お客さんにモテる/モテないしぐさ・態度

キャバ嬢の役目はお客さんに癒しを提供することですが、その多くは会話を通して達成されるものです。

会話というと、単に言葉だけで交わされるものと思う人が多いのですが、それこそが売れないキャバ嬢の特徴であるともいえます。

売れないキャバ嬢はそのように考えるため、会話の際に言葉ばかりに集中し、しぐさや態度で知らず知らずのうちによくないメッセージを送ってしまうのです。

会話を盛り下げるしぐさ・態度を知ろう

本稿では、無意識のうちにしてしまいがちな、会話を盛り下げてしまうしぐさや態度を勉強していきましょう。

このようなしぐさや姿勢は放っておくとクセになってしまうものですから、もし心当たりがあれば改善するようにしてください。

 

髪を触りながら話す

女性の中には、髪の毛を弄りながら会話をする人が多いものです。

男性にもそのような人がいますが、女性の方が圧倒的に多いと言ってよいでしょう。

髪の毛を弄りながら会話をするのは本来好ましくないことであり、そのことは皆さんも分かっているはずです。

例えば、大切な友達が深刻な悩みを相談してきたとき、髪の毛を触りながら話を聞くことはないと思います。

つまり、髪の毛を触りながら話すということは、

  • 相手の会話が退屈であり興味がないという気持ち
  • そわそわして落ち着かない気持ち

の表れなのです。

言葉にせずともこのメッセージが相手に伝わってしまいます。

以前、髪を触るというしぐさが弱さやセックスアピールになるとされていた時代がありましたが、今ではこれは誤りであるとする意見が多数派であるようです。

実際、話し相手の女性が髪の毛を触りながら話していれば、そのしぐさにドキドキするということはなく、「不真面目そう」「頭が悪そう」「退屈してそう」「自分に興味がなさそう」といった印象を持つことがほとんどです。

そもそも、髪を触るしぐさがセックスアピールになるというのは女性側から出てきた観点であり、男性からしてみればそのようなプラスの効果は期待できないと思っています。

髪の毛を弄りながらお客さんと会話しているキャバ嬢は、すぐに止めるべきです。

ただし、髪を触りながら話をすることとは別に、女性の髪の毛自体にセックスアピールを感じる男性がいることは確かです。

「ショートカットの子がいい」「ロングの子がいい」など、男性によって髪型の好みが異なるのも、髪の毛にセックスアピールを感じている証拠です。

髪の毛が丈夫で艶がある触りたくなるような髪の毛は一つのプラスポイントになり、その他にもシャンプーにこだわっていつもいい香りがしているなどのこだわりを持っているに越したことはないでしょう。

髪の毛を触りながら話す人の中には、髪型が気になったりしているケースがあるものですから、髪の毛の手入れをしっかりしておき、接客中に触らなくてもよいようにしておくと良いかもしれません。

このほか、単に髪の毛を弄りながら話すことの変形として、髪の毛をかきあげる動作や前髪を弄る動作も好ましくない動作として挙げられます。

髪の毛をかきあげるしぐさは昔から色っぽい動作として知られているため、一定の効果が望めます。

しかし、大きすぎる動作であったり度を越した頻度であれば、相手には髪をかき上げる動作が「話はそこまで」という、会話を切るメッセージとして伝わってしまいます。

これは、前髪を耳にかけるための手の動きも同じことが言えます。

相手から見ると宙を切るように手が動いていると捉えることもでき、調子が狂ってしまうのです。

せっかく会話のリズムを作っていても、この動作をしてしまえば台無しになってしまいます。

髪型をがちがちに固めているキャバ嬢が多いのも、実は見た目の問題だけではなく、髪の毛を触ったり、かきあげたりする必要がないようにそうしているという側面もあります。

 

 

口角を下げる・眉をしかめる

あなたは、自分が会話をしている時の標準的な表情がどのようなものであるか知っていますか?

これはキャバ嬢として非常に重要なポイントです。

普通の人は、相手のことに興味が無かったり、相手の会話に興味がなかったりした場合、会話に集中するうちに口角が下がって不満げな顔になってしまうものです。

ニュートラルな表情がどのようなものかを考えないキャバ嬢は、知らず知らずのうちにお客さんたちに不満げな表情を振りまいていることでしょう。

私にも経験があります。

私がまだキャバクラに行き始めて間もないころ、指名していたキャバ嬢の表情は口角が下がったものであり、どこかむすっとした表情に見えました。

そこで「なにか気分悪くするようなこといった?」と聞いてみると、全くそんなことはなく、真剣に話を聞いていたとのこと。

その後キャバクラ経験が長くなっていくにつれて、不満げな表情のキャバ嬢に出くわすことも多く、「なるほど、ニュートラルな表情を意識していないんだな」と知るようになりました。

もしあなたがニュートラルな状態で不満げな表情になってしまっているならば、まずは意識して口角を1ミリくらい上げるようにしましょう。

こうすることで、不満げな表情にならず、微笑んでいるわけでもないため、真剣に聞いているという印象を与えることができます。

また、凛としたいい表情・美しい表情と評価してくれるお客さんも出てくることでしょう。

多くのキャバ嬢はニュートラルな表情を意識するという姿勢を持っていないため、これを意識するだけでも周りより一歩先を行くことができます。

意識して口角を1ミリ上げるようにしていると、いつしか意識せずとも真剣で凛とした表情ができるようになります。

また口角と同じく、真剣に話を聞いていると知らず知らずのうちに眉をしかめてしまう人も多いものですが、眉をしかめた表情は美しくありません。

また、お客さんの話が納得できない、話を理解できないというメッセージとして受け取られてしまうこともあります。

 

姿勢が悪い

姿勢が悪いキャバ嬢はモテません。

当サイトで紹介している色々なテクニックを身に着けても、姿勢が悪いだけで台無しです。

例えば背中を丸めていたり、だらしなく座ったりする姿勢のことですが、そのような姿勢は真剣に話を聞いていればしないものです。

ですから、姿勢が悪い=真剣に話を聞いていないと捉えられる恐れがあるのです。

また、真剣ではないから姿勢が悪いというだけではなく、姿勢が悪いから真剣になれないというのもあります。

だらりとした姿勢で話を聞いていると、退屈したり、集中できなかったり、眠くなったりするものです。

背中を丸めた姿勢を「猫背」と言いますが、猫背な人は仮に一生懸命に聞いていたとしても、お客さんから見れば「不真面目だな」「だらしないな」「自信がないのかな」などといった印象を与えます。

しかし、逆によい姿勢であれば「真剣です」「興味深いです」といったメッセージを発信することができます。

つまり、姿勢が悪ければそれだけで損をし、姿勢が良ければそれだけで得をするのです。

姿勢が良いだけで、お客さんはあなたのことが気になり、話してみたいと思うこともあります。

売れっ子キャバ嬢に姿勢が悪いキャバ嬢がいないことからも、このことが分かります。

ちなみに良い姿勢とは、背筋をピンと伸ばし、肩甲骨を背骨に寄せ、首をまっすぐにし、顎を引いた姿勢です。

 

 

モテるテクニックもある!

モテないしぐさは上記の通りですが、その逆にモテるしぐさもあります。

当サイトには色々なテクニックが記載されていますが、このテクニックを実践していれば少なくともマイナスにはならないというものです。

では、ここからはプラスになるしぐさと態度を学んでいきましょう。

 

身を乗り出して聞く

皆さんにも経験があると思いますが、興味をひかれるものに対しては前傾姿勢になるものです。

大好きなテレビ番組を見ている時、興味深い話を聞いている時など、夢中になっているものに対しては身を乗り出してしまうものなのです。

落ち着いている人でも、興奮させられるものに対して体を後ろに引いてゆったりしたりはしないものです。

興味のある話を聞いてワクワクしている時や、大切だと思う話を真剣に聞いている時には、うなずいたり、「それからどうなったの?」と相手の話を流しながら聞くことが大切ですが、それをしながらも体を後ろに引いていてはその気持ちは伝わりません。

やはり体によるメッセージを送る必要があり、そのための簡単なものの一つが身を乗り出して聞くという事なのです。

実際、売れっ子キャバ嬢は誰しもが身を乗り出して接客しているものです。

といっても始終身を乗り出しているのではなく、話が盛り上がってきたときや重要と思えるポイントになった時に身を乗り出すのです。

こうすることによって、お客さんも「盛り上がってきたな」と思い、楽しく話をすることができます。

身を乗り出す姿勢をとっていると、興味のない話だったとしても集中して聞けるという効果もあります。

夢中で聞いているメッセージを送りつつ、いつしか本当に夢中になることができるのです。

 

 

リアクションを大きく

次に、動作的な意味でのしぐさや態度とは少し異なりますが、表情は大切です。

顔の表情は喜怒哀楽が最も顕れる部分であるため、お客さんの会話の内容に合わせてややオーバーなくらい表現するのが望ましいです。

あなたも、話し相手があなたの話に合わせて、大いに笑ったり、びっくりしたり、悲しんだりしているところが表情から読み取ることができれば、嬉しく思い話し甲斐があると思うことでしょう。

身振り手振りの反応もあれば尚よしです。

なぜ嬉しいと思ったり、話し甲斐があると思うのかと言えば、話し相手があなたの話を理解してくれる、真意をよく汲み取りながら聞いてくれると思えるからです。

お客さんが楽しく、たくさん話せるように努力するのはキャバ嬢の大切な仕事です。

お客さんがたくさん話すためには、キャバ嬢側は多くしゃべらないようにしながら、お客さんの話しを促していく必要があります。

そのためにも、表情やリアクションによって、多くを語らずともお客さんの話をよく聞いているというメッセージを送るのが有効なのです。

キャバクラで客として話していると分かる事なのですが、こちらが「この話は面白いぞ」と思って話していることでキャバ嬢がきょとんとすればがっかりしてしまいますが、そこでこちらの思った通りにどっと笑ってくれれば非常に話し甲斐があります。

また、こちらが真剣な話をしている時には、真剣な面持ちで聞き入ってくれれば、これも話し甲斐があります。

このように、キャバ嬢はお客さんに「話し甲斐がある」と思ってもらうためにも、リアクションにメリハリを持たせて行かなければなりません。

いくらリアクションを大きくしなければならないとはいっても、それがふさわしくないこともあるのですから。

メリハリを持たせるには、そのコツをつかんでおくと良いでしょう。

それは、プラスのリアクションの際にかなり大きめのリアクションをするという事です。一方、マイナスのリアクションではそれほど大きくリアクションしないようにすれば、メリハリが生まれます。

マイナスのリアクションにはそれほどリアクションしないというのは大切です。

例えば、怒りの感情や苦悩の感情といったマイナスの感情に合わせた表情は、女性として美しいものではありません。

そのような表情はできるだけ出さず、笑顔や驚きなどのプラスのリアクションと大きくすることで、小さな変化でマイナスのリアクションを表現できるようになります。

 

タイミングよくうなずく

次におすすめするのはうなずきです。うなずきこそ一番の武器という売れっ子キャバ嬢もいるほどです。

その強力な武器の効果を引き出すためには、うなずきのタイミングが重要になってきます。

売れっ子キャバ嬢と売れないキャバ嬢の違いの一つも、うなずきのタイミングを知っているかどうかということにあります。

キャバ嬢ならば誰しもうなずくものなのですが、そのうなずきは規則性のないうなずきをしいていることが多いのです。

うなずき方はキャバ嬢によって様々で、適当にうなずいている、やたら大げさにうなずいている、小刻みにしきりにうなずいているなどに分けられます。

つまり、タイミングを考えて、その時々でうなずきかたを変えながらうなずいているキャバ嬢は非常に少なく、自分のリズムでうなずいているキャバ嬢が多いのです。

このような状況のなかで、自分がタイミングを考えながらうなずきに工夫していれば、他のキャバ嬢とずれが生じてやりにくいと感じることもあるでしょう。

しかし、そこに価値があります。

他のキャバ嬢より考えながらうなずいているからやりにくいのであって、お客さんは単調なうなずきをするキャバ嬢よりも、考えてうなずいているキャバ嬢のほうが話しやすいと感じているのは間違いないのです。

うなずき方が単調であれば、どれほどうなずいても効果は薄いものです。

話の前振りで小さくうなずきながら聞き、もっとも大切なポイントに至っても小さくうなずいていたのでは、お客さんは「本当に理解しているのかな?」と思ってしまうのです。

お客さんは誰しも、話を聞いてもらいたいと思っているのですから、そのような状態では満足できません。

だからこそ、普段は「うん、うん」と小さくうなずいているならば、理解したり感心した「う~ん」とうなるように深くうなずくなどして、タイミングごとにうなずき方を変えていかなければなりません。

人というものは、会話における言葉からも情報を得ますが、それ以上に言葉以外の部分で目に映るものから情報を得るというクセを持っているものです。

あなたにとってはなんでもないしぐさや態度であっても、お客さんにとっては無視できないものです。

また、クセになっているしぐさや態度は隠しにくいものであり、一方言葉はいくらでも言いつくろうことができるものですから、しぐさや態度こそが本心と捉えられることも多いものです。

ここで書いたような好ましくないしぐさがある人は、すぐに改善することをお勧めします。

そして、好ましいしぐさを知らなかった人は、積極的に取り入れていくと良いでしょう。

 

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