キャバクラに初めて行く客にとって、キャバクラに対する信用度はあまり高くないものです。
では、客はどこから情報を仕入れているのでしょうか。
客は何をみてキャバクラへ足を運ぶ?
キャバクラに初めて行く客にとって、キャバクラに対する信用度はあまり高くないものです。
まず、料金がよくわからず不安を抱きます。どこか、「ぼったくられるのではないか」などといった思いを抱いているからです。
したがって、キャバクラ店は優良店であることをアピールしていかなければならないのですが、その際には信用度の高い媒体の力を借りることでPRを行います。
媒体には以下の通り色々なものがあり、信用度が低いものから高いものまで様々です。
客引き
これは、お店の外でスタッフが客に声を掛けるというものです。
お店の入り口で客引きをしているキャバクラ店は多いですが、中には人が多い表通りまで出て行って客引きをするお店もあります。
これは違法行為であり、そのような客引きを行っているのはほとんど悪質店です。
これに引っかかる客は多くありませんが、酔っ払いが引っかかることがあります。
しかし、初心者は客引きを信用しませんが、ベテランは信用します。
客引きがお店のスタッフであることが分かると、キャバ嬢の在籍状況やお勧めのキャバ嬢、店内の込み具合など生の情報を聞くことができるからです。
客引きと値引き交渉をすることもできます。
チラシ
情報ステーションに行くと、キャバクラ店のチラシが置かれています。
客引きがチラシを配ることもあります。
情報ステーションのチラシは優良店に限られ、割引券がついていることも多いです。
ただし、この場合の割引券はほとんどの場合初めて来店する客のみを対象としています。
しかし、キャバクラに通じた人は、チラシを見ただけでお店の雰囲気を正確に読み取ることができます。
チラシにどれだけ神経を使っているかを見ることで、お店のレベルを知るのです。
看板
店の外に看板が設けられているほか、情報ステーションにも看板が掲げられていることがあります。
優良店ならば、看板に料金が明示されているものです。
料金やキャバ嬢のレベルを見ることができるため、お店のレベルを判断するのに役立ちます。
もちろん、客を迎える態勢はどうかなど、入り口全体の雰囲気もチェックします。
お店の前にボーイが立っている場合には、金額交渉をすることも可能です。
お店によっては、値引きしてくれることもあります。
専門誌
風俗専門誌やキャバクラ専門誌という媒体もあります。
ビニールでくるまれているような雑誌です。
存在があまり知られておらず、媒体としての効果はイマイチです。
ソープやヘルスの情報に交じってキャバクラの情報も掲載されているという形態が一般的です。
歌舞伎町内では、専門書店やスタンドにたくさん置いてあります。
その代わり、歌舞伎町では週刊文春やニューズウィークといった一般的な雑誌はあまり見かけることがありません。
このような専門誌には色々な種類があるものの、純粋にキャバクラをメインに紹介しているキャバクラ専門誌は「クラブアフター」が唯一の刊行物です。
様々なキャバクラの色々なキャバ嬢を写真付きで紹介しています。
風俗専門誌やキャバクラ専門誌は、悪質店が掲載されれば致命傷となることがあるため、悪質店はほぼ掲載されることはありません。
また、キャバクラに関する情報が濃いのも特徴です。
キャバクラ店の広告を比較することもできます。
それら点から信頼できると考えています。
もっとも、キャバクラ専門誌で得られる情報はインターネットからも得ることができるため、わざわざ雑誌を買わずにネットで済ませるという人も多いことでしょう。
一般週刊誌
一般週刊誌にもキャバクラ情報が含まれることもありますが、情報はそれほど豊富ではありません。
夕刊紙
夕刊フジ、日刊ゲンダイ、東京スポーツなどの夕刊紙にも、わずかながらキャバクラの情報が掲載されます。
この場合、発行元が大手であるため安心は得られやすい傾向にあります。
しかし、一部の夕刊紙には悪質店が掲載されることがあり、信用できないと考えています。
そして、情報量の少なさから利用価値を感じていません。
専門チャンネル
衛星テレビの専門チャンネルは効果が大きいです。
一般大衆はマスメディアの情報を鵜呑みにする傾向があるからです。
実際には視聴者は多くないのですが、見ている人は信頼を寄せています。
専門チャンネルには実際のキャバ嬢が出演するため、品定めのために見ることがあります。
しかし、あくまでもその程度の認識です。
地上波テレビ
地上波テレビの影響力は非常に大きいです。
不信感を抱いているキャバクラ初心者であっても、深夜の情報番組などで知りえた情報は信頼します。
キャバクラなどの夜の商売を特集した番組だけではなく、『女帝』などのキャバクラドラマが放映されたことで、世間がキャバクラに抱く誤解が多少は払しょくされたように思います。
しかし、テレビで取り上げられるお店には偏りがあり、何といっても店内のいいところばかり映されます。
そのため、あまり信用しません。
口コミ
口コミも無視できません。
何しろ、経験者が「ぼったくられることなんかないよ」と言うのですから、そうだと思うほかないでしょう。
ただし、ネット上にある口コミは業者の自作自演であることも多く信憑性は低いため、直接の知り合いなどから聞く口コミ以外はあまり信用できません。
上記に書いたことは、キャバクラ初心者にとっての信憑性です。
キャバクラによく通う人にとっては、各媒体は全く違う見え方となります。
しかし、キャバクラのベテランからの口コミは信用できるので、良い情報となります。
最近ではスマホもかなり普及していますし、ネットから情報を得ている人も非常に多いことでしょう。
しかしながら、ホームページを開設しているものの情報量が少なかったり、あまり更新をしていなかったりというサイトが目立ちます。
そのため、まだまだ上記の媒体に比べると信用度は高くないといえます。
ただし、キャバ嬢の出勤状況やイベントの情報などを積極的に掲載しているサイトもありますし、なにより手軽に情報を得ることができるので、利用価値はあるでしょう。