営業メール(LINE)はいつ送ればいいの?送るときの注意点って?

フリーでついたお客さんに営業をかけて指名客に引き上げたり、最近来てくれないなと思うお客さんに来店を促したり、イベント時にお客さんを呼んだり、指名が思うように取れない時にお客さんに助けを求めたり。

お客さんに営業をかけるということは、キャバ嬢の大切な仕事の一つです。

その時に利用するのが営業メール(LINE)です。

営業メール(LINE)を送る時、多くのキャバ嬢が悩むのが送る時間帯です。

「今送っても迷惑じゃないかな?」などと考えるのです。

本稿では、営業メール(LINE)を送る時間帯について解説していきます。

営業メール(LINE)の効果的な時間を学ぶ

営業メール(LINE)はキャバ嬢の営業ツールとして欠かせないものですが、送る時間帯に悩むキャバ嬢は多いものでしょう。

キャバ嬢に限らず、企業がダイレクトメール(LINE)やメール(LINE)マガジンによって購入を促す営業メール(LINE)などもあるわけですが、そのようなメール(LINE)では最も効果的になるように、客層に合わせてメール(LINE)を送る時間帯など計算されているものです。

企業は膨大な顧客データなどをもとに、優秀な人材が最適な時間帯を割り出しているのですが、個人で営業メール(LINE)を送っているキャバ嬢にはそれはなかなか難しいものです。

経験を通して最適な時間帯を見つけ出すのも難しいですし、そもそも送る時間を重要視していないキャバ嬢も多いことと思います。

しかし、社会に生きる人々の行動には時間が大きく影響しているものです。

 

したがって、メール(LINE)を送る時間帯にしても、最適な時間帯に送るのとそうでない場合には効果が変わってきますから、メール(LINE)を送る時間帯を考えるようにすれば、営業メール(LINE)の効果を大幅に上げることができます。

また、今まで効果が下がる時間帯に送っていたというケースもありますから、それを改善すると着実に集客力が向上していきます。

それでは、時間帯ごとの営業メール(LINE)の効果を見ていきましょう。

12~13時

この時間帯は何の時間帯でしょうか。

あなたが寝ている時間?

確かに、夜中まで働いて朝方帰宅したキャバ嬢たちは、夕方からの出勤に備えてまだ寝ているかもしれませんね。

しかし、この時間帯はキャバ嬢にとっては黄金の時間帯です。

なぜならば、昼間働いているお客さんの多くはこの時間帯に昼休みを取っているからです。

自由な時間ですから、この時間帯にメール(LINE)を送れば、お客さんはすぐに見てくれることでしょうし、メール(LINE)の返信を書きやすい時間帯でもあります。

お客さんの中には、あなたからの営業メール(LINE)がいつも一方通行になってしまっているお客さんもいることでしょう。

そのようなお客さんは、仕事が忙しいために確認が遅れたり、返信ができないという可能性もあるのですが、この時間帯に送ってみれば反応が得られやすくなります。

 

 

