そんな料金でつぶれないの?キャバクラの料金設定のひみつ

繁華街には、「1時間3000円」などの看板が掲げられたキャバクラがあります。

女の子への時給を払ったら赤字になってしまうように思いますが、そうではありません。

それでも利益が出るシステムとはどんなシステムなのでしょうか。

初回の格安料金に隠された狙いとは

あなた自身のこととして考えてみてほしいのですが、あなたは化粧品を買う時にどのような物を買うでしょうか。

友達がいいよ!と教えてくれたものを買うという人もいるでしょうし、雑誌で好きなモデルや芸能人が使っているとされているものを買う人もいるでしょう。

しかし、それと同時にテレビCMやインターネット広告を見て買うという人も多いかと思います。

特に、そのテレビCMやインターネット広告で「今なら無料でお試しサンプルをお届けします!」などと言っていた場合には、食指を動かされることでしょう。

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フリーダイヤルで連絡をすれば、無料サンプルの申し込みをすることでサンプルをもらい、使用感を試すことができます。

そして、サンプルを使ってみることによって、安心して商品を注文することができます。

企業からしてみても、電話をしてきた客は見込み客であるため、そこへ配布することで手ごたえを確かめることができますし、何よりその客が買ってくれる可能性が出てきます。

それだけではなく、企業側はサンプルを郵送で送ることによって、見込み客の住所・氏名といった顧客情報を得ることができます。

客に商品を買ってもらうためには、ともかく手に取ってもらうことが大切であり、それがなければ買ってもらえることもありません。

だからこそ、無料サンプルというものがあるのです。

 

 

一度買ってくれた客は、繰り返し購入してくれるかもしれません。

これを簡単に言うならば、

客になりそうな層を、最小限の費用で効果的に集める
→客に説明して購入してもらう
→客に繰り返し購入してもらう

となります。

自分のことに照らして考えるとよくわかるでしょう。

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キャバクラでも同じことです。

もちろん、キャバクラでのお試しは無料ではありません。

しかし、格安の料金設定になっていることがよくあります。

店の入り口に「初回の方は40分3500円」などと書かれているお店がありますが、それがよい例です。

この時、客はいくつかのことをチェックしています。

まず、3500円という表示の中には何が含まれているかという事です。

 

 

サービス料と税金まで込みであれば、3500円の支払いだけで帰ることができます。

しかし、格安料金では指名できないことがほとんどです。

初めてなのですから指名のキャバ嬢がいないのが当然かと思うかもしれませんが、雑誌や案内所の写真で目星をつけて来店する初回の客も多いので、指名することはできないようになっています。

また、40分で3500円とのことですが、40分以降はどのような料金になるのかも確認していることでしょう。

ヘルプでついたキャバ嬢のなかからお気に入りのキャバ嬢がいれば延長したくなるでしょうし、格安料金で帰らせないためにもボーイは何とか引き留めようとすることでしょう。

その時、単に延長料金がかかるだけなのか、飲み直しといって正規の基本料が適用されるようになるのか、これによって総額が変わってくるため、そこを確認しているのです。

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お店側は、客が入店したら次々にキャバ嬢を付けていきます。

先ほどの化粧品サンプルの例を取るならば、「客に説明して購入してもらう」という段階が固定客になるかどうかの分かれ目であるため、客がお気に入りのキャバ嬢を見つけることができるように、色々なキャバ嬢を付けていくのです。

もし客が非常に楽しんでいるように見えて延長しそうな手ごたえがあるならば、お店の中でも人気のキャバ嬢を付けることもあります。

そして、セットの終了間際になると、客が気に入ったキャバ嬢を再びつけることで延長がもらえるようにします。

次に、化粧品サンプルの例における「客に繰り返し購入してもらう」という事ですが、これは客が再度来店した時に当たります。

この段階になると、キャバ嬢の営業力がものをいいます。

 

 

さて、ここまでの流れを見てきましたが、化粧品にしろキャバクラにしろ、どの段階が一番重要になるのでしょうか。

一見「客に説明して購入してもらう」もしくは「客に繰り返し購入してもらう」だと思うかもしれませんが、実際に最も大切なのは「客になりそうな層を、最小限の費用で効果的に集める」ことです。

「客になりそうな層を、最小限の費用で効率的に集める」の段階では、まだ客は存在しません。

その段階で費用対効果を考えながら、客を集めることに力をいれること、化粧品でもキャバクラでも、ここを最も力を入れるべきポイントとしています。

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いまだキャバクラに行ったことがない男性、それも会社の付き合いなどでもキャバクラに行く機会がない男性はキャバクラに縁が薄いものです。

したがって、そのような男性をキャバクラに結び付けることはとても難しいものです。

そこでどうするか。

初回の客に対して格安の割引を適用することの一番の狙いはここにあるのです。

 

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