キャバ嬢の営業メール3つのポイント、テンプレート付き

キャバ嬢が成績を上げるためには、指名本数を上げて成績を積み重ねていき、時給を上げていくのが一般的な方法になります。

そのためには、自分のお客さんに営業メール(LINE)を送って来店してもらい、指名してもらう必要があります。

また、フリーでついたお客さんに営業メール(LINE)を送り、フリー客から指名客に引き上げるのも、成績を上げるためには大切なことです。

本稿では、成績を上げるための三つのポイントを大公開していきます。

営業メール(LINE)のポイントは三つ

キャバクラの世界において、営業のテクニックには色々なものがあります。

接客時の会話やしぐさには細かく色々なことが上げられますし、延長してもらってポイントを稼ぐのも営業です。

イベント時の集客もテクニックが必要となるでしょう。

この中で、最も重要なテクニックの一つは言うまでもなく営業メール(LINE)のテクニックです。

営業メール(LINE)を送ることによって、指名客に来店してもらって指名してもらうこともできますし、フリー客を指名客に引き上げることもできます。

 

イベント時に集客する際にも、営業メール(LINE)は大きな効果を示します。

まだ携帯電話が普及していなかった時代には、営業することは非常に大変なことでした。

営業をするキャバ嬢が大変であるのはもちろんのこと、営業を受けるお客さんも大変だったのです。

何しろ、携帯電話から携帯電話へと電話やメールをすることができないのですから、キャバ嬢はお客さんからもらった名刺に記載されている会社の電話番号に営業電話をかけるほかありません。

お客さんからしてみれば、お気に入りのキャバ嬢から誘いを受ける手段がそれしかないのですから、嬉しい気持ちもある反面で、気にならないわけはありません。

 

会社宛に若い女性から私用の電話がかかってくるのですから、事務員の女性を含めた社員たちから冷たい視線を浴びせられることになります。

これが嫌でキャバクラ遊びを辞めた男性も多かったものです。

それに対して、今は恵まれています。

携帯電話が普及した今では、携帯メールが主な営業ツールになっており、これならば会社に直接電話がかかってくることがありません。

営業先での商談中や社内での会議中に営業を受けても、後からメールを見ることができるのです。

 

また、キャバ嬢としてもお客さんの都合やタイミングをあまり考えずに営業をかけることができるため、気軽に営業できるようになりました。

一方で、営業メール(LINE)にはやりにくさもあります。

それは、メールではリアルタイムでお客さんの反応を知ることができないということです。

お客さんの反応を見ながら営業をかけにくいということから、営業が足りずにお客さんが離れていったり、しつこくメールを送りすぎて嫌われてしまうということにもなりかねません。

そのようなことにならないためには、営業メール(LINE)の際に以下の三つのポイントを押さえる必要があります。

 

それは、

  • お客さんによって営業サイクルを変えること
  • 同報メールと個別メールの違いを明らかにすること
  • 営業メール(LINE)であることを忘れないこと

です。

では、それぞれについて見ていきましょう。

 

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1:お客さんによって営業サイクルを変える

お客さんの来店頻度や親密度によって、営業サイクルを変えることは重要です。

例えば、週に1回来店するお客さんと、2ヶ月に1回しか来ないお客さんを同じサイクルで営業するのは、どう考えてもばかげています。

週に1回来店するお客さんならば、2~3日に1回くらいの頻度でメールをするのが適当でしょうが、2ヶ月に1回くらいしか来店しないお客さんに2~3日に1回のメールをしたところで、来店頻度が大幅に向上することはないため、意味はありません。

それどころか、しつこく思われて敬遠されることにもなりかねません。

 

だからこそ、お客さん一人ひとりによって、メールのサイクルを変えていく必要があります。

目安としては、

  • 週2回以上来店するお客さんにはほぼ毎日(最低でも週に3回以上)はメールをする
  • 週に1回来店するお客さんには週に2回以上メールをする
  • 月に2回以上来店するお客さんには週に1回以上メールをする
  • 月1回以上来店するお客さんには月に2~3回以上メールをする
  • それ以下のお客さんには月に2回以上メールをする

