キャバクラの世界に興味を持った人は、まずはキャバクラの基礎知識をつける必要があります。
基礎知識がある程度あれば、当サイトの記事もより興味深く読めることでしょう。
本稿では、最低限知っておくべきキャバクラの基礎知識を紹介していきます。
キャバクラの基礎知識
当サイトは、現役キャバ嬢だけではなく、これからキャバ嬢になりたいと思っている女性からキャバクラの世界になんとなく興味を持っている女性まで、幅広い人にご覧いただいています。
そこで、本稿ではそのような女性のために、キャバクラの基礎知識を紹介していこうと思います。
キャバクラの基礎知識を押さえておけば、当サイトの記事もより興味深く読めることでしょう。
キャバクラ初心者の方には、ぜひ本稿を参考にしていただければと思います。
セット料金とは?
セット料金とは、1時間当たりの料金のことです。
この1時間のことを、セット時間とも言います。
セット時間を超過した場合には、延長料金がかかります。
延長と自動延長の違いとは?
どちらも同じく、セット時間以上の滞在をすることです。
おおむね、延長時間は30分区切りとなっています。
延長料金はお店によっても異なりますが、3000~4000円です。
セット時間の終了に伴って、ボーイがお客さんに声をかけるのが通例ですが、高級店などでは、お客さんとキャバ嬢の雰囲気を壊さないために、自動で延長するシステムを採っているお店もあります。
本指名と場内指名の違いとは?
どちらも、お客さんが気に入ったキャバ嬢を指名するという意味では同じです。
本指名とは、お店に入店したときにお客さんがお気に入りのキャバ嬢を指名することを言います。
つまり、お客さんにはすでになじみのキャバ嬢がいる状態で行われる指名です。
これに対して場内指名とは、フリーのお客さん(本指名をしない、なじみのキャバ嬢がいないお客さん)が行う指名のことです。
フリーのお客さんに対しては、マネージャーの采配やお店の方針によって、セット時間内に複数のキャバ嬢が接客します。
その中で気に入ったキャバ嬢がいれば、その場で場内指名をすることになります。
同伴出勤とは?
いわゆる「同伴」とは、同伴出勤のことです。
キャバ嬢がお店に出勤する際、事前にお客さんと約束を交わしておき、一緒に出勤することです。
出勤時間の1~2時間くらい前に待ち合わせ、どこかで食事などをして出勤するのが一般的です。
同伴出勤をすることで、お店は開店直後の最も暇な時間にお客さんを呼び込むことができるため、キャバ嬢には同伴出勤を促しており、同伴出勤をしたキャバ嬢には同伴ポイントや金銭バックが付与されます。
また、お客さんは同伴の際の食事時間などはお気に入りのキャバ嬢を独り占めすることができ、デート気分を味わえるというメリットがあります。
お店によって、お客さんに同伴料金を請求するお店と、請求しないお店とがあります。
同伴料金は、セット料金込みで1万円程度となっているのがよく見られる料金設定です。
強制同伴日とは?
お店によっては、同伴出勤をノルマ化していることもあります。
そのようなお店では、特定の日にキャバ嬢に対して、必ず同伴出勤をするように言い渡します。
同伴できなければ、その日はフリー客につくことができない(つまり新規顧客の開拓ができない)などのペナルティが課せられることもあります。
アフターとは?
アフターとは、キャバ嬢の勤務時間が終わった後(普通はキャバクラ店の閉店後)に、お客さんとキャバ嬢が待ち合わせて食事をしたり、カラオケに行ったりするものです。
仕事抜きで気楽に話し込むことができるため、うまく利用することによってお客さんとの良い関係を築くことができます。
店外デートとは?
店外デートとは、キャバ嬢が休日などにお客さんと約束し、デートをすることを言います(単に会うことを店外デートということもあります)。
アフターに似ていますが、アフターはあくまでも勤務時間後に会うことであり、店外デートはそれ以外のプライベートな時間に会うことです。
どうしても指名客にしたいお客さんの誘いに応じたり、関係をより深めたお客さんの誘いに応じたりすることによって行われることが多いです。
「送り」とは?
