新人キャバ嬢必見!会話のネタはこう見つける

まだ経験が浅いキャバ嬢は、会話の広げ方が分からず、お客さんと気まずい雰囲気になることも多いものです。

しかし、会話のネタにはシンプルなものが多く、ベテランキャバ嬢でもシンプルなネタによって会話を広げていることが多いことを知るべきです。

本稿では、新人キャバ嬢でも簡単に使える、会話のネタと会話の広げ方を解説していきます。

お客さんに楽しんでもらうのが仕事

まだまだキャバクラ経験が少ない女性は、何かと会話に困るものです。

キャバクラでは、お客さんに癒しを提供しています。

楽しく、気持ちよく飲んでもらうことによって、キャバ嬢は給料をもらっているのです。

楽しく、気持ちよく飲んでもらうためには、お客さんがたくさん喋れる環境を作ることが重要です。

お客さんの中には、普段から家庭でも仕事でも、若い女性と会話する機会が少ないことが多いものですから、自分の話を聞いて欲しいという欲求を持っている人が非常に多いのです。

ですから、キャバ嬢は、聞き手に廻ってお客さんの話をたくさん聞くことが重要です。

しかし、聞き手に廻っているばかりではいけません。

お客さんも、何を話せばいいのか良くわからないことも多いからです。

それでは、会話が上手く続かずに気まずくなり、楽しい時間を過ごしてもらうことができません。

そこで重要なのが、お客さんの会話を引き出すことです。

これも、キャバ嬢の大切な仕事であり、新人キャバ嬢の皆さんは、できるだけはやく身に着けるべきことです。

「会話を引き出す」といえば難しそうですが、実際にはそうでもありません。

会話を引き出すためのネタは案外単純なもので、キャバ嬢側がネタを提供してきっかけを作り、お客さんが自分から話せるようにすれば、会話はどんどん広がっていくのです。

新人キャバ嬢でも簡単に使えるネタには、以下のようなものがあります。

出身地

まず、簡単に会話を広げられるのが出身地に関する話題です。

あなたが東京のキャバ嬢ならば、お客さんも現在は東京在住の場合が多いでしょう。

しかし、東京生まれ東京育ちの人は案外少ないもので、出身地の話をすると会話が広がりやすいです。

お客さんが出張のお客さんだった場合にも、同様に出身地の話は盛り上がりやすいです。

出身地を聞いた時、偶然同郷だということもあるかもしれません。

同じ都道府県でなかったとしても、同じ地方出身ということはそれなりにあると思います。

親戚が、お客さんの出身地に縁があるということもあるでしょう。

そうなれば、一気に親近感が高まりますし、方言を交えたトークなどをすれば連帯感もかなり強くなります。

不快な思いをさせなければ、その後も指名される可能性はかなり高くなります。

出身地を聞いてみて、全然自分と縁がなかったとしても、問題ありません。

とりあえず出身地ネタで話してみて、縁があれば一気に親密になれてラッキーですし、もし全く縁がなかったとしても、その地域に関する知識で話をつなげていけば大丈夫です。

その土地の温泉、観光名所、有名人など、色々な情報があると思います。

全く何の特徴もない県などないものですが、中には特産品や観光名所などもそれほど目立っておらず、テレビや雑誌などでも取り上げられにくい都道府県もあります。

そのような場合でも、「観光名所ってどこですか?行ったことないからすごく興味あります」「お魚がおいしいイメージありますけど、どうですか?」などと振ることで会話が盛り上がるでしょう。

しかし、やはり知識は広く持っていればいるほど有利です。

例えば、お客さんが熊本出身の人だとわかったならば、「○○区の××って知ってますか?美味しい馬刺しが食べられますよ。本場の味には劣るかもしれないけど・・・」などと教えることで、盛り上がることがあります。

出身地というのは、「そのお客さんが○○生まれ」という情報だけではなく、その背景に非常に大きな広がりのあるテーマです。

ぜひ使ってみると良いでしょう。

 

