お客さんからのプレゼントってどう考えればいいの?

キャバ嬢の特権のひとつに、お客さんからプレゼントをもらうことができる、ということがあります。

あまり調子に乗ってこの特権を使っていると、結果的に不利益をこうむる危険性もありますから、小出しに使いたい特権です。

プレゼントをもらいたいときには、どのようにすればうまくいくのでしょうか。

基本的には、プレゼントはもらわない

キャバ嬢の一つの楽しみは、お客さんからプレゼントをもらうことでしょう。

キャバ嬢という仕事をしているだけで、誕生日やクリスマスなどにプレゼントをもらうことができるということは、キャバ嬢の特権でもあります。

本当に欲しいものをもらうだけではなく、プレゼントされたものを大黒屋などに持って行ってお小遣い稼ぎをするキャバ嬢もいます。

基本的には、プレゼントは貰わないのが吉です。

それは二つの理由からです。

お客さんに経済的負担を与えない

一つ目の理由は、プレゼントはお客さんの経済的負担になるということです。

キャバ嬢へのプレゼントと言えば、ブランド物などの高額商品になる傾向がありますし、キャバ嬢のほうからお願いしなくても、お客さんは喜ばせようと思って買うのですから、やはりそれなりの値段の商品をプレゼントしてくると思います。

お金持ちのお客さんならば、それでも構いません。

しかし、お客さんの多くは標準的な年収のサラリーマンなどですから、このようなプレゼントを買ってもらうのはどうしても負担になります。

ボーナスを使うなどして20万円もするバッグを買ってもらうことも可能かもしれませんが、プレゼントはそれきりのものであり、成績につながるわけでもありません。

それよりも、プレゼントは貰わずに、プレゼントに使うはずだったお金で飲みに来てもらったほうが良いでしょう。

そうすれば、お客さんとの接客回数は増えるため、より一層親密になることができますし、確実に成績に反映されて収入アップにもつながります。

 

 

見返りを求めるスキを与えない

プレゼントは、基本的にはお客さんが自発的に行うものです。

しかし、お客さんが勝手にしたことであっても、お客さんとしては「あの子に○万円ものプレゼントをして“あげた”」という意識を持ってしまうものです。

「~してあげた」となると、誰しも「~してもらってもいいはずだ」と、見返りを求める気持ちが生じるものです。

また、キャバ嬢としても、「~してもらった」という意識を持ってしまうと、「~してあげるべきだ」と見返りの求めに応じる気持ちになるかもしれません。

その見返りというのは、たいていの場合エッチです。

「これだけやったのだから、エッチさせてくれてもいいだろう」と思ったお客さんが、キャバ嬢をアフターに誘い、エッチに持ち込もうとして大げんかになったり、あるいはキャバ嬢がエッチに応じて自分を安売りしてしまったりすることになりかねません。

また、エッチを避けることができたとしても、お客さんの中には「俺はこんなにしたのに!」と逆恨みをし、ストーカーになったりするケースもあります。

以上の二つの理由から、基本的にはプレゼントは貰わないほうが良いでしょう。

しかし、お客さんの中には経済的に十分な余裕があり、気軽にプレゼントをくれるお客さんがいます。

また、一般的なお客さんでも、キャバ嬢がいくら断ってもプレゼントをしてくる人もいます。

たとえキャバ嬢側が断っても、「俺がしたいって言ってるんだからいいでしょ。プレゼントさせてもらうよ」などと言われれば、その気持ちを無碍にすることもできないものです。

そんなときには、プレゼントをもらうのもアリでしょう。

そして、せっかくプレゼントしてもらえるならば、上手におねだりをして、ほしいものをゲットしてもよいかもしれません。

では、上手なおねだりの方法とは、どのようなものなのでしょうか。

上手なおねだりの方法

お客さんにプレゼントをおねだりしたり、プレゼントしたい気持ちになってもらうためには、いくつかのコツがあります。

繰り返しますが、「お客さんに貢がせよう」などとは考えないことです。

あなたが断っても、お客さんがプレゼントをしたいと思えるような、そんな魅力的な女性になることが大切なのです。

お客さんは魅力的なあなたを喜ばせようと思ってプレゼントするのですから、当然ですね。

しかし、どうすればそのように思ってもらえるのでしょうか。

 