キャバクラ店の閉店後は、すでに終電時間を過ぎています。
そのため、お店によってはマイクロバスを出しており、キャバ嬢を自宅まで送り届けています。
これを、「送り」といいます。
付け回しとは?
フリー客が入店してきたとき、セット時間内に複数のキャバ嬢が接客することになります。
このとき、どのキャバ嬢が接客するかを、お客さんの好みなどを把握しながら、スタッフが決めていくことになります。
これを「付け回し」と言います。
付け回しがうまくいかない場合、キャバ嬢やお客さんからクレームが付けられることもあるため、スタッフの中でもマネージャーなど実力・経験のある人が担う仕事です。
テーブルチャージとは?
テーブルチャージとは、基本料金に上乗せされる料金のことです。
キャバクラ店によって料金設定は異なりますが、この基本料金のほかに「テーブルチャージ」や「カラオケチャージ」といった名目で、基本料金に数%が上乗せされることがあります。
これによって、税金分を加算しているお店もあります。
枕営業とは?
枕営業とは、キャバ嬢がお客さんをとる手段のひとつのことです。
お客さんとセックスをすることによって指名や同伴をとりつけ、ポイントを稼いでいきます。
もっとも、お客さんはセックスをした後に足が遠のくケースが非常に多いため、売れるキャバ嬢は枕営業をしないものです。
浴衣祭って?
多くのキャバクラで、浴衣祭というものを行っています。
これは、キャバクラ店が行うイベントの代表的なものです。
この日は、普通はドレス姿で接客しているお店で、キャバ嬢たちが浴衣姿で接客を行います。
お客さんに刺激を与えることや、キャバ嬢がお客さんを誘う口実を作るために設けているイベントです。
この他にも、露出度の高いドレスを着る「ドレスアップデー」を行っていたり、バニーガール、ナース服、セーラー服などのコスプレ姿で接客するイベントを開くお店もあります。
オープンラストのお客さんとは?
オープンラストとは、文字通り開店から閉店までのことです。
したがって、オープンラストのお客さんというときは、開店から閉店まで遊ぶお客さんのことを指します。
センターコールとは?
センターコールとは、キャバクラ内の放送で使われる表現です。
「センターコール、○○さん」といった用い方をされれば、「○○さんに指名が入った」ということです。
お店によって表現はまちまちです。
ハウスボトルとは?
キャバクラは、基本的には飲み放題となっています。
テーブルにはハウスボトルとしてウイスキーなどが置いてあり、ハウスボトルはどれだけ飲んでもお金はかかりません。
食べ物はおつまみが用意され、これも基本的にはお金がかかりません。
キャバ嬢が飲むドリンクはどんなもの?
キャバクラでは、キャバ嬢が20歳以上であれば、お客さんのお酒に付き合うことになります。
お客さんが安く済ませたいと思うならば、ハウスボトルを一緒に飲むことになります。
しかし、キャバ嬢がハウスボトル以外のお酒、たとえばカクテルやビールやソフトドリンクなどを注文すれば、別途料金がかかります。
これらのドリンクは、1杯1000円程度が相場となっています。
お客さんにドリンクをごちそうしてもらえば、キャバ嬢はドリンクバックとして何割かが給料に加算されるのが普通です。
お客さんにつく時間はどれくらい?
お客さんから指名されたとき、どれくらい接客するかは、キャバ嬢の売れっ子具合によって変わってきます。
売れっ子になると、複数のお客さんの指名が重なり、かけもちで席を回ることになるため、テーブルごとの接客時間は短くなります。
逆に、指名が少ないキャバ嬢ならば、長時間の接客になります。
また、どうしても苦手なお客さんから指名された場合、キャバ嬢がスタッフにお願いすることで、ごく短時間の接客にしてもらえるお店もあります。