キャバ嬢は、見た目以外の要素を無視しては売れっ子にはなれませんが、見た目も大切な要素です。
お客さんから好まれる見た目を考えておくことは、とても重要なことなのです。
本稿では、売れっ子キャバ嬢たちが、はたしてどのように見た目を工夫しているのかを解説していきます。
キャバ嬢も見た目が大切
当サイトでは、売れっ子キャバ嬢になるために大切なことやテクニックをたくさん紹介してきました。
このことから、キャバ嬢は見た目だけではなく、内面や技術面などが非常に大切な要素であることがわかります。
しかし、これは「見た目は関係ない」ということではありません。
試みに、フリーのお客さんに以下の4人のキャバ嬢が接客したとき、どちらがより指名を受けやすいかを考えてみましょう。
キャバ嬢C・・・見た目は良い、接客はそこそこ
キャバ嬢D・・・見た目は良く、接客も良い
言うまでもなく、最も指名を受ける可能性が高いのはキャバ嬢Dです。
もしキャバ嬢Dの見た目がお客さんの好みに合わなかった場合、次に指名を受ける可能性が高いのはキャバ嬢Bかキャバ嬢Cであり、これはお客さんが見た目と接客のどちらを重視するかによって変わってくるでしょう。
見た目はそこそこ、接客もそこそこでは指名がとりにくい
最も指名を受ける可能性が低いのが、キャバ嬢Aです。
このように、お客さんは見た目と接客内容のどちらも気にかけるものですが、接客内容が同等のものであるならば、見た目がより良いキャバ嬢が指名を受ける可能性が高くなるのは間違いのないことです。
そもそも、お客さんはキャバクラに夢を求めているのです。
つまり、キャバクラという非日常的な空間でお酒を飲み、普段ならば会話する機会がないようなキレイな(見た目が良い)女性と会話をし、時には疑似恋愛を楽しむという夢を買っているのです。
だからこそ、お客さんがB専でなければ、見た目がより良いキャバ嬢を指名したいと考えるのが普通なのです。
このことから、キャバ嬢にとって見た目も大切な要素であることがわかると思います。
見た目がそれほど良くないキャバ嬢は工夫が必要
キャバ嬢の中では見た目がそれほど良くないキャバ嬢は、メイクを工夫したり、服装を工夫したりすることによって対応していくことが必要となりますし、あるいは接客レベルを高めることによって、自分よりも見た目がよいキャバ嬢の上を行かなければなりません。
顔のつくりがよいに越したことはないのですが、それが他のキャバ嬢より劣っていたとしても、メイク、髪型、服装などを意識していけば、確実にお客さんの目に留まるようになっていくのです。
売れっ子キャバ嬢の中には息をのむような美女は少ないものです。
しかし、売れっ子キャバ嬢たちは、見た目が大切であることを知っていますから、自分なりに工夫しています。
その“工夫”というのも、決して独善的なものではなく、お客さんが好む見た目を作るように工夫しています。
本稿では、そんな売れっ子キャバ嬢たちが見た目にどのような工夫をしているかをお話ししていきます。
清楚系が人気
キャバ嬢の見た目というと、雑誌『小悪魔Ageha』のモデルのような、派手で目立つ見た目が良いと思っている人も多いかもしれません。
確かに、あのような派手な見た目を好む男性も多く、歌舞伎町のキャバ嬢にはあのような見た目のキャバ嬢も多いものです。
しかし、多くの男性の好みは必ずしも派手で目立つものではありません。
若いお客さんならば、派手なものを好む人も多くなりますが、年齢層が高いお客さんになると、清楚な雰囲気のキャバ嬢を好む傾向があります。
年齢が高くなるにつれて、お客さんは精神的に落ち着いていくものです。
特に高級店になると、客層は社会的地位と経済力を持った、年齢層の高いお客さんが多くなるため、注意しておきたいものです。
派手で目立つ見た目を作るデメリット
派手で目立つ見た目を作るデメリットは他にもあります。
派手な見た目を追求していけば、同じように考えるキャバ嬢と比較したとき、どうしてもヘアメイクが似通ったものとなってしまうのです。
明るい髪色、つけまつげ、カラコンなどがそうです。
お客さんも、いわゆる「典型的なキャバ嬢ファッション」なるものをイメージとして持っていますから、それそのものといえるような見た目のキャバ嬢に接客してもらっても、印象には残りにくくなります。
したがって、次回以降の指名にもつながりにくいということです。
自分に合うかが重要
それよりも、清楚系を意識してみましょう。
私がよく話を聞く高級店のナンバーワンも、他のキャバ嬢よりも落ち着いたヘアメイクにしています。
髪の色は金髪などではなく、暗い茶色か黒髪にしていますし、セットするにしても派手すぎる盛り髪は避けています。
メイクも控えめであり、カラコンやつけまつげもつけないほどです。
ただし、これは彼女にとってそのヘアメイクが合っているというだけですから、人によってはアレンジがあってもよいでしょう。
自分の雰囲気、キャラクター、顔立ちに合っているかどうかが重要なのです。
私は仕事でもプライベートでも、いろいろな人とキャバクラに行きます。
その知人たちに、調査を兼ねて「どんな女の子が好きなの?」と聞くようにしているのですが、やはり清楚系が人気です。
髪型は落ち着いた茶色か黒髪が好きという人が多いですし、ロングヘアが人気です。
ロングヘアは女性らしさを感じさせる定番の髪型だからでしょう。
しかし、ロングになると手入れが大変であり、手入れされていないロングヘアは魅力がないので、少し手間がかかる髪型であるともいえます。
そして、その人の雰囲気によっても変わりますが、ストレートかふんわりとした巻き髪が好まれるようです。
もっとも、これも男性によって好みが変わるため、絶対的なものではありません。
実際、私はロングヘアが嫌いというわけではありませんが、それよりもショートヘアの女性に魅力を感じます。
服装は何がいい?