 

趣味

盛り上がるテーマと言ったら、やはり趣味でしょう。

趣味とは、その人が非常に好むことに関するテーマなので、お客さんが嬉々として喋るからです。

趣味に関する知識は深いものですから、お客さんを促して知識を披露させてあげれば、満足度も非常に高まります。

お客さんとの会話の中で、うまいタイミングを見つけて、

「お休みの日は、何してるんですか?」

などと聞いてみましょう。

「趣味は何ですか?」と聞くと、どうもマニュアルチックな感じがしますから、言い方を少し工夫します。

休みの日も仕事をしていた、家族サービスをしていたというならば別ですが、休日に趣味を楽しむ人も多いものです。

そのため、

「この前の休日は山登りに行ったよ」

「この前はゴルフに行ったよ」

などと話してくれる可能性が高いです。

そこで、

「山登りですか。どこに登ったんですか?」

「どのくらいのペースで登りますか?」

「山で食べるご飯って美味しそうですよね」

などと会話を広げていくことができます。

もちろん、それが男性的な趣味であれば、女性には知識が全くないことも多いと思います。

例えば、

「休日はDIYをしてるよ」

と言われても、人によっては「DIYって何?」と思う人もいるかもしれません。

それでも、何も心配はいりません。

上記の通り、お客さんは趣味に関する知識を披露することで楽しめるからです。

そのため、興味津々という顔で質問してみましょう。

DIYってなんですか?

日曜大工のことだよ。

へぇー、日曜大工って男っぽくていいですね!

ホームセンターで木材とか買ってきて、色々つくるんだよ。

どんなもの作るんですか?

この前は倉庫に置く棚を作ったよ。

難しそう!がたがたになったりしないんですか?

設計図描いて寸法通りに作るから大丈夫だよ。

設計図とか描くんですね~。すごい、頭良くなきゃ無理だ。

といった感じで盛り上がれるのです。

知らないことだらけのジャンルは、それだけ質問できることが多いと考えれば、盛り上がるためのポイントにもなります。

ただし、趣味の話は、あくまでもお客さんに気持ちよく話してもらうためのものです。

共通の趣味ならば、キャバ嬢側の方が詳しいということもあり得るのですが、そのような場合、自分から色々喋ってしまうと、逆にお客さんに教えるような形になってしまい、お客さんは面白くありません。

そこで、相手よりも自分の方が詳しいと感じたならば、それを感じさせないように気を付けなければなりません。

もっとも、共通の趣味というだけであれば、親近感もわくものですから、それ自体はマイナスではありません。

したがって、例えば映画が共通の趣味だとすれば、

好きな映画ってありますか?

○○とか大好きだよ。

(見たことがあっても)それ、気になってるけど見たことないんですよ。

主演って誰でしたっけ?

という感じで会話を進めていけば、あくまでもキャバ嬢が教えられる側という形になるので、お客さんは不快になることなく、さらに共通の話題で盛り上がることができます。

これらの点を抑えておけば、趣味の話は大変盛り上がるため、非常に良い話題だといえます。

 

 

