キャバ嬢には皆それぞれのキャラがあります。
自分自身のキャラがあるからこそ、他のキャバ嬢との差別化が図れるのです。
自分の売りを考える
キャバ嬢として働いていく際に、大切なことがあります。
それは、自分のアピールポイントがどこにあるかを正しく認識するという事です。
自分の売りが分かっていれば、接客の際にも自信になりますし、キャラを作った接客もできるようになります。
自分の売りがどこなのか分かっていないと、キャラがぶれてしまいます。
極端な例では、誰から見てもお姉さんっぽい雰囲気が売りのキャバ嬢が可愛い女の子キャラを演じてしまうなどです。
売りというのは本当の自分の姿に近い必要がありますから、本来の自分と違う部分を売りにしてしまえば、そのようなキャラを演じるのにとても疲れてしまうことでしょう。
客も違和感を抱き、指名が取りにくくなってしまいます。
でも、どうやって自分の売りを見つければいいのでしょうか。
自問自答して見つけ出すのもいいですが、一番確実で手っ取り早いのが、友達に聞くことです。
しかも、女友達ではなく男友達に聞くのがいいでしょう。
女友達から「カワイイ~」と言われるのと、男友達が「可愛い!」というのにはどうしても差があります。
男友達が魅力的に感じてくれる部分は、客も魅力的に感じてくれる可能性が高いのです。
売りは、性格的な部分だけではありません。
まずは、仲のいい女友達に「私と最初に合ったとき、どこに目が行く?」と聞いてみましょう。
「胸が大きいから、胸に目が行くよ」「脚が綺麗だから足に目が行くよ」と言う風に言われたならば、胸の開いたドレスを着る、丈の短い服を着るなどすれば、自分の外見的な売りをアピールすることができます。
また、男友達に自分の魅力を聞いてみて、「ほんわかしていて一緒にいて落ち着くところ」と言われれば、天然キャラで行けばいいのです。
友達だけではなく、お店の男性スタッフに聞いてみるのも一つの手です。
「私の魅力ってなんでしょうか?何を売りにしていけばいいですか?」と聞けば、スタッフには仕事としての認識がありますから、より深い部分で意見をくれることでしょう。
新人キャバ嬢にお勧めのキャラ
もしデビューしたての若いキャバ嬢で、売りがなくて困っているならば、「妹キャラ」を演じてしまうのが無難です。
キャバクラに遊びに来る客よりも年下というケースが多いでしょうから、妹キャラから接客すると、客は「守ってあげなきゃな」という心理になるものです。
そこで、キャラを存分に発揮して甘えたり頼ったりすれば、客は自分が他の客に比べて特別であるという意識が芽生えるため、指名をもらえる可能性も高まります。
妹キャラの利点はほかにもあります。
それは、客に助けを求めやすいところです。
例えば、同伴のノルマが全然こなせない時など、その客を頼って助けてもらうことができるからです。
「キャバ嬢になったばっかりで同伴なんてわからない」とSOSをだせば、客は「なら俺が同伴してあげるよ」となることがあります。
もちろん、妹キャラがオススメとはいえ、自分の売りとマッチしていることが大前提です。
また、客によって好みのキャラは違うものですから、ベテランキャバ嬢になると、それぞれの客に応じて無理のない範囲でキャラを使い分けています。
それが出来るようになれば、もうベテランと言っていいでしょう。