キャバクラ嬢の仕事はお酒を作るだけではありません。
トークで盛り上げることが何より大切なのです。
そのためにはお客さんの好むような話題を仕入れておきましょう。
特に男性は車、車、映画、音楽、マンガ、テレビ、ギャンブルなどを好みます。
キャバ嬢の会話の基本
キャバクラやクラブなどの水商売をする上で大切なことは会話です。
いくらルックスやスタイルが良かったとしても、会話がイマイチでは指名を獲得することは出来ません。
逆に、ルックスやスタイルがイマイチだったとしても、トークで盛り上げることが出来れば指名をしてもらえるのです。
それではどうすればトークを広げることが出来るのでしょうか。
最も大切なことは話題の引き出しを多く用意しておくことです。
こうして用意してくことでどのようなお客さんにも対応することが出来ます。
最低でも1日1ネタは仕入れておきましょう。
ニュース番組や芸能情報、スポーツ情報などとチェックしてください。
ネットニュースやテレビニュースから仕入れましょう。
こういったストックを増やすことがトークを広げるポイントです。
特にフリーのお客さんについた際、このネタが役に立つのです。
何度も指名をされているお客さんであれば共通の話題、相手の好みのトークを知っているものですが、初めてのお客さんではそれが分かりません。
そこで、自分の持っているネタを振ってみて、そこからトークを広げることが出来るのです。
トークを盛り上げることでフリーのお客さんが指名客になってくれることでしょう。
男性ウケの良い話題としてビジネス、スポーツ、映画、テレビ、車、ギャンブルなどがあります。
フリーのお客さんに対してこういったネタを振って相手の反応を見てください。
興味を持ってもらえないようでしたら別のネタに切り替えましょう。
また、トークの流れによっては自分の苦手な話題になることもあります。
特に下ネタを苦手とする女性は多いことでしょう。
しかし、男性の多くはお酒が入ると下ネタを口にするものです。
下ネタに対して抵抗を持っていないのであればそのまま乗っかっても良いでしょう。
しかし、それが苦手な方はどうしたら良いのでしょうか。
おすすめのリアクションはグレーな返答をすることです。
いきなり「私、下ネタは苦手なんで止めてください」など、ストレートに拒否してしまうと男性客は一気に冷めてしまいます。
こうなってしまうと二度と指名はもらえませんので注意しましょう。
下ネタ以外でも苦手なトークに発展してしまったら、上手くスルーするスキルも必要です。
売れっ子のキャバクラ嬢やホステスは、こういったトークを切り抜けるテクニックを持っています。
そして、お客さんはトークを目的にやって来ることがほとんどですので、お客さんを楽しませる気持ちを忘れてはいけません。
話題の引き出しの作り方
キャバクラやクラブへやって来るお客さんは誰もが話し上手とは限りません。
そういったお客さんだからと言って会話をしなくても良いわけではありません。
無口なお客さんをトークで盛り上げてこそ一流のキャバクラ嬢と言えるのです。
無理をして「トークを広げなければ」と考えてしまうと、一気に頭のなかが真っ白になってしまうもの。
さらに、質問ばかりしていると、すぐにネタ切れになってしまいます。
そういった場合はどうやって盛り上げれば良いのでしょうか。
おすすめの方法としてインタビュー形式があります。
例えば「彼女はいないんですか?」という質問をして、「彼女はいないよ」というリアクションがあったとします。
ここで彼女関係の話題に縛られてはいけません。
「職場にキレイな女性はいないんですか?」という質問をしましょう。
ここで「職場に女性はほとんどいないんだよね」と返ってくると予想されます。
そこで、「どんな仕事をしていらっしゃるんですか?」という流れに持って行きましょう。
これによって、トークテーマが“彼女”から“職場”に変えることが出来るのです。
もちろん、相手の好きな芸能人のタイプを聞き出して、そのまま芸能ネタに持っていくという方法もあります。
つまり、どのようなテーマからトークが始まったとしても、新たなテーマに移動させることは可能なのです。
自分の得意とするテーマに持ち込んでも良いですし、お客さんの好きなテーマに持ち込んで気持よく話してもらう方法もあります。
そして、接客をする上で話題の引出しは多いに越したことはありません。
いきなり「どんなお話が好きですか?」という質問もどこかおかしな印象を与えてしまいます。
何度も指名をもらっているお客さんであれば問題ありませんが、初めてのお客さんの場合はファーストインプレッションが大切です。
無難な話題として「趣味はなんですか?」という質問です。
男性の趣味はある程度決まっているもの。
車、映画、音楽、マンガ、テレビ、ギャンブルなどでしょう。
これらのネタをある程度仕入れておきましょう。
「接客で使える話題を仕入れなければならない」と考えて闇雲に手を出してしまいがちですが、それでは効率が悪くなってしまいます。
男性が興味を持ちそうな話題こそ、水商売の接客で大切なのです。
そして、最後には「次は○○のテーマのトークをしましょう」など、次回に繋がる終わり方をしてください。
これによって次回への期待を持たせることが出来ます。
どんな話題がいい?
水商売の仕事内容はお酒を作って、タバコに火をつけることだけではありません。
何より大切なことは会話で盛り上げることです。
そのためにはいくつもの引き出しを用意しておく必要があるのです。
水商売はただ隣に座っているだけでお金がもらえる仕事ではありません。
ここで気をつけなければならないのは、“やって来るお客さんは男性だけ”という部分です。
つまり、女性相手のトークテーマでは食いついてもらえません。
キャバクラ嬢を始めると「とにかく仕事のために話題を集めなければならない」と考えて、いきなりニュースや雑誌などを読むようになりますが、男性にとって魅力的なことでなければ意味がありません。
男性の食いつきやすいテーマといえば車、映画、音楽、マンガ、テレビ、ギャンブルなどでしょう。
これらを知っているだけでお客さんの食いつきは大きく変化します。
もちろん、無理にマニアックに知っている必要はありません。
お客さん以上の知識を持っていたら、逆に引かれてしまうでしょう。
広く浅い知識で構わないので知っておくことが大切です。
ワードを少し知っている程度でもお客さんは喜んでくれるものです。
何かお客さんから話題を振られて、そこで「私、それって全然知らないんです」となってしまうと、お客さんにガッカリされてしまうでしょう。
それだけは避けてください。
また、ここで注意をすべきことがあります。
それはギャンブルネタです。
一定の割合でパチンコや競馬などのギャンブルを好む方がいますが、中にはギャンブルを一切しない方もいます。
さらに、ギャンブルそのものを嫌っている方もいるのです。
そういった方がお客さんだった場合に、「私、休みの日はパチンコばっかりなんですよ」などと言ってしまうと、それだけで嫌な顔をされる可能性があります。
仮にギャンブルの話題を持っていたとしたら、相手がギャンブル好きかどうかを見定めてからするようにしましょう。
もしくは「私の友だちにすごくパチスロ好きがいて、、、」など、自分のことだったとしても友だちのこととして話すテクニックもあります。
さらに、ギャンブルと同様のこととして下ネタがあります。
お店の中で“下ネタ得意キャラ”というポジションの女性もいますが、誰もが下ネタを好むとは限りません。
“男性は誰もが下ネタが好き”と考えてしまいがちですが、それを嫌がる男性もいるので注意しましょう。
お客さんの求めるテーマを素早く察知することが大切です。