最近は、キャバクラブームの影響などによって、キャバクラに対する認識はいくらか正しいものとなりました。
しかし、いまだにキャバクラは行ったことがない人や関心がない人にとっては全く未知の世界であり、誤ったイメージが抱かれてしまうこともあります。
本稿では、キャバクラの根本的なイメージの誤りを簡単に指摘していきます。
誤ったイメージはまだまだ多い
不景気に喘ぐ業界が多い昨今、キャバクラの世界ではお客さんが列をなすほど賑わいを見せている繁盛店も少なくありません。
その理由はどこにあるのでしょうか。
当サイトでは、キャバクラという独特の業界について様々な角度から解説を加えていますか、ここで初心に返りキャバクラとはどのような場所であるのかと言う本質的な部分を改めて見ていこうと思います。
さて、キャバクラとは一体どのようなところなのでしょうか。
一昔前では、キャバクラという言葉を知っているものの、実際にはどのようなものであるのか、実態は知らないという人も多かったことでしょう。
もっとも、2000年代の中頃にキャバクラブームが訪れ、女子中高生の憧れの職業としてキャバ嬢があげられるほどになったように、キャバクラは一般社会に広く浸透し、最近ではキャバクラに対して正確に把握している人が随分と多くなりました。
しかし、それは以前の認知度に比べれば随分と正しく認知されるようになったということであり、キャバクラの実態にはまだ未知の部分が多いことも事実です。
また、キャバクラなどの風俗業界はB級雑誌などで取り上げられることが多く、その中には事実とかけ離れたことが書かれていることも多いものです。
そのため、安易にそのような雑誌やテレビで紹介されているような情報を信じてしまうと、キャバクラに対して間違ったイメージを抱いてしまうことになります。
例えば、キャバクラとは男性客が足を運び女性を口説き落とす場所である、というような印象です。
たしかに、キャバクラにはそのような側面もあるものの、そればかりの世界ではありません。
誤った認識の中でもひどいものになると、同じ風俗業界というだけで、純粋なキャバクラをファッションヘルスやイメージクラブなどと混同している人もいるかもしれませんが、そのような抜き系の風俗とは全く異なるものです(これは、昨今のセクシーキャバクラなどの登場が抱かせているイメージでもあるでしょう)。
キャバクラは人生劇場である
キャバクラで働いている女性に対しても間違ったイメージが抱かれがちです。
例えば、お店にやってきたお客さんの心を手玉に取り、自分の本心は見せず、お客さんからいかにたくさんのお金を搾り取るということにかけている汚い職業であるというようなイメージです。
悪く言うならば、お店に遊びに来たお客さんを騙し、生活費を稼いでいる狡猾な女性の集団というようなイメージを抱いている人もいまだに多いものです。
もちろん、このようなイメージは明らかに誤りです。
先ほども言った通り、雑誌やテレビで紹介されているイメージには事実と異なるものも多いものですが、だからといってそれが全くの嘘だとも言うこともできず、そのようなキャバ嬢が一部にはいるものです。
しかしここで強調したいのは、雑誌やテレビなどで紹介されるイメージは全てではなく、あくまでも一部に見られることを面白おかしく書いているだけだということです。
キャバクラで働く女性でもあくまで1人の女性であり、恋もすれば失恋もしますし、お店の中で出会いがあることもあります。
実際に、キャバクラに遊びに来ていたお客さんと結婚し、幸せな結婚生活を送っているという元キャバ嬢もいますし、お店で知り合ったお客さんに就職の面倒みてもらい、一流企業でのお昼の仕事に転職したという元キャバ嬢もいます。
しかし、これとは逆のパターンもあります。例えば、キャバ嬢の方から恋愛や結婚を匂わされ、何とかものにしたいと思ったお客さんが次から次へとお金を貢いだ結果(お店に頻繁に遊びに来る外様々なプレゼントするなど)、数万円、時には1000万円以上も貢がされ、借金まで負い、その結果キャバ嬢は行方知れずになってしまったというような、結婚詐欺のような話もあるのです。
キャバクラに来るお客さんにもいろいろで、単にキャバ嬢を落としたいと言う動機を持っているお客さんのほか、仕事で嫌なことがあったときに愚痴をこぼすために来るお客さんもいれば、若い女性の側で静かに飲みたいというだけの理由でキャバクラに来るお客さんもいます。
しかし、中にはキャバ嬢に入れ込んでお金を使いすぎ、それがネタにされることも多いのです。
なんにしても、キャバクラは男と女のドラマチックの物語の展開される場所です。
そして、その裏にはキャバ嬢のテクニックや様々な思惑が働いていることも多いものです。
当サイトの記事を読み、キャバ嬢のことを正しく知る事は、これからキャバ嬢として働きたいと思っている女性にとって役立つ知識になることでしょう。