お客さんの愚痴をプラスに転じるテクニック

キャバ嬢の仕事は、お客さんの話を聞いて、時には適切なタイミングで質問などを入れて会話を盛り上げ、お客さんに癒しを提供することです。

お客さんの多くはキャバクラに癒しを求めており、癒しの手段として愚痴を吐くこともあります。

そのようなことは、キャバクラでは日常茶飯事です。

愚痴を言うお客さんは多い

例えば、あるお客さんが上司から注意をされて、むしゃくしゃしていたとしましょう。

本当はそのお客さんがミスをして上司から注意されたのであって、上司に落ち度はなかったとします。

しかし、お客さんは自分の犯したミスを度外視し、注意されたという事実のみにストレスを感じています。

そんな時のストレス解消法の一つに愚痴があります。

とはいえ、居酒屋などで同僚と飲んで愚痴を吐けば「いや、あれはお前が悪いだろ、愚痴を言うところじゃないぞ」となってしまいます。

しかし、お客さんはそれでも愚痴を言いたい。

そこで、キャバクラに行ってキャバ嬢に「俺はこんなに努力したのに、上司はそのことを少しも理解せずに理不尽な叱り方をしてくるんだ」と愚痴をこぼすのです。

つまり、自分の言い分を吐き出すことができます。

また、キャバクラではただ愚痴をこぼせるばかりではなく、キャバ嬢から慰めてもらうこともできます。

真相を知らない相手であれば、時には嘘をついて話を取り繕い、同情や慰めを求めることができるため癒しになるのです。

キャバ嬢としては、お客さんがこのような愚痴を吐いたときには、同情や慰めを欲しいという感情を汲み取り、お客さんにメッセージを送ります。

うなずきやあいづちで真剣に聞いているメッセージを送り、「上司が理不尽なんですね。それは大変ですよね」などという適切な返事で理解していることを伝え、ねぎらうのが定石です。

本稿では、ここからさらに一歩進んで、どうすればお客さんからさらにモテるのかを勉強していきます。

キャバクラでは愚痴を言うお客さんは多いですから、これができれば愛され度が大幅にアップします。

簡単に言うと、このテクニックは相手の短所を長所に転じたり、隠された魅力や能力にスポットライトを当てるテクニックです。

物事には裏と表があるもので、お客さんの愚痴の裏側を見れば、喜ばしいことを見つけることができ、場の空気を盛り上げることができるのです。

 

 

愚痴をプラスに転じるテクニック

それでは、テクニックの具体例を見ていきましょう。

例えば、お客さんがこんな愚痴を吐いたとします。

いや~部長がほんとに仕事ができなくてさ。それだけでも大変なのに課長までダメ。

仕事に対する真剣さが感じられないんだよね。

例えばウチの製品は基準値が5.00%って決まってるんだ。

4.99%なら基準値以下で商品にならないし、かといって5.01%だと濃度が高いから、ロット数が増えたら損失が大きくなるわけ。

でも、うちの上司ときたら5.01%も5.00%も一緒だって言うんだよね。

確かに4.99%を認めてトラブルになるっていうことじゃないからいいんだけど、それを認めたらおなじ0.01%の違いだから4.99%もいいかってなったり、5.02%や5.03%も認めてしまう風潮ができてしまう。

実際に社員たちもなんかゆるくなってるんだ。

それに基準値を±0.0~%までいいのかっていう明確なきまりもないし。

その明確な数値が5.00%なのであって、それを無視する上司は◎△$♪×¥●&%#?!

