素敵な大人の女性になるためには、きちんとした挨拶ができなければなりません。
おはようございます、こんにちは、こんばんはといった挨拶ができない人はいないものの、挨拶の後に言葉が続かないならば問題です。
挨拶ですべてが決まると言っても過言ではないのです。
挨拶にプラスアルファを
キャバクラの世界での挨拶といえば「いらっしゃいませ」が基本ですが、一流のキャバ嬢ならば「いらっしゃいませ」の後に続けて一言付け加えます。
いらっしゃいませ。お久しぶりですね。なかなか来てくれないので寂しかったんですよ。
いらっしゃいませ。海外出張はどうでしたか?お疲れさまでした。
いらっしゃいませ。この前誕生日に来てくれませんでしたね。今は日お祝いしましょう。
などです。
このように、「いらっしゃいませ」に言葉をつづけることによって、お客さんを1対1の世界に引き込むことができます。
もっとうまいキャバ嬢になると、「いらっしゃいませ」を省いて
なんでずっと来てくれなかったの?
などといってより深い世界に引き込むことができます。
これは、相手を間違えると非常に失礼なことになってしまいますが、相手を選べば効果絶大です。
特に、キャバ嬢との疑似恋愛を楽しむためにキャバクラに来ているお客さんに対してはおすすめです。
ここで大切なのは、挨拶はコミュニケーションの入り口だと認識することです。
挨拶さえできればいいというのは子供にだけ通用することで、単なる入り口なのですから、そこから言葉を続けなければなりません。
良いコミュニケーションを取りたいならば、踏み込んでいく必要があるのです。
しかし、キャバ嬢の中には
そんなことできません。そんな勇気ないです。
という人もいます。
確かに、相手の懐に入っていくのですから、これは勇気のいることです。
といっても、心配しすぎることはありません。
勇気を出すための方法を使えばいいのです。
効果的な方法の一つに発声法があります。
「いらっしゃいませ」というとき、普通よりも少し大きめの声で言ってみてください。
それだけで少し勇気が湧いて、次の一言がスムーズに出てくるものです。
実際、小さな声でしか挨拶ができず、挨拶に続けて何も言えなかった新人キャバ嬢が、「いらっしゃいませ」と大きな声でいってみたところ、言葉がスムーズに出るようになった、普段の会話でも滑舌が良くなったというケースはいくらでもあります。
このような新人キャバ嬢は、
普段より大きな声で話してみると、度胸がすわって色々話しやすくなります。
などと言うものです。
スイッチが入るのでしょう。
挨拶の時は「いらっしゃいませ」という言葉を少し大きめの声で言えばいいでしょうし、会話の中でも不自然ではないタイミングで大きめの声で言ってみると、度胸が据わって気持ちが高まり、饒舌になることができるのです。
もっとも、大きめの声を出してよいのは第一声だけです。
終始大きな声で話していると、うるさいと思われてしまうだけです。
初対面でいい印象を与える
次に紹介する挨拶は、初対面の人に対する挨拶、すなわち「はじめまして」です。
初対面の人と交わす「はじめまして」の挨拶は重要です。
なぜならば、人に対して抱く印象の大部分は第一印象で決まってしまうからです。
初対面の時に悪い印象を残してしまうと、それを挽回するのはかなり難しいことであるため、その労力を払うよりは初対面のときにいい印象を残した方が非常にラクという事になります。
そのため、初対面の時はとにかくいい印象を残すことを考えてください。
どうすればいい印象になるかは、いくつかのポイントがあります。
礼儀
最初に目につくのが礼儀です。
特に相手が年上の場合には礼儀を見ていることが多いので、礼儀正しく振る舞うことが大切です。
表情
初対面で表情から受ける印象は大きいものです。
もし暗い表情を見せると、暗い子だという印象を持たれ続けます。
そのため、明るく振る舞うことが大切です。
しかし、明るくといってもはしゃぐこととは違います。
はしゃいでいると、「馬鹿っぽい」という印象を持たれてしまうので、それはそれで問題です。
あくまで表情としての明るさが大切です。
体調が悪い、ショックな出来事があったなど、身体的・精神的に問題があって明るく振る舞うことが難しい時は、表情だけでも明るく振る舞いましょう。
口数
接客の時には必要に応じて発言することでその場を盛り上げる必要がありますが、初対面に限っては口数が少ないほうが好印象になります。
自分のことを知ってもらうのは2回目以降の接客からで構いません。
初対面の時は聞き役に回るようにし、聞かれたことにだけ答えると心得ておきましょう。
もし自己紹介を求められたならば話す必要がありますが、そのときはありきたりな自己紹介から入り、おしゃべりという印象を持たれないようにしましょう。
ちなみに、自己紹介を求められた時には、場合によっては自分の短所については触れない方が良いこともあります。
例えば、ギャンブルが好き、料理ができない、衝動買いをしてしまうなどです。
そのようなことを言うと、「この子には興味ないな」と思ってしまう男性が多いのです。
もし短所について触れるならば、おっちょこちょいなところがあるといったものが良いでしょう。
そういわれると、「支えてあげなきゃ」「守ってあげなきゃ」と思う男性が多いからです。
初対面では良い印象を残すようにしましょう。
男の世界では、強烈な印象を残すことがよいとされることがありますが、キャバクラの世界では強烈な印象を与える必要がないことも多いものです。
適していないタイミングで強烈な印象をあたえたら、2回目以降に繋がらなくなってしまいます。