてはいけません。
このバック率はケース・バイ・ケースですが、3割から6割がバックされると言われています。
そのため、キャッチはあの手この手の嘘をついてお客を捕まえているのです。
また、こういったボッタクリ店でもしっかりとしたホームページを持っています。
ホームページを見ると立派なように思えますが、そこで判断をしてはいけません。
さらに、メニューも立派なものになっているので注意が必要です。
これらはすべてダミーと考えましょう。
さらに、ボッタクリ店へ入店すると従業員からシステムの説明がありますが、これが早口で聞き取れないのです。
ここでサービス料やオプションなどを説明しているのですが、聞き取りは難しいでしょう。
ボッタクリ店は詐欺罪を逃れるため、こういった早口のシステム説明をしているのです。
新宿歌舞伎町や池袋などの歓楽街でボッタクリが問題となっていますが、ボッタクリ被害は全国各地に広まっています。
特に問題となっているのが観光地でのボッタクリです。
その土地でなければ食べられない食材を提供しているのですが、それが非常に質の悪いものでなおかつ高額になっています。
明らかなボッタクリ額なのですが、多くの観光客は「観光地はどうしても値段が高くなるもの」と考えてしまい、一切疑うこと無くしはらってしまいます。
観光地のボッタクリ店でさらに悪質になると、地元で採れた食材と謳っておきながら、海外から輸入された安物ということもあるのです。
こういった食材はめったに口に出来ないため、うっかり騙されてしまいます。
歓楽街だけでなく観光地でのボッタクリに注意しましょう。