映画の話

映画の話が出たので、映画だけをピックアップして考えてみましょう。

映画やDVDの話題というのは、どんな人にでも話しやすいネタだからです。

映画は、日本国内でも海外でも、毎年非常に多くの作品が公開されています。

その数は、年間1000本に上ることもあります。

テレビで再放送されることもありますし、ケーブルテレビやスカパーを契約していれば、24時間映画を見ることができます。

もちろん、映画のジャンルは様々であり、人によってかなり好みが分かれます。

好きではないジャンルの話をしても、何も楽しくはないものですから、お客さんに対しておすすめの映画を聞いてみるのが良いでしょう。

それによって、相手の好きなジャンルを知ることができますし、相手が映画好きならば盛り上がります。

このとき、本当に興味があること、真剣に聞いていることを伝えるためには、お客さんがおすすめしてくれた映画をメモすることです。

さらに、そのお客さんと親しい関係を築きたいと思っているならば、おすすめされた映画を実際に見てみて、感想とお礼を言うのがよいでしょう。

それをメールや電話などで伝えるだけでも、お客さんは喜ぶものです。

メモを取るという行動が単なるフリではなく、本当に真剣であったのだ、本当に自分に興味を持ってくれているんだなという確信を持つことができるからです。

長期休暇

通常の休みの過ごし方は趣味にも通じる話題ですが、長期休暇の過ごし方は少々異なる話題となります。

正月やお盆、ゴールデンウィークといった長期休暇が近づいてくると、「ゴールデンウィークはどこかへ行くんですか?」といった話題が使えます。

これも、誰にでも使える話題です。

この話題では、お客さんの休みがどれくらいあるのか、どのような予定があるのかと言ったことについて話すのですが、予定がある場合には、お客さんから色々話してくれると思います。

会話も広げていきやすいでしょう。

予定があまりないという人にしても、年末にたくさんの忘年会が入っているとか、三が日は家族とゆっくり過ごすとか、親に顔を見せに行くとか、何かしらの予定が入っていると思います。

活動的な人ならば、海外に旅行に行くという人もいるでしょう。

お客さんの予定を聞き、自分はどうであるかを話し、お互いの予定を話しているうちに会話は広がっていくことでしょう。

なぜ、長期休暇の話は、普通の休みよりも盛り上がるのでしょうか。

それは、長期休暇の予定を立てている人は、予定を立てている段階でわくわくしていることが多く、会話のネタにしてもわくわくしながら話してくれるからです。

ただし、お客さんによっては、長期休暇の話題が適さないこともあります。

キャバクラに遊びに来ているといっても、中には毎月のお小遣いをコツコツ節約して、遊びに来る人もいます。

そのような人は、長期休暇でもそれほどやりたいことがなく、逆に長期休暇の話題で冷めてしまうこともあります。

独身で彼女もいないお客さんならば、寂しい休日を過ごす予定という人もおり、その場合にも適した話題とは言えません。

したがって、余裕のあるお客さん、プライベートも非常に充実しているお客さん、活動的なお客さんなどに的を絞るのが良いでしょう。

そのようなお客さんならば、長期休暇も充実させているものですから、きっと盛り上がるはずです。

 

 

健康法

健康法といえば、高齢のお客さん向けの話題だと思うかもしれません。

もちろん、そういう側面はありますが、健康法は若い人や中年の人にでも適している話題です。

例えば、お客さんとの会話の中で、「最近疲れが取れない」とか、「昨日も徹夜だったよ」といった話題が出ることがあると思います。

そのような時、心配そうな顔で「無理しすぎないでくださいね」と言ったり、感心した顔で「タフですね」と言ったりすることも大切ですが、そこで健康法に関する話題で盛り上げることができればもっとよいでしょう。

例えば、「○○っていうサプリメント飲むと疲れにくくなりますよ」「お風呂は寝る一時間前にしたら良く眠れますよ」など、自分が実践している健康法や関心のある健康法などについて伝えるのです。

健康法の話題では、自分が実践している健康法などを添えて話すことによって、温かい気づかいがあると感じさせることができます。

まとめ

キャバクラに来てくれたお客さんを楽しませるためには、キャバ嬢が会話を引き出してあげることが大切です。

会話を引き出すきっかけは、本稿で解説した通り様々な方法でつくれるため、それほど難しく考える必要はありません。

実際の会話のきっかけを作るタイミングや会話の広げ方は、お客さんそれぞれの性格もありますから、完全にマニュアル化できるものではありません。

実際にお客さんを見て、雰囲気を感じ、適切と思われるネタを振っていく必要があります。

そのため、たくさんのお客さんと積極的に会話を広げていき、経験を積み、会話上手になっていくことが大切です。

 

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