というのが良いでしょう。

 

お客さんの来店回数よりメールの回数の方が多くなるようにする」ということです。

営業メール(LINE)といえば、お客さんに「お店に来てほしい」と伝えるものと思われがちです。

確かに、携帯電話が普及しておらず会社に電話しなければならなかったころには、手短に要点だけを伝える必要があるため、直接的な営業をすることになるでしょう。

しかし、メールはもっと日常的なものです。

そのため、営業メール(LINE)は気持ちを通じさせるために利用すべきであり、世間話などをする必要があります。

 

世間話の中に、適切なタイミングでスポット的に営業を入れていくことが大切なのです。

いつも「お店に来てほしい」というメッセージだけでは、お客さんは「所詮はこの子もお金なんだな」と気持ちが冷めてしまいかねませんが、世間話を主軸にした営業メール(LINE)では、お客さんはそれが営業であると分かっていながらも、嬉しい気持ちになることができます。

 

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2:同報メールと個別メールの違いを活かす

たくさんの指名客を抱えているキャバ嬢では、全てのお客さんに一人ひとりメールをするのは大変なことです。

一流の高級店でナンバー入りしているキャバ嬢などはそのような努力をかなりしているのですが、それでもどこかで手を抜かなければ疲れてしまいます。

そこで、同じメールを一斉に複数のお客さんに送る「同報メール」を活用することになります。

もっとも、同報メールは個性がなく、読み手からすると自分のために作られたメールであるという実感が薄いため、味気なく感じてしまうものです。

同報メールが送られてきたことで、「ああ、俺は多くの客の中の一人なのか・・・」と考えて気持ちが冷めてしまうお客さんも珍しくありません。

 

そのため、同報メールを送る時には、できるだけ同報メールであることを勘付かせない工夫が必要となります。

例えば、毎回同報メールを送るのではなく、2~3回に1回は個別メールを送るというのはかなり有効です。

また、同報メールの中にお客さんの名前を入れることで、個別メールと思わせることもできるでしょう。

このほか、同報メールと分かっても気に障らない内容にすることなども有効です。

同報メールでありながら同報メールとは思われにくいメールとは、例えば以下のようなものです。

 

ねぇ聞いて!今日寝坊しちゃったんだ~。

あわてて家を出て電車に乗ったんだけど、そしたら周りの人からじろじろ見られたの。

なんで見られてるか分からなかったんだけど、お店について鏡見たらバッグにタグが付いてたんだよね!

この前買ったの初めて使ったら、タグを外し忘れてたの。

はずかしかったよ~。

本稿はパソコンで作成しているため文字だけの文章になっていますが、最近は顔文字にも特殊な記号を利用した可愛いものがありますし、絵文字も多種多彩です。

 

そのため、それらを皆さんの裁量で使ってください。

普段通りの使い方で構いません。

○○さん、クイズとか得意?

昨日お客さんからクイズ出されて、次回までに答えを考えてって言われてるんだけど、全然わからないの。

一緒に考えてくれたら嬉しいな!

この○○の部分に、送る相手の個人名を入力し、複数のお客さんに送るようにします。

 

くれぐれも、送り先の名前を間違えないようにしてください。

お客さんはあなたに気があるのですから、名前を間違えられるほど不快なことはありません。

うまく送れば、これらのメールは同報メールと疑われにくいものです。

そして、これを活用することによって、お客さんの数が多いキャバ嬢もメールをこなすことができます。

 

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3:営業メール(LINE)であることを忘れない

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営業メール(LINE)を送る時に大切なことは、あくまで営業であることを忘れないということです。

それを忘れて世間話に終始してしまえば、お客さんの来店を促すことはできず、たくさんのメールを送ったところで無意味です。

お客さんはあくまでお客さんであり、メル友ではないのです。

しかし、メールは相手の反応が分かりにくいツールでもありますから、来店を促すタイミングも掴みにくいものです。

来店を促すときのポイントは、むやみやたらに促すのではなく、まずは今のペースでの来店を維持してもらうことを第一に考えるということです。

 

そして、接客していくなかでそのお客さんが経済的に今以上の来店の余裕が十分にあると判断した場合に、今のペースよりも1回でも2回でも多く来店してもらうということを考えましょう。

そうなると、メールのたびに来店を促すのはおかしなことになります。

普段はメル友感覚でたわいもない話をしていていいのです。

普段はそういう話をしつつ、ここぞという時に来店を促すのです。

「ここぞ」というときのメールというのは、例えば以下のようなものです。

 

今日は新しいドレスを着て出勤するよ!

自分でもかなり気に入ってて、○○さんに見てほしいんだけどな。

よかったら見に来てよ!

この前、○○さんが□□の香水が好きって言ってたから、今日は□□をつけて出勤してみます。

新作を付けてみたんだけど、似合うかどうか確かめに来てほしいな。

今日のドレスはちょっときわどかったから、お客さんからもボーイさんからもエロいって言われたよ(笑)

どんなドレスか見に来ない?

このようなメールは男心をくすぐります。

自分が好きな子がドレスを見てほしいと言って来たり、香水が似合うか評価してほしいと言ってきているのです。

思わず行きたくなるお客さんは多いことでしょう。

 

○○さーん!

今日全然指名が無くて店長からにらまれてるよー!

お客さんとの距離感によっては、このように助けを求めることも可能です。

ある程度付き合いが長く、お客さんの来店ペースから考えてもうすぐ来ると思われる場合などには、このような営業メール(LINE)も効果的です。

 

最近面白いことがあったんだけど、メールだとちょっと長くなるからお店に来ない?

この営業はそれほど効果があるように思えないかもしれませんね。

普通に考えれば、「メールだと長いなら電話しようよ」となりそうだからです。

しかし、キャバ嬢とお客さんの関係というのは不思議なもので、キャバ嬢の話を聞きたくなって行ってしまうことが多いのです。

 

今週あたりお店に来ない?

お菓子を作ろうと思うんだけど、○○さんにも食べてほしいなと思って!

この前友達と旅行に行ったんだけど、かわいいキーホルダーがあったから○○さんに買ってきたよ!

近いうちにおいでよ。

このように、物で誘うというのも効果的な方法です。

お菓子やキーホルダーそのものに全く興味がない人が多いでしょうが、お気に入りのキャバ嬢が用意してくれたということが嬉しいものです。

 

○○さんって□□に詳しいよね?

ちょっと相談に乗ってほしいなぁ。

近いうちに来れない?

お客さんの働く業界などから考えて、詳しそうなことを相談してみましょう。

これも普通に考えれば、「相談を受ける側がなんでお金を払ってまでキャバクラにいかなきゃいけないの?」と疑問に思うかも知れませんが、男性は頼られることを嬉しく思う生き物です。

お気に入りの女の子から頼られているのですから、ついついお店に行きたくなってしまうものです。

 

最近○○さんとはずっと会ってない気がする。

久しぶりにお話したいなー。

自分を覚えてくれていたことを嬉しく思い、たまには行ってみようかとなるお客さんは多いことでしょう。

久しぶりにメールしたら○○さんに会いたくなっちゃったな!

久しぶりにお店に遊びにきてよ!

普段はメールが続かないお客さんと何通かやりとりが続いたときなどは、このようなメールが有効です。

 

お客さんの経済状態や来店頻度から考えて「そろそろ来てもいいころだな」と思ったならば、このようなメールを打って意図的に何往復かしたのち、このメールを打ってみましょう。

以上のようなメールの全てにおいて、大切なことは「自然な流れの中で営業をする」ということです。

また、営業であると勘付かれてもお客さんが不快にならないメールを心がけるということです。

営業の極意は、素直に気持ちを伝えながら、相手に抵抗なく受け入れてもらうことなのです。

 

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