こんな愚痴はよくあるもので、キャバクラではお酒もはいっていることですからお客さんの上司批判はヒートアップしてしまうことでしょう。

キャバ嬢としては「うるさいな」と思ってしまうものかもしれませんが、真剣に聞かなければ癒すことはできませんし、その発言の裏側を見てよい一面を発見することもできません。

 

 

例えば、テクニック的にはこのような返答になるでしょう。

○○さんって、すごく仕事に真剣ですよね。

それに観察力もすごいと思います。

○○さんの会社は大きいですから、部長や課長が適当にやっていることに気づく人は多くても、社員にまでゆるい空気が出てきているなんてなかなか気づかないと思いますよ。

すごいですよね。その観察力を活かせば会社にすごい貢献ができそうです。

このような返答をすれば、概ね以下のような流れになることが予想されます。

そうかな?ひどすぎて誰にでもわかると思うけど。

それならひどすぎないところを観察してみたら観察力が証明されると思いますよ。

じゃぁ上司とか社員が会社に貢献しているところなんてどうですか?

そんなもんあるかなあ。

あるかどうかわからないものだから、見つけられたら観察力の証明になるんですよ。

それに、○○さんはいずれ上のポジションにいくでしょうから、その時に社員の貢献しているところを知っていれば適材適所の人事とかもできますよね。

それはたしかにそうだね。やってみよう。

場内指名秘テクニック

もし最初に愚痴を聞いた時に、

部長や課長だけじゃなくて、社員たちも守らないようになってるんですか?

などと質問をすれば、お客さんはここぞとばかりに社員の分析をはじめ、愚痴はさらにヒートアップして疲れてしまいます。

愚痴というものは適度に吐き出すならストレス解消になるのですが、過熱するとだんだんとイライラしてきて疲れてしまうこともあるのです。

そうなるとお客さんは勝手なもので、自分が愚痴を言って勝手に疲れただけであるにもかかわらず、キャバ嬢に対して「なんだか、この子の接客はつかれるな」となってしまうのです。

キャバ嬢たちも、内心では愚痴ばかり言うお客さんに「かっこわるいな」「うるさいな」と思っているものです。

そのため、視点をプラスの部分に転じてしまえば、キャバ嬢自身もホッとします。

愚痴が過熱することを防げますし、お客さんとしても「この子はよく話を聞いてくれているな」と思うものです。

愚痴というマイナスの現象から、色々なプラスが生まれるのです。

愚痴をプラスに転じる例をもう一つ見てみましょう。

今度、大きなプロジェクトが始まるんだけど、あんまり気乗りしなくてね。不安なことばっかりでさ

どんなことが不安なんですか?

アレとコレとソレとほかにも・・・

たくさんの不安があるんですね。でも、始まる前から不安材料をたくさん見つけられるっていうことは、対処の仕方も事前に検討できるっていうことですよね?

う~ん、でも厄介なことが多すぎてなぁ

 

 

不安なことがあるからこうなってこうなって・・・ってシミュレーションしてると思うんです。

そのシミュレーション能力ってすごいですよ。

だから、この不安をこうしたらこうなって・・・っていう成功のシミュレーションもできるんじゃないですか?

たしかになぁ。それはそうだね。

プロジェクトに携わる人たちも同じ不安を抱えてるかもしれないし、一足先に対処を考え始めたら○○さんの株が上がるかも♪

そうだね!なんだかやる気が出てきたよ。

人間の心理として、自信満々なときは好材料ばかりに目が行って非常に強気になるものの、自信がない時には悪材料ばかりに目が行って非常に弱気になってしまうものです。

このお客さんも、自信がなく不安が不安を呼んでマイナスばかりに注目してしまい、始まる前から失敗と決め込んでいるような愚痴を言っています。

このような愚痴で不安材料を聞けば、内心「ああ、そりゃ不安になるよ。多分失敗するよ。それだけ不安材料があるなら間違いないよ」と思ってしまうようなケースもあることでしょう。

しかし、それでもわずかなプラスに転じるポイントを見つけることができれば、強引に不安を打ち消すことができます。

以上のように、お客さんが愚痴や果てしないマイナスのトークを始めたときには、一旦は一生懸命に耳を傾け、プラスに転じるポイントが見つかればそこを集中的に広げていきましょう。

物事は表裏一体ですから、かならずどこかにそのポイントがあります。

そこを刺激してあげれば、お客さんはそれまで気づかなかった可能性に気づいて幸せを感じられます。

 

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