女性に人気の職業であるイベントコンパニオンとは、イベント会場で新商品や新サービスの宣伝を行う仕事です。
露出の多いコスチュームとハイヒールで仕事をしなければなりませんので、日頃からのスタイル管理が必要です。
コンパニオンとは?
女性向けの高収入アルバイトはいくつかありますが、それぞれに特徴や大変さがあります。
中でも人気のある高収入アルバイトとしてイベントコンパニオンがありますが、コンパニオンとはどういった仕事内容なのでしょうか。
イベントコンパニオンとは東京ビッグサイトや幕張メッセなどのイベント会場で、企業の新商品や新サービスなどの紹介を行います。
新商品の説明はもちろんのこと、チラシ配りやイベントの司会進行、ナレーターなどの業務を行うこともあります。
来場者に対して新商品のイメージを伝えなければなりませんので、常に笑顔を絶やさずに業務を行う必要があります。
さらに、新商品や新サービスの内容を理解しなければなりません。
イベントコンパニオンとして働くには派遣会社に登録をして、イベント会場へ直接足を運びます。
時給は1900円~2500円台が多く、日給では1万~2万円が相場です。
しかし、司会進行やナレーターなど特殊なスキルを求められるポジションになると、さらに時給や日給がアップします。
実働時間は短いのでプライベートの時間を大切にしたい方にもおすすめです。
また、こういったイベント会場はカメラ小僧も多く、写真に撮られる機会も増えます。
中にはファンになってくれるカメラ小僧もいますので、ちょっとしたタレントやアイドル気分になれるでしょう
さらに、業界人も多いことから、そういった方と知り合う機会があります。
中にはイベントコンパニオンをきっかけとして、モデルやレースクイーンに転身するケースも少なくありません。
中にはタレントに転身するケースもありますので、芸能界に興味を持っている女性におすすめです。
さらに、常に見られる仕事であることから、高い美意識やマナー、言葉遣いを身につけることが出来ます。
メイクテクニックや表情の作り方、姿勢などが良くなるでしょう。
しかし、イベントコンパニオンの衣装は基本的に露出の大きいものです。
場合によっては水着になることもあります。
そのため、こういったコスチュームに抵抗のある女性は難しいでしょう。
さらに、そういったコスチュームが似合うスタイルを維持し続ける必要もあります。
さらに、表情も大切ですので、むくみや目の下のクマなどにも気を遣わなければなりません。
つまり、イベントコンパニオンの仕事を続けるには、日頃の生活からスタイルや表情を意識しなければならないのです。
コンディションによってルックスやスタイルが左右される女性は続けることが難しいでしょう。
コンパニオンでも接客が必要な場合も
定番の高収入アルバイトとしてキャバクラやクラブなどの水商売がありますが、これらは接客業の一種です。
コンパニオンも種類がたくさんあります。
お酒の席に呼ばれるコンパニオンでは接客は欠かせません。
男性客の隣に座ってお酒を作ったりタバコに火をつけたりすることも大切な仕事ですが、最も大切なことはトークで盛り上げることでしょう。
いくらルックスやスタイルが良かったとしても、トークがイマイチでは指名はもらえません。
それでは、接客の基本とはどういったものなのでしょうか。
トークの基本はキャッチボールです。
そこで男性を楽しませる方法として、「最初から決めつけない」というものがあります。
男性は決めつけられることを嫌がりますので、指名ナンバーワンのキャバクラ嬢はそういったトークをしません。
グレーな言い回しを使うようにしています。
例えば少しズレたファッションセンスを持った男性客が来店したとしたら、そこで「変わったファッションですね」などの発言はいけません。
「個性的ですね」というグレーな言い回しをしましょう。
本人にとってお気に入りのファッションの可能性もありますし、中には自分で「今日のファッションは失敗した」と考えていることもあるのです。
そのため、どちらでも捉えられる「個性的ですね」というグレーなワードが適切でしょう。
ネガティブなワードを直接投げかけるのはNGです。
とにかく男性客を楽しませるポイントは相手を不快にさせないことです。
その中で特に注意したいのが相手の容姿に関する部分です。
相手に気を遣った言葉選びだったとしても、それが裏目に出てしまうことがあります。
こういった場合は最初から触れない方が良いでしょう。
そのほかに会話のキャッチボールで大切なことは、「情報は小出しにする」ということです。
相手に興味を持っているのであれば、「自分のことをもっと知ってもらいたい」と考えてしまうあまり、どうしても話し過ぎてしまいます。
ここで一方的に話し続けてしまうと、相手はすぐにお腹いっぱいになってしまうのです。
そのため、自分のことを小出しにして、同じ質問を相手に投げかけるようにしましょう。
これによって相手に話すタイミングを与えることになります。
さらに、これによって新たな話題に発展させることも出来るのです。
トークの苦手な方にありがちなこととして、「トークが一問一答になる」ということがあります。
こういったタイプの方は、相手からの質問が尽きた瞬間に会話が終わってしまうのです。
そのため、自分から質問をして会話を広げましょう。
コンパニオンのお仕事の大変さ
女性にとってあこがれの仕事のひとつとしてイベントコンパニオンがあります。
何よりも華やかな世界にいることに対して、多くの女性があこがれているのです。
しかし、そういった華やかな部分だけ目に入りがちですが、その舞台裏は苦労の連続となっています。
イベントコンパニオンを目指しているのであれば、そういった部分も知っておかなければなりません。
第一のデメリットとして給料の部分があります。
実働時間は3時間から5時間ですが、イベント会場は毎回変化するので移動時間を考えなければなりません。
飲食店やアパレルショップのスタッフであれば駅周辺などにありますが、こういったイベント会場は基本的に遠方にありますので注意しましょう。
さらに、拘束時間も長いので時給換算で1000円程度になることもあります。
そのため、コンビニやファミレスなど、スタンダードなアルバイトと変わらないような時給になってしまうのです。
高時給を求めてイベントコンパニオンを始めると苦労してしまうでしょう。
さらに、オーディションに突破しなければ定期的に仕事が入りません。
そして、イベントコンパニオンはイベント主催者の指定するコスチュームを着なければなりません。
中には動きづらい窮屈なコスチュームもありますし、露出の多いコスチュームの時もあります。
イベントによっては水着になることもあるので、そういった衣装に抵抗の無い女性でなければなりません。
さらに、足元はハイヒールが基本です。
イベントコンパニオンは立ち仕事ですので、ハイヒールですと想像以上に疲れてしまいます。
ハイヒールに慣れていない方は立っていることも大変になるでしょう。
さらに、チラシ配布の仕事もありますので、ハイヒールで歩き続けることにもなります。
常に姿勢正しくいなければなりませんので体力は非常に重要なのです。
そのほかに表情も非常に重要です。
新商品のイメージアップのために行われるイベントですので笑顔は欠かせません。
写真を撮影する時だけ笑顔になることは簡単ですが、一日中笑顔をキープすることは非常に疲れます。
さらに、むくみやクマがあると、それだけでマイナスイメージになってしまうので、常に十分な睡眠時間を確保しましょう。
さらに、前日のアルコールも影響しますので、節制した生活が必要です。
中にはパンチラなどを狙うカメラ小僧や男性の視線もありますが、それを笑顔でスルーする対応力も必要になります。