15~17時

この時間帯は、お客さんはまだ働いている時間帯であるため、メール(LINE)を送ってもすぐに確認したり、すぐに返事をしたりすることはできないでしょう。

しかし、一日の仕事の大部分が片付き、「今日は仕事が終わったらどうしようかな」と考えている時間帯でもあります。

そのため、今日来てほしいと思って営業する場合などには、この時間帯が効果的であると言えます。

17時を過ぎてしまえば、同僚と「飲みに行こうか」などとなりがちです。

先に予定が入ってしまえばキャバクラには来てくれなくなる可能性も高まるため、できれば15~17時の間にメール(LINE)しておきたいものです。

このほか、その日に同伴をすると決まっているお客さんに対しても、この時間帯に確認メール(LINE)を送るのが良いでしょう。

もし同伴相手の都合が悪くなってしまったとしても、この時間帯ならばまだ他のお客さんを同伴に誘うこともできます。

17~19時

この時間帯は、お客さんが仕事を終わらせて退社する時間帯です。

その日に来店する予定になっているお客さんには、この時間帯に確認のメール(LINE)を送ると良いでしょう。

また、その日の指名客が少なくて困っているならば、この時間帯までは営業することが可能です。

お客さんが家に帰ってしまうまでは営業することができますから、積極的に動いてみましょう。

営業時間中

このほか、お店の営業時間であり、自分が出勤している時間帯に営業メール(LINE)を送るということもあります。

しかし、この場合はよほど切羽詰った状況以外では避けたいものです。

また、もし切羽詰った状況となって営業時間中にメール(LINE)を送る場合にも、かなり親しいお客さんだけに送るようにしましょう。

もしかなり親しいお客さんがおらず、それ以外のお客さんにしかメール(LINE)できないキャバ嬢は、営業メール(LINE)とはいっても来店を促すメール(LINE)は送りません。

それ以外のメール(LINE)、例えばその日のお店の状況を伝えてみたり、

さっき接客したお客さん、○○さんと出会った席だったから思い出してメール(LINE)しちゃった。

などのメール(LINE)を送るようにします。

親しいお客さん相手ならば、

今日ぜんぜん指名がないよ~。

などと助けを求める形での営業メール(LINE)が可能でしょう。

しかし、親しくないお客さんにそのようなメール(LINE)を送ったとすれば、多くの場合は無視されるか、自分が利用されているように感じることでしょう。

それならば、送らない方がマシです。

たわいもないメール(LINE)を送るにしても、内容は一方通行でよい内容にしておきましょう。

キャバクラではいつ接客につくか分からないため、もし返信を求めるようなメール(LINE)を送って返事が返ってきても、すぐに返信できないこともあり得ます。

そのため、一方通行のメール(LINE)を意識した方が良いのです。

このほか、営業時間中にはすでに家でゆっくりしているお客さんもいます。

妻帯者であれば、家にいるときに営業メール(LINE)を送られることを嫌うことも多いものです。

そのため、妻帯者のお客さんに対しては事前にメール(LINE)を送って良い時間帯を確認しておくことが大切です。

 

私の知り合いでも、入浴中にキャバ嬢からメール(LINE)が来て、奥さんが見てしまったためにトラブルになったというケースがあります。

奥さんからしてみれば、

最近どうしてますか?久しぶりに○○さんに会いたいな。

などというメール(LINE)がくれば、浮気と勘違いしてしまう可能性は十分にあります。

このようなことがあれば、お客さんは迷惑に思ってもう指名してくれなくなるかもしれないので、十分に注意したいものです。

 

 

閉店後

深夜に至り、お店が閉店してからはどうでしょうか。

まず考えるべきことは、この時間帯はお客さんがもう寝ているということです。

そのため、この時間帯に送ろうと思うならば、しっかりとお客さんの状況を把握していることが前提となります。

具体的には、以下のようなことを把握しておくと良いでしょう。

  • 妻帯者かどうか
  • 寝る時に携帯をどこに置いているか
  • 着信音は切っているか

営業時間中のメール(LINE)にもリンクしますが、妻帯者かどうかは重要なことです。

閉店後のような遅い時間帯にメール(LINE)があれば、水商売の女性か浮気相手としか思われず、どう転んでも良いようには受け取られることがありません。

お客さんのなかにはキャバクラ通いを奥さんに内緒にしていることもあります。

浮気相手と疑われれば、もっと問題です。浮気を疑われないまでも、奥さんの立場からしてみれば、水商売の女性であろうと誰であろうと、知らない女性からメール(LINE)が送られていることを知れば気分が良いはずはありません。

そのため、妻帯者にはこの時間帯のメール(LINE)を送るべきではありません。

 

次に、寝るときに携帯をどこに置いているか、着信音は切っているかなどを確認しておきましょう。

どこか遠くに置いていたり、着信音を切っているからという理由で、妻帯者のお客さんも「送っていいよ」と言うかもしれません。

また、このことを確認せずに送った場合、そのお客さんが独身でも問題です。

もし携帯を枕元に置いており、着信音がONになっていれば、お客さんは眠りを妨げられて気分が悪くなってしまうからです。

翌日も早くから仕事なのにメール(LINE)で起こされれば、私でも「もう、起こすなよ・・・」となってしまいます。

 

