より多くの収入を求めて、通えない距離の店に入る事もあるでしょう。
その場合は部屋を借りるよりも、店の寮に入ってしまったほうが、手続きも要らず非常に簡単に済みます。
キャバ嬢の寮ってどんな感じ?
大手のキャバクラでは、キャバ嬢のために寮を用意しているものです。
寮はキャバ嬢の強い味方になってくれます。
例えば、キャバ嬢の中にはお金に困ってキャバ嬢になる女性も多いですが、家賃を滞納して家を追い出されそうといった女性にとって、寮があるキャバクラはすごく助かります。
また、地方でキャバ嬢をやっていた女性が、東京のキャバクラで活躍しようと思って上京してきた場合にも助かります。
着の身着のままで上京してきたキャバ嬢になった女性にとって、寮があれば少なくとも住む場所に困ることはありません。
衣食住は大切ですからね。
また、不動産屋によってはキャバ嬢だからと言って部屋を貸してくれないこともあります。
水商売のイメージが良くなかった昔なんか、貸してくれない不動産屋は多かったものです。
今ではあまりそのようなことがありませんが、そういった話を聞くことは未だにあります。
そこで、そのようなキャバ嬢が住む場所に困らないためにも寮を用意しているという事情があります。
とはいえ、今ではキャバ嬢の住宅事情もずいぶんよくなっています。
水商売に従事する女性を専門として不動産屋もあります。
そのような不動産屋では、初期費用が少なくて済むような配慮がされていることもあります。
しかし、家を借りるにあたってはある程度まとまったお金が必要です。
それを貯めるための一時的な仮の住まいとしても、寮の存在はありがたいものです。
寮というとボロっちい部屋というイメージを持つかもしれませんが、普通のアパートやマンションとなんら変わりません。
なぜなら、普通のアパートやマンションをキャバクラ店が借り上げてキャバ嬢に提供しているからです。
そのため、快適な独り暮らしをすることができます。
お店によっては、単に部屋を課すだけではなく、生活に必要となる家電などが一式揃っていることもあります。
家賃は日割り計算の家賃として提示されることが多く、1日あたり2000円くらいのものです。
月にすると約6万円で、都内の部屋としては高いものではないので、そこに住んで家賃を抑えることによって、お金を貯めることができます。
しかし、寮は単なるサービスとして提供されるものではありません。
なぜならば、キャバ嬢を寮に住ませることによってキャバ嬢を縛ることができるからです。
寮に住んでいるキャバ嬢は無断で辞めてしまうことはあまりありませんし、寮に出る条件として「週に5日以上の勤務」などの条件を飲ませることもできます。
このほか、遅刻しがちなキャバ嬢に対してはスタッフが迎えに行くことができますし、もしお店が大繁盛でキャバ嬢が足りなくなった時には、寮で休んでいるキャバ嬢を呼びだすこともできます。
このように、寮はキャバ嬢にとってもお店にとってもありがたい存在なのです。