次に、服装について考えてみましょう。仕事の時の服装はどうするか、また同伴のときの服装はどうするかという問題です。
これも基本的には、清楚系の服装が好まれます。
そして、自分に合ったものを着るのが大切です。
自分に似合う色やデザインを知っているというのは非常な強みで、大きなプラスになります。
いくらお金をかけていたとしても、自分に似合わないものを着ていたのでは、その時点でNG、大きなマイナス、台無しになってしまいます。
露出度の高いドレスは避ける
仕事の際にはドレスを着用しますが、あまりにも露出の多いドレスは避けたほうが良いでしょう。
露出が多ければ上品さを損なうことになりますし、セクシーになりすぎると、酔っ払ったお客さんのお触り行為を誘うことになってしまいます。
同伴の際には私服となりますが、これも上品さを重視し、過度な露出を避けたほうが良いでしょう。
肌を見せるのは、適度であれば効果的ですが、過度になると逆効果です。
したがって、肌を見せる加減がポイントとなります。
ワンピースは、女性らしい服装の代表ですから、多くの男性に好まれます。
色は白が良いでしょう。
白は清楚に見えますし、清潔感を感じられるからです。
かわいらしさという点では、冬などの寒い時期にはふわふわとしたニットもよいでしょう。
普段は露出の多い服や地味な服を着ているキャバ嬢も、そうすべきです。
キャバ嬢と私服姿で接することができるのは、同伴の大きな楽しみなのですが、キャバ嬢にとっては同伴も仕事のうちです。
仕事用と考えて同伴用の服を用意しておき、それを着ていくのが良いでしょう。
また、同伴や仕事の際に清楚系の服装を着ていれば、イベントでドレスデーなどがあった時に有利です。
普段からセクシーなドレスを着ているキャバ嬢ならば、どんなドレスを着たらよいのか迷うことでしょう。
しかし、普段が清楚なキャバ嬢ならば、そのイベントの日だけ、特別にセクシーなドレスを着ることもできます。
お客さんへの営業でも、
今日はドレスデーなんだ!私も気合いいれて、いつもよりセクシーなドレスを着るつもりなの。こんな服装って普段しないから、どうしたらいいかよくわからないけど。○○さんにアドバイスしてもらえたらうれしいな。
といったメールをすることができます。
ネイルにも気をつける
清楚系に感じさせるのは、ヘアメイクや服装だけではありません。
たとえば、ネイルがそうです。
ネイルも派手にすることはできますが、抑え気味にしておきましょう。
色は薄いピンクやベージュなどにしておき、デザインもシンプルなものがおすすめです。
派手な色にしたり、コラージュとしてゴタゴタ・キラキラとしたものをつけることもできます。
とても長いネイルにすることもできるでしょう。
しかし、そのようなものは良くない印象を与えることもあります。
女性目線では可愛いと感じるネイルでも、男性目線ではそう感じないことも多いのです。
特に、キャバ嬢に疑似恋愛を求め、家庭的な女性を理想とするお客さんならば、そのような派手で長いネイルを見た時に、「こんな爪だと、料理なんかできないよな・・・」と思うかもしれません。
キャバクラは、自分が可愛いと思う女性像を追求する場所ではありません。
お客さんは男性なのですから、その男性からいかに好印象をもたれるかを意識することが大切なのです。
そうすることで、初めてお客さんから愛されることができますし、大切にされることができます。
そのことを考えながら、あなたに合うヘアメイクや服装を考えてみてください。