したがって、携帯が遠くにおいてあるとか、着信音がOFFになっていることは確認してから送りたいものです。

もっとも、そもそも非常識な時間帯ともとられる時間帯なので、閉店後に送っていいかどうかを聞いてから送るのが無難です。

もし閉店後に送って問題ないならば、この時のメール(LINE)はお客さんに朝目覚めてから見てほしい内容を送りましょう。

お客さんからすれば、朝起きてから携帯を確認したところお気に入りのキャバ嬢からメール(LINE)が送られてきており、元気が出るような内容であれば、「今日も頑張ろう」という気持ちになります。

そのような気持ちを何度も味わわせるうちに、お客さんはあなたのファンになっていくのです。

お客さんを見限らない気持ちが大切

営業メール(LINE)を送る時、送るペースを考慮したり、送る時間帯に気を使って送ったにもかかわらず、お客さんの反応が得られないこともあるでしょう。

お客さんにも都合があるのですから、これは仕方のないことです。

しかし、「仕方がない」と考えることができず、お客さんを早い段階で見限ってしまうキャバ嬢もいます。

売れっ子キャバ嬢になるならば、この態度は改めた方が良いでしょう。

 

例えば、キャバ嬢がこんな話をしていたのを聞いたことがあります。

この前、珍しいお客さんが来てくれました。

半年前くらいにフリーで来て場内指名してくれたお客さんだったんですけど、その時アドレス交換して、ちょこちょこやりとりしてたんです。

でもなかなか来てくれなくて、半年はメール(LINE)だけだったんですね。

そのお客さんが半年ぶりに指名で来てくれたんです。

ずっと会ってなかったから、最初は顔みても分からなかったですけど、名前を聞いたらすぐにわかったの!

『あ、メール(LINE)の人だ!』って!びっくりしましたけど、すごく嬉しかったです。

このお客さんは、それ以降常連客となって太いお客さんになったそうです。

 

お客さんの中には、こんな人もいるのです。

メール(LINE)のやり取りをするだけでお店に来ないお客さんをよく思わないキャバ嬢は多いことでしょうが、ひとつお客さんの心理や状況も考えてみましょう。

恐らくは、

  • あなたのことを気に入っているものの、他のお店にもお気に入りの子がおり、その子を優先している
  • あなたのことを気に入っているものの、仕事が忙しくてなかなかいけない
  • あなたのことを気に入っているものの、付き合いで他のお店に行っている

などと言ったところでしょう。

 

これを見れば分かる通り、メール(LINE)をしてもなかなか来てくれないからと言ってすぐに見限るのは早く、いずれ自分のお客さんになってくれる可能性は十分にあるのです。

他店にお気に入りのキャバ嬢がいたとしても、そのキャバ嬢がお店を辞めてしまったり、アプローチしてフラれてしまった場合には、あなたに鞍替えするかもしれません。

仕事が忙しいならば、仕事が落ち着いた時には来てくれるかもしれません。

付き合いで他のお店に行っている場合には、別の付き合いであなたのお店を使い、あなたを指名してくれることがあるかもしれません。

 

一度でもあなたを指名してくれたということは、あなたに好意を抱いているということにほかなりません。

なかなか会いに来ない時も、タイミングが悪いだけかもしれないのです。

だからこそ、あなたからお客さんを見限ってしまうのは非常にもったいないことなのです。

メール(LINE)をしている中で、来店の約束をすっぽかされることもあるでしょう。

同伴の約束をキャンセルされることもあるでしょう。

このようなときにもお客さんを見限ることなく、たまたま都合が悪くなって来られなくなったのだと考え、それまでと変わらない態度で接するようにしましょう。

 

そうすれば、そのうちあなたを指名しに来てくれるはずです。

また、来店や同伴の約束をキャンセルした場合には、お客さんはどこかで申し訳ないと感じているものです。

ここで相手を責めたりすれば関係がこじれてしまいます。

お客さんの申し訳ないと思う気持ちを汲み取って、「残念だった」「会いたかった」などというに留め、次回につなげる心がけが大切なのです。

 

 

一方通行の利点

メール(LINE)の特徴は、一方通行のやり取りにできるということです。

もちろん、これはいい意味での一方通行であり利点です。

相手から返事が来なかったとしても、アドレスを無断で変更されたり、着信拒否をされたりしない限り、こちらからメール(LINE)を送り続けることができるツールなのです。

この利点を活かして営業していけば、お客さんを思わぬタイミングでゲットしていくことも可能です。

お客さんが少ない新人や売れていないキャバ嬢ならば、特にこれを活かさない手はありません。

 

実際、私の友人でもこのようなケースがあります。

私と彼が二人でキャバクラに行こうという話になった時、私が彼の行きつけのお店に行こうかと提案した時、「今日は○○にしない?」と言ってきたのです。

私の行きつけのお店でした。

なぜかと理由を聞けば、以前私と彼が私の行きつけのお店に行ったときに指名したキャバ嬢から、ずっとメール(LINE)を送られているからだとのことでした。

一方通行であるものの、熱心にメール(LINE)を送ってくれているのだからたまには行かないと申し訳ない、と言うわけです。

 

以前私と彼がそのお店に行ったのは、もう3ヶ月前のことでした。

その間、彼はそのお店にはいかず、そのキャバ嬢のメール(LINE)にもあまり返信していなかったそうです。

他に行きつけのお店があってあんまりいけないから、そんなにメール(LINE)をしなくてもいいよ。

と返信したこともあったのですが、

私はメール(LINE)が好きで送っているだけだから、気にしなくてもいいよ。お店は気が向いた時に来てくれれば。

と返ってきたそうです。

 

彼にとってはかなり久しぶりの来店になったわけですが、その日を境に彼はそのキャバ嬢のとりこになり、行きつけのお店さえ変わってしまいました。

これも、お客さんからの返信がなくとも見限ることなく、一方的になったとしてもめげずにメール(LINE)を送り続けることの効果です。

メール(LINE)だからこそできたことです。

私にしても、気分転換にいつもとは違うお店に行くことがあるのですが、その時もやはりよくメール(LINE)をくれるキャバ嬢の顔が真っ先に思い浮かび、その子のいるお店に行きたいと思うものです。

 

お客さんを見限るのはもったいないことです。

どんなきっかけで指名客を得られるか分からないのです。

まとめ

営業メール(LINE)を送る時には、以上のように時間やスタンスに注意をしましょう。

しかし、忘れてはならないことは、メール(LINE)は電話の代用であり、お客さんの多くが電話に出にくいためにメール(LINE)を好むからこそ、営業メール(LINE)を送るのだということです。

もしお客さんが電話でもよいというときは、電話で営業した方が効果は大きくなります。

営業をかけるお客さんが大切なお客さんであれば、毎回メール(LINE)というのではなく、迷惑ではない時間を見つけて電話をかけるのが良いでしょう。

特に、40代以降のお客さんはメール(LINE)世代ではないことから、メール(LINE)を面倒がって電話を好む傾向があるため、お客さんの年齢に応じて営業のかけ方を変えることも大切です。

また、電話はメール(LINE)とは異なり盛り上がりやすいものですから、楽しい会話を重ねることで親しさも増します。

駆け引きが上手なキャバ嬢ならば効果的な営業も可能となるでしょう。

この点ではメール(LINE)など到底及ばないでしょう。

このほか、お客さんによっては手紙をもらいたがる人もいます。

 

そういう人には、当然ながら手紙を書くのが効果的です。

手紙を書くのが苦手な人も、下手なりに手書きで書いたものを渡せば、お客さんは喜んでくれるため心配はいりません。

ありきたりなものを送るのではなく、オリジナルの便せんや封筒を使って送れば、より一層喜んでもらえるはずです。

手紙を出す際には、必ずお店の住所で出すようにしてください。

もしあなたの住所を記載して手紙など出せば、トラブルになりかねません。

 

手紙を出すキャバ嬢は少ないからこそ効果も大きいのですが、同時にお客さんが勘違いすることも多いものであり、もし勘違いさせた相手に住所を知られていれば、ストーカーなどになってしまう可能性もあります。

もしお客さんが「なんでお店の住所なの?」などと言ってあなたの住所を知りたがっても、「お店から禁じられている」と断りましょう。

営業はメール(LINE)が主流ですが、電話や手紙など色々なツールがあります。

相手の好みに沿って、最も効果的な営業をかけたいものです。

 

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