キャバクラやスナックの女性というと、華やかな職業と思われがちですが、実は肉体労働ですし、いじめやセクハラは当たり前です。
「相手を蹴落とす」という気概を持ち、強く働いて行くことが、この業界で生き残っていくためのコツと言えるかもしれません。
結構肉体労働なんです!
スナックの女性と聞けば、上品に仕事をしていて、女性の中でもキラキラした存在だと思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、そんな「スナックの女」には表からでは見えない裏側があります。
その一つが肉体労働についてです。
一見するとキラキラした職場で、華やかなイメージがある業界ですが、肉体労働も多いです。
精神的な苦労も多いことを考えると、疲労が溜まっていく仕事の一つだと言えるかもしれませんね。
ヒールが高くて疲れやすい
肉体労働だと感じてしまう人が多い理由としては、ヒールが高いことが理由として挙げられます。
スナックの女性は基本的にハイヒールを履くことが多いので、体力的にダメージが蓄積されていきます。
ヒールの高い靴を履いて数時間仕事をしていると、思っている以上に疲れてしまうことが多いです。
だからこそ、肉体労働だと思ってしまう方も多いのです。
立つのも座るのも腰に負担がかかる
席に座って接客するキャバクラなどはまだ良いものの、スナックの女性などは基本的に立っていることが多いので、その分体力が削られることが多いです。
また、立っているのはもちろん、長時間座っていると腰痛になってしまうという方も多いです。
腰痛は足腰に関係しており、長時間立ったり座ったりしていると悪化します。
適度にマッサージなどを行う必要があるので、スナックの女性などは毎週のようにマッサージに通っているということも少なくありません。
その費用がかさんでしまって、結局長続きしないという方も中にはいるのです。
声がガラガラになってしまう
また、お酒を飲むことが多いので、声がガラガラになってしまうのも大変な点です。
裏側ではお酒を嫌っている女性も少なくありません。
当然のようにスナックやキャバクラなどではお酒を飲むので、結局喉を痛めてしまう方も多いのです。
表では「お酒が飲めなくても大丈夫」と言われている業界ですが、裏側ではお酒を飲むのは当たり前と言われます。
これは実際に多くの方が知っている裏側の事情ですよね。
お酒は飲めるに越したことはありませんが、無理はしないようにしましょう。
お酒に強いという方は良いですが、弱いという方は店側に「飲めない」ということを伝えておく必要があります。
ただし、裏側では「お酒が飲めないのは言い訳にすぎない」と言われることもあるので、その分負担も大きくなってしまうかもしれませんね。
自分の身体を守れるのは自分だけなので、少なくとも無理だけはしないようにしましょう。
いじめ、セクハラは当たり前!?
スナックの女性やキャバクラの女性の悩みの一つが「いじめ」や「セクハラ」です。
特にこれらの問題に関しては、店で対処することが難しいため、なかなか悩みが改善されないキャストの女性も多くなっています。
スナックやキャバクラと聞くと、表向きはキラキラしていて綺麗な店という印象ですが、実はこういった問題を抱えている裏側も多いです。
働く前にしっかりと理解しておくことが必要です。
高単価な仕事だと思って安易に飛びつくことは、基本的には避けておきましょう。
やはりスナックやキャバクラで働いていると夜の仕事ということもあって、男性客に「軽い女だ」と思われることが多いです。
中には「この後ホテル行こうよ」という下心丸出しな客も多いです。
そういったセクハラは日常茶飯事なので、軽く笑って流せるような心構えが必要だと言えますね。
基本的にセクハラに関しては言葉だけであれば笑いにできますが、身体を触ってくる方もいるので十分気を付けましょう。
スナックやキャバクラでは、当然のように足や胸を触られることとなるので、心の準備が必要ということは言っていられません。
気づいたら触れていることも多いです。
もちろんそこで「やめて下さい」なんて言える空気ではないので、慣れるまで大変だと思います。
セクハラに関しては、身体はもちろん言葉でも苦痛を感じることがあるので、ある程度免疫力を付けていくことが必要と言えますね。
店の表では「○○ちゃんって本当に可愛いよね」と言っていても、裏側では「生意気な女」と言われることも多いです。
特に競争社会の業界なので、そういった陰湿ないじめはとても多いです。
精神的にも肉体的にも追い込まれてしまう女性も多いので、働くには勇気がいるでしょう。
「相手を蹴落とす」くらいの気概がないと、この業界では長く働くことはできないのかもしれません。
利用客を奪われたキャバクラ嬢やスナック嬢から、執拗にいじめをうけてしまうこともあります。
可愛ければ指名を獲得できるようになりますが、その分指名が取れない先輩などからのいじめも多くなります。
それに耐えられるという方であれば、この業界でも働いて行くことができるでしょう。
裏側を覗いてみると、また違った一面があるので、一度働いてみて裏側を確認してみるというのも良いかもしれませんね。