アフターは、客との親密度を高めるために非常に効果的な方法ですが、危険が伴うこともしばしばです。
そのため、アフターをする相手は選ぶべきであり、「この人は危なそうだな」と思う客からの誘いは断るべきです。
アフターはどうやって断る?
アフターを断っている客も成績に貢献してくれているのは確かなのですから、アフターを断ることで客離れすることは避けたいものです。
固定客としてつなぎとめつつ、アフターは断るなどと言う虫の良いことができるのでしょうか。
相手の機嫌を損ねないように断るためには、言い方に気を付ける必要があります。
以下にいくつかの断り方を紹介します
すべてのアフターを断りたい場合
キャバ嬢のなかには、客と間違いを起こさないためにすべてのアフターを断るキャバ嬢もいます。
しかし、色々な理由を付けて毎回断っていると、客が「俺は嫌われているのかな」と思ってしまい、指名替えをしたりお店に来なくなってしまう可能性があるため、納得できる理由で断る必要があります。
一番トラブルになりにくい理由は、
すみません。お昼も仕事をしていて朝がはやいからアフターはしてないの。
と断ることです。
実際にお昼の仕事をしている人は本当の理由ですから全く問題なく断ることができます。
客も自分が嫌われているとか口説くのが無理だと思うことがなく、トラブルになることがありません。
実際、昼の仕事をしていなくてもこれを理由に断っているキャバ嬢は非常に多いのです。
問題となるのは、実際に昼の仕事をしていない場合、嘘をつき続けることになるという事です。
仕事が終わってから友達と飲みに行ったりすることもあると思いますが、飲み屋さんで客と鉢合わせることがあります。
そうならないためにはお店から離れたところで飲むのが良いでしょうが、そうだとしても絶対に鉢合わせないという保証はありません。
もし鉢合わせたり目撃されたりして疑われたときは、「次の日仕事が休みの日だったから」と誤魔化すようにしましょう。
その日のお店でアフターを断った客と運悪く出会ってしまったときは追求されるかもしれませんが、その時は
明日はお休みなの。
でもお昼の仕事が忙しくてアフターできないことが多いから、次の日が休みの夜くらいは友達と飲みたくて、すべてのお客さんのアフターは断ってるの。
と言っておけば納得してもらうことができます。
もし、昼の仕事の内容を聞かれたら、嘘をついてボロがでるよりは
ごめんなさい、○○さんのことを信用してないわけじゃないけど、お昼の仕事ではキャバやってること内緒にしてるから、噂が流れないように仕事は教えてないの。
と言っておけばそれ以上聞かれることはないでしょう。
このほか、アフターをすべて断る時には
私、実家から通ってるんだけどお父さんにキャバやってること言ってないの。
お父さんは夜勤で毎日3時か4時に帰ってくるから、それまでに家に帰っておかないとまずいの。
という断り方ができます。
もし仕事が終わってから友達や同僚と飲んでいるところを見つかったら、「今日はお父さんが出張だから」と答えれば問題ありません。
これらの受け答えはあらかじめ頭に入れておいてください。
答えに詰まってしまうと疑われてしまうからです。
嫌いな人をどう断るか
基本的にアフターをしているキャバ嬢も、嫌いな人とはアフターしたくないことでしょう。
会話がかみ合わなくて苦手な人、生理的に受け付けない人、危険を感じる人とはアフターしたくないでしょうし、今後多くのポイントをもたらしてくれる可能性がない人とはアフターするメリットがありません。
しかし、そのような客にしつこくアフターを誘われて困ってしまうことがあります。
その場合には、以下のような断り方が役立ちます。
うちの親がうるさいから、基本的にはアフターしてないの。
全くしてないわけじゃなくて、たまに親が親戚の家に行ったりして家にいないときはアフターすることもあるかな。
だから、そんなときにたまたまアフターする程度かな。
というものです。
そこで客から
親が親戚の家に行くのっていつなの?その日に合わせてお店に来るよ。
と言われることがあるかもしれませんが、その時は
それはわからないの。いつも急に決まることが多いからね。
と言っておけば問題ありません。
また、キャラによっては以下のような断り方もできるでしょう。
他の女の子のなかにはアフターに積極的な子もいるけど、私はアフターはだれとでもするわけじゃないの。
アフターで仲良くなって成績伸ばそうなんて思ってないし、お客さんとしてしか見ていない人とアフターするのは失礼になると思うし。
人として長く付き合おうと思えた人とだけアフターしてるかな。
今はまだ○○さんのことよくわからないから、もう少し待ってくれるとうれしいかな。
普段からサバサバしたキャラで通っているキャバ嬢などはこの断り方は効果的になります。
お店に来ないのにアフターに誘ってくる人を断る
客の中には何を勘違いしているのか、お店に来ないのにアフターに誘う客もいます(もちろん少数派です)。
そのようなアフターに応じたところで、キャバ嬢には何のメリットもないのできっぱり断ってしまいましょう。
断り方は上記のような断り方でよく、
「明日早いからごめんね」
「今から友達と会うからごめんね」
などと言っておけば問題ありません。
もっとも、頻繁に通ってかなり仲良くなっている客が
今度、どこかにお寿司食べにいこうよ。
などといってくることがあります。
そのような客は今後も来店してくれる大切な客ですから、アフターしてもよいでしょう。
ただし、その時には抜かりなく
アフターいいよ。でも、その日はラストの2セットきてね。
と営業をかけましょう。
もし客が渋れば、
だってアフターは誰が見てるかわからないんだよ。
お店に来てないのにアフターしたら付き合ってるって噂になるかもしれないし、色々面倒だよ。
それに○○さんがキャバ嬢をひっかける軽い男みたいみ見られるのも嫌だよ。
○○さんが軽い男って見られたら、そんな○○さんとデートした私も安っぽい女だと思われるんだから。
だからやっぱりお店には来てほしいな。
という感じで営業をかけるのです。
仲のいい客なら応じてくれるでしょうし、押しの強いキャバ嬢ならばかなり有効です。
もし客が予定通り来ずに、お店が終わったころに「アフターいこう!」と言ってきた場合には、「え、今日来なかったから別の用事入れちゃった」といってアフターを断ればOKです。
このように、あくまでもアフターは来店とセットと考えておきましょう。
来店なしのアフターを拒否したことで離れてしまう客は良い客とは言えませんから、それで離れたならばそれまでと考えてよいでしょう。