色々なキャバクラとそこで働くキャバ嬢たち13人の例

現代の日本は、才色兼備の女性が活躍する時代になりました。

高学歴の女優、高学歴のアイドル、国家資格を持ったAV女優などなど。

キャバクラ業界も例外ではなく、難関大学に通いながらキャバ嬢をやっている女性もいます。

才色兼備のキャバ嬢

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ここで紹介するマリナは、現役東大生のキャバ嬢です。

働き始めたきっかけは、学費と生活費を稼ぐためです。

現役東大生という肩書があるのですから、塾講師や家庭教師をして高時給を得ることもできたでしょう。

現役東大生ならばひっぱりだこになりますし、キャバ嬢と同じくらいの時給がもらえます。

しかし、なぜキャバ嬢になったかといえば、そういったアルバイトは長時間働けないこと、シフトが自由にならないこと、そして夜の時間を活用したいと思っていたことなどから、あえてキャバ嬢を選んだようです。

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一人暮らしをしていて文句を言う人もいませんから、夜の時間を活用したいと思っていたのです。

学校の勉強は忙しいため定期的に出勤することはできませんが、そこはノルマやシフトがあまり厳しくないお店を選ぶことによって対処しました。

求人誌をみてよさそうなお店を探し、電話して体験入店を申し込みました。

最初はクラブっぽい高級店に行くことを望んでいましたが、同グループの格安店に入店させられたそうです。

最初は「あれ?」とも思いましたが、若いキャバ嬢が多かったため、結果的に良かったようです。

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キャバ嬢は、そのお店に合ったキャラを演じる必要があるものです。

マリナはどの様なキャラなのかといえば、知的なお姉さんキャラです。

そのお店はマリナよりも若いキャバ嬢が多いですし、現役東大生ですから、マリナのポジションは「いろいろなことを知っているお姉さん」