キャバ嬢にという仕事は肉体的負担が大きいだけではなく、精神的にも多くのストレスを感じる仕事です。
週休1日というキャバ嬢も多いもので、そのようなキャバ嬢は、いかに休日を活用し、心身をリフレッシュするかということが非常に重要です。
本稿では、売れっ子キャバ嬢たちが休日をどう過ごしているかを見ていきます。
案外、休日にも仕事をしていたり、リフレッシュに気を使っていたり、参考になることがたくさんあります。
キャバ嬢の休日は貴重
キャバクラで働いていると、毎晩遅くまで接客をすることになります。
このことから、キャバ嬢は過酷な肉体労働の側面があるといえます。
肉体的に疲れるだけではなく、苦手なお客さんとの接客もこなしていくうちに、精神的なストレスも抱えるようになりがちです。
ですから、キャバ嬢にとっては休日の過ごし方は重要です。
日頃のストレスや疲れを癒し、休みが明けたらまた頑張って仕事をこなしていくために、休みの日はリセットと充電をしっかりとしたいものです。
たいていのキャバクラ店では、日曜日が休みとなっています。
そのため、しっかりとシフトに入っているキャバ嬢ならば、週休一日ということが多いことでしょう。
もっとも、昼間も仕事をしている兼業キャバ嬢や、学生とのかけもちをしているキャバ嬢ならば、もっと休みがあるかもしれません。
キャバ嬢にとって、休みの時間は貴重です。
本稿を読んでいる現役キャバ嬢は、どのように過ごしているでしょうか。
中には、とにかく寝るというキャバ嬢も多いものです。
確かに、睡眠は肉体と精神の疲労を取り去ってくれるものですが、寝ているうちに貴重な休みが過ぎ去っていき、気付けば「また明日も仕事かぁ・・・」という思いにストレスを感じてしまうことでしょう。
寝ること以上にリフレッシュでき、有意義に過ごす方法があるならば、寝て過ごすのはもったいないですね。
売れっ子キャバ嬢にインタビューをしていくと、一日中寝て過ごすという過ごし方をするキャバ嬢が少ないことに気が付きます。
では、売れっ子たちはどのような休日を過ごしているのでしょうか。
彼女たちは、休日を有意義に過ごすことを考え、リフレッシュのために時間を割きつつ、また休日にもできる範囲で仕事をこなしています。
いったい、どのような休日を過ごしているのかを見ていきましょう。
休日にこなす仕事って?
休日にまで仕事をこなすといわれると、うんざりしてしまう人も多いことでしょうが、これは売れっ子になるために大切なものです。
まず、休日にはいろいろな買い物をしておきます。
新しいドレス、同伴の際の私服、化粧品、お客さんやスタッフへのプレゼントなど、仕事がある日にはなかなかゆっくり買い物ができないものですが、休日ならば可能です。
買わなければならないものがあるならば、先延ばしにすることなく、休日に済ませてしまいしょう。
これらの買い物は、非常に面倒なことです。
しかし、売れっ子になるための仕事の一環として、どうしても必要なことなのです。
お客さんにウケるための容姿を作ったり、お客さんやスタッフを気遣ったりすることは、どちらも欠けてはならないものです。
それに、女性の多くはファッションや買い物が好きですから、ドレスや化粧品などを見て回っていると、案外楽しいと感じるものです。
この他、売れっ子は誰しも、お客さんの情報を手帳などに管理しているものです。
仕事のある日は疲れていますから、おおざっぱにまとめただけになっている人も多いと思います。
そんな人は、ちょっとだけ時間を割いて手帳を見直し、情報を整理しながら、その一週間に来店したお客さんの情報をまとめておきましょう。
そうすると、一週間の復習ができます。
「あのお客さんとはこんな話をしたな。ふ~ん、意外な趣味があったんだね。ちょっと雑誌でも読んで情報を仕入れておこうかな」など、次回の来店での接客に生せる発見もあるかもしれません。
また、休日は完全なオフと考えるのではなく、お客さんに連絡してみるのもよいでしょう。
仕事のある日には営業メールを頻繁に送っているキャバ嬢は多く、休日にまで送るとなると面倒に感じるかもしれません。
しかし、休日だからこそ効果的な場合があるのです。
お店に出勤する時だけにお誘いのメールを送っていたのでは、お客さんは「所詮お金なんだなぁ」と幻滅してしまいます。
お客さんは、メールが来るたびに「また営業だろ」と思い、真面目にメールを読まなくなってしまいます。
そうなると、来店にもつながりにくくなってくるものです。
そこで、あえて休日に送るのが効果的なのです。
そうすれば、仕事とは関係のないメールなのですから、そのメールは「仕事の日じゃなくても、あなたのことを思い出してメールしています」ということになり、お客さんの印象に強く残るようになります。
たとえば、

今日は久々の休日だから、エステに行ってくるよ。○○さんは何してる?
というような、普通のメールを送るとよいでしょう。
お客さんはキャバ嬢と疑似恋愛を楽しんでいる場合が多いのですから、そのような普通のメールのやり取りをすると、ちょっと特別感が出て喜ばれます。
といっても、何往復もメールする必要はありません。
貴重な休日ですから、必要以上にメールにたくさんの時間を割いてしまうのは非効率です。
たとえ一通のメールでも十分な効果が期待できます。
自分のメンテナンスも忘れずに
忘れてはいけないのが、自分のメンテナンスもきちんと行うということです。
心身両面のメンテナンスを行いましょう。
キャバ嬢は職業柄、ストレスが非常に大きい仕事です。
接客で感じる精神的ストレスもありますし、遅い時間帯に働いて生活リズムは崩れてしまい、毎日お酒もたくさん飲む仕事ですから、身体的なストレスもたまります。
そのため、休日には自分の心身を癒す時間も作ってあげましょう。
たとえば、エステや整体、マッサージに行くことで、心身共にリラックスすることができます。
ほかにも、おいしいものを食べたり、旅行に行ったりすることも、いい癒しになります。
特に、旅行に行った場合には、お客さんやスタッフにお土産を買っていけば一石二鳥です。
もちろん、自分の趣味に打ち込むのもよいでしょう。
私のインタビューしたキャバ嬢の中には、絵を描くことが趣味であり、休日は半日くらい費やして思う存分に絵を描き、ストレス発散になっているというキャバ嬢もいました。
どんな趣味でもいいのです。
趣味に打ち込むと、また次の休日を楽しみに、頑張って働こうという気持ちになれるものです。
昼の仕事もしているキャバ嬢は、なかなか時間をとることが難しいかもしれません。
しかし、そのようなキャバ嬢でも、意識的に自分の時間を作るようにしているキャバ嬢ほど、うまくいく傾向があります。
時間をとれないといっても、全く時間がないわけではないでしょうから、少しでも自分の時間を作るのです。
たとえば、美容院でトリートメントをしてもらったり、ヨガに行ったり、マッサージを受けたりというのは、時間がないキャバ嬢でも、比較的実践しやすいものだと思います。
たとえ短時間でも、仕事を忘れる時間を作ることが大切なのです。
友達と食事をして笑える話をするだけでも、気持が軽くなることでしょう。
常にフル稼働で働いていると、どこかで限界が来るものです。
力を抜く時間を作って、メリハリある働き方を心掛けましょう。
まとめ
キャバ嬢として良い仕事をしようと思えば、心身のメンテナンスは欠かすことができません。
自分だけの時間を意識的に作り、その上で余力あれば仕事のためにちょっとだけ時間を割くのです。
このバランスをうまく取ることができれば、仕事を楽しめるようになるでしょうし、売れっ子に近づいて行くことができるでしょう。