 

普段から良いものを持っておく

一つに、普段から良いものを身につけるということが挙げられます。

バッグ、アクセサリー、服など、いつも安物ばかりを身につけていれば、それはそれで「お金のかからない、純朴な子」というプラスのイメージをもたれることでしょう。

しかし、裏を返せば「この子のプレゼントは安いものでいいな」と思われることでもあります。

とらえ方によって一長一短といえますが、適度に良いものを身につけるのは良いことです。

ブランド品で身を固めるようなことをすると、「金のかかりそうな子だな」と思われるため良くありませんが、適度に良いものを身につけていれば、「良いものを買ってあげたいな」と思ってもらえるようになります。

嫉妬の利用

お客さんから、身につけているものに対して「それ、どこで買ったの?」などと聞かれたときには、ちょっと嫉妬心をくすぐるチャンスです。

「お客さんからもらったの」などと、プレゼントされたものだということを、いやらしくないように伝えてみましょう。

そうすると、お客さんの嫉妬心がくすぐられ、他のお客さんに負けたくない、他のお客さんよりも気に入られたいという気持ちがわいてきます。

お客さんを傷つけないように、あくまでもさりげなく言うことが大切です。

上手にアピール

そして、プレゼントをされたいというアピールもしてみましょう。

アクセサリーなどの身につけるものが欲しいならば、アピールするのが効果的です。

なぜならば、普段から身につけるアクセサリーというものは、本当に大切な人から贈られたいと思うものだからです。

アクセサリーをおねだりされると、お客さんは「この子にとって、俺は特別な存在なのかも」と思うことでしょうし、たまにそのアクセサリーを身につけていれば、お客さんとの間に結束感も生まれてくるでしょう。

 

 

駆け引きをしてみる

ちょっとの駆け引きも有効です。

たとえば、自分が欲しいものを伝える前に、それよりも高い商品が欲しいと言ってみるのです。

たとえば、5万円のネックレスが欲しいならば、10万円のブランドバッグが欲しいと言ってみます。

お客さんが「ちょっと高いな・・・」という反応を見せたときに5万円のネックレスの話を出せば、「なんだ、半額か。それならネックレスで手を打とう」と思うはずです。

5万円も決して安い金額ではありませんが、最初にほしいと言われたものに比べて大幅に安い商品を第二の候補として挙げられれば、そこに飛びつくのが人情です。

お客さんの経済的負担も軽減されるため、一石二鳥であるともいえます。

大げさなくらい喜ぶ

最後に、プレゼントをもらった時、大げさなくらい喜ぶことが大切です。

とびっきりの笑顔で大喜びするのです。

お客さんがサプライズプレゼントしてくれた時など、あまり欲しくないプレゼントを貰うこともあるでしょう。

花束のプレゼントをされたとき、「花よりブランド品」と思ってしまう人もいるかもしれません。

しかし、そこで不満をあらわにしてしまえば、お客さんは幻滅してしまいます。

プレゼントの質の善し悪しはどうでもよく、お客さんのまごころを受け止めるのです。

もちろん、ほしかったプレゼントを約束通り買ってもらえた場合にも、大いに喜んで見せましょう。

最初に述べたとおり、基本的にはプレゼントはしてもらわない方が良いものです。

いろいろなコツを使うにしても、あまり乱用していると、お客さんから「ずるがしこい女」というイメージをもたれる危険性があります。

お客さんの中にはお金持ちもいるでしょうが、普通の人は少ないお小遣いの中からキャバクラに通っています。

それだけでも、十分にありがたいことです。

その上、何十万円もしたり、百万円を超えるようなプレゼントをねだるというのは、お客さんを潰すことになりかねません。

多くのお客さんは、大変な仕事をこなしてお金を稼ぎ、その中からあなたに会うためのお金をねん出しています。

そんな大切なお客さんを失わないためにも、プレゼントは基本的に断り、断れない場合やお客さんに余裕がある場合にだけ、上手におねだりをしてみましょう。

 

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