世の人はキャバ嬢をどう思っているのか、リアルなアンケート結果がこちら
2017.04.27
あなたは、親や彼氏などに、「私、キャバ嬢になろうと思っているの」「私、キャバ嬢をやっているの」といえるでしょうか。
言いにくいという人が多いのではないかと思います。
それは、キャバ嬢という仕事が社会からどう思われているのか、男性からどう思われているのかがわからず、ひょっとすると否定されてしまうのではないかと思うからです。
本当に否定されてしまうのか、それとも杞憂なのか、それはアンケート結果を見るとよくわかります。
キャバ嬢と社会
キャバクラとは、いわずもがな、夜の世界の商売です。
風営法の定めるところによって営まれている業種であり、そういった意味では、ヘルスなどの風俗業と同じくくりともいえます。
キャバ嬢も風俗嬢も、どちらも女を武器にしてお金を稼ぐものであり、世間一般から見れば、それほど褒められる仕事ではないという認識が、まだ根強く残っています。
とはいえ、一昔前に比べると、このような認識はかなり弱くなっているといえるでしょう。
古い社会道徳がそれほど重んじられなくなってきていますし、社会に必要なものであると考えられることが多くなっているからです。
実際、キャバ嬢や風俗嬢が自ら望んでその業界に入り、自分の仕事に誇りを持って働くケースも多くなっています。
とはいえ、このような仕事をしている女性の中には、まだまだ社会と自分との関係が気になる女性も多いもの。
当サイトでは特にキャバ嬢を取り上げているわけですが、キャバ嬢と社会の関係を正しく把握したいと思っている人も多いことでしょう(特に、これからキャバ嬢になりたいと考えている女性)。
そこで、本稿ではアンケート結果をもとに、社会とキャバ嬢の関係を探ってみたいと思います。
キャバクラに来る男性は、どのように考えて通っているのでしょうか。
また、世間一般の男性は、キャバ嬢のことをどのように捉えているのでしょうか。
キャバクラに通う理由、通わなくなる理由
キャバクラに関するアンケートの中には、ごく普通の男性に対して調査をしたものもあります。
このようなアンケート結果を知っておくことは、すでにキャバ嬢として働いている女性にとっても、初心に戻るという意味でよいことだと思います。
このアンケートは、25~35歳の男性100人に対して調査したものです。
コアなキャバクラファンの意見はやや一般的ではないため、月に1回キャバクラに通っており、予算は1万円くらいと考えている、平均的な客層に対して調査しています。
最初の質問は、「キャバ蔵に行き始めたきっかけは何ですか?」というものです。
この質問の回答は以下の通りとなっています。
友達や同僚に誘われて・・・38%
上司に誘われて・・・22%
接待や付き合いで・・・18%
自ら進んで・・・17%
キャッチに応じて・・・3%
その他・・・2%
ここからわかることは、上司や同僚、友達に誘われたり、接待や付き合いで行ったりと、自分の意思とは関係のなくキャバクラに足を踏み入れた人が約8割だということです。
このように、キャバクラとは「客が客を呼ぶ」形で広がっていることがわかります。
一方、興味を持った人が自らの意思で行ったというのが17%、キャッチに応じて行ったというのが3%となっています。
キャッチに応じるかどうかは本人の意思によるものなので、これも自発的な部類であるといえます。
つまり、2割の人が自分の意思でキャバクラに足を踏み入れたことがわかります。
キャバクラにまったく興味がないという男性は少なく、ちょっとくらいは興味があったり、大いに興味があったりするわけですが、自分から行くには躊躇してしまうのでしょう。
どのようなところかわかりにくい世界ですから、ぼったくられるかもと思ったり、好みの子がいないかもと考えたりするため、最初は誰かに連れて行ってもらわなければ不安なのです。
次の質問は、逆に「キャバクラに行かなくなった理由は何ですか?」というものです。
この質問への回答は以下の通りです。
お金がないから・・・38%
今でも通っている・・・16%
楽しくないから・・・12%
結婚したから(彼女ができたから)・・・10%
お気に入りのキャバ嬢が辞めたから・・・4%
その他・・・20%
日本経済は回復の途上です。
景気は良くなったといえども、まだまだ不景気を脱したといえるほどではありません。
お金がないから通わなくなったという人が約4割を占めていることが、このことをよく表しています。
次に12%がつまらないからと言っています。
これはおそらく、屋馬上を口説くことを夢見てキャバクラ通いを始めたものの、全然口説くことができずに楽しくなくなったといったところでしょう。
上司などに連れて行ってもらい、かわいい子がいると知り、燃え上って口説こうとしたものの、全く口説けずに飽きてしまうのです。
何年間もの長期間、キャバクラ通いを続けているという人は少数派であり、たまに通ったり、次第に通わなくなったりするのが普通のようです。
今でも通っていると答えた人が、一般的な客層の中で16%しかいないのですから。
キャバ嬢は男性からどう思われている?
次に、キャバクラ初心者に対して行われたアンケートを見ていきます。
最初の質問は「自分の妻や彼女が元キャバ嬢だと発覚したら、どう思いますか?」というものです。
これは、キャバクラをやめた後の男性との関係において、過去にキャバ嬢であったことを明かしてもよいかどうかにかかわることなので、非常に興味深いことでしょう。
この質問への回答は以下の通りです。
過去のことだから気にしない・・・36%
ショックである・・・26%
ショックで別れる・・・13%
その他・・・25%
しかし、実際に自分の奥さんや彼女が元キャバ嬢であると知った場合、ショックであるとか、ショックで別れると回答した人は39%にも上り、気にしないという回答を上回りました。