高級シャンパンの定番としてドンペリというお酒があります。
これはドン・ペリニヨンの略で、ランクごとに白ラベル、ピンクラベルなどがあります。
白は5万円から8万円で、ピンクは8万円から13万円となっています。
名前はよく聞く「ドンペリ」の特徴と値段って?
キャバクラなどでお酒を飲んでいると、さまざまな種類のお酒の銘柄を耳にします。
中でも人気となっているお酒の種類にドンペリというものがありますが、これは一体どういったお酒なのでしょうか。
普段お酒を飲まない方でも名前くらいは聞いたことがあるでしょう。
実際にこれを飲んだことがあっても、どのような特徴があるかまでは分からないもの。
キャバクラ遊びだけでなく、これからもっとお酒を楽しみたいのであれば、知識を身につけておきましょう。
高級、特別、最上級、などのイメージがあるでしょう。
実際にキャバクラでドンペリを入れることには大きなステータスがあります。
それだけ“特別な日”を演出してくれる存在なのです。
ドンペリはドン・ペリニヨンの略でワインの一種なのですが、赤ワインや白ワイン、スパークリングワインのどれにも属さず、発泡性ワインであるシャンパンの一種とされています。
そして、シャンパンと名付けられるにはフランスのシャンパーニュ地方で作られた、発泡性ワインでなければシャンパンを名乗ることが出来ません。
そのシャンパンの中でもヴィンテージものがドンペリと呼ばれます。
その特徴として味わいの深さがあります。
これはシャンパンが成熟したことで出されており、奥深い複雑な味わいを醸し出しているだけでなく、その中にはフレッシュさもあるのです。
生産者はフランスの老舗メゾンであるモエ・エ・シャンドン社で、そのモエ・エ・シャンドン社が持つひとつのブランドとしてドンペリがあります。
モエ・エ・シャンドン社は創業1743年の老舗のメゾンで、シャンパンの生産量だけでなく出荷量やストックも最大の規模を持つと言われています。
その名前の由来はシャンパンのパイオニアであるドン・ピエール・ペリニヨンにあります。
ドン・ピエール・ペリニヨンは1688年からシャンパン造りを始め、ワインをブレンドする技術とコルクを利用して泡を瓶に閉じ込めることに成功しました。
これが誕生の瞬間です。
ドン・ピエール・ペリニヨンは1715年に他界しますが、1797年になると彼がシャンパン造りに使用していたブドウ畑をモエ・エ・シャンドン社が所有することとなり、1921年ヴィンテージを1936年にドン・ペリニヨンとして販売したのです。
これが現在親しまれているドンペリ誕生の瞬間と言われています。
その後も生産を続けており、現在も最高級のブランドイメージを保持しているのです。
なぜ高い?ドンペリの価格
誰もが高級シャンパンのひとつであるドンペリにあこがれを持っているものです。
特にキャバクラやホストクラブなど、夜のお店のシャンパンタワーなどで使われるイメージがあります。
そのため、高級で手が届かないというイメージがあるでしょう。
これまで一度も飲んだことがない、いつかは飲んでみたい、と考える方も多いことでしょう。
ドンペリはもともと上流階級のセレブたちが好んで飲んでいました。
そのため生産量が少なかったのですが、多くの人が求めるようになってプレミア価格になってしまったのです。
しかし、絶対に手に入らないものではありません。
酒屋で白のドンペリを購入すると2万円弱ですが、値段が変動しやすいので注意しましょう。
しかし、キャバクラで注文するとなると白のボトルが1本4万円、ピンクで1本8万円程度となっています。
しかし、高級店になるとドンペリの値段もアップするため、ピンクが1本10万円以上になることもあるのです。
そのため、キャバクラやホストクラブで注文することは大変ですが、酒屋で購入するのであれば絶対に手が出せない額ではありません。
どうしても一度飲んでみたいと考えているのであれば、酒屋に注文してみましょう。
しかし、その数が限られているので、手元に届くにはある程度の時間がかかってしまうことを覚悟してください。
ピンクのドンペリは高級というイメージがありますが、実はそれ以上のクオリティが存在するのです。
これは瓶に貼られたラベルの色によって名付けられており、高級クラブなどでこれらを入れると数十万円するとされているのです。
さらにピンクのマグナムボトルなどもあり、高級感を求めるセレブ層に支持されています。
これだけ高級なドンペリですが、最大の目的は高級感にあります。
そのため、誕生日や何かの記念日に飲まれており、一種のステータスとなっているのです。
つまり、味わいを楽しむよりも、その雰囲気を楽しむものと考えましょう。
気になるその味ですが、シャンパンの中でも酸味が強い種類ですので好き嫌いが分かれます。
そのため、キャバ嬢やホストの中でもこの味を苦手とする方は少なくありません。
しかし、世界中にファンがいるお酒ですので、一度は実際に自分で味わってみましょう。
キャバクラで定番のシャンパンの種類
キャバクラで定番となっているシャンパンは数多くありますが、それらにはどういった特徴があるのでしょうか。
キャバクラでシャンパンを入れることは一種のステータスであり、高額な遊びです。
そのため、どのような味わいを持ったシャンパンなのか知っておきましょう。
ドン・ペリニヨン
キャバクラやホストクラブで最も知られた高級シャンパンといえばドン・ペリニヨンでしょう。
ドンペリや白ドンと呼ばれており、その相場は5万円から8万円とされています。
これはお店のランクによってことなり、高級キャバクラや高級クラブですとさらに値段はアップします。
このお酒を入れることはひとつのステータスとされており、キャバクラ遊びを好む男性にとってあこがれの存在です。
また、ホストクラブの周年祭や誕生祭などのシャンパンタワーではドンペリが主に使用されています。
また、ドンペリは瓶に貼られたラベルの色によってランク分けされており、スタンダードなドンペリである白ドンには白いラベルが貼られていますが、その上のランクとしてピンクのラベルがあります。
これはドン・ペリニヨンのロゼでピンドンやドンペリピンクと呼ばれており、さらなる高級感を演出することが出来るのです。
ピンドンは白ドンよりも高級で、1本8万円から13万円ほどとなっています。
これもお店のクオリティによって変化しており、高級キャバクラや高級クラブではさらに金額がアップします。
特にピンドンはお金をかけていることが伝わりますので、接待などでも利用される機会の多いお酒です。
そのほかに誕生日などのイベントでも飲まれています。
モエ・エ・シャンドン
ドンペリほどの高級シャンパンではありませんが、気軽に楽しめるシャンパンとしてモエ・エ・シャンドンがあります。
これはモエ、モエ白、モエシャンなどと呼ばれており、本格的なシャンパンのひとつとして人気です。
相場は1万5000円から2万3000円ですので、一般の方でも入れられない額ではありません。
ドンペリほどの豪遊が出来なくても、高級感を演出することが出来ます。
モエ・エ・シャンドンにはロゼもあり、モエロゼの名前で親しまれています。
スタンダードなモエ・エ・シャンドンよりも高級で、2万円から2万5000円が相場です。
そのほかに気軽に楽しめるシャンパンとしてヴーヴ・クリコがあります。
イエローが2万円から3万円で、ロゼは2万5000円から3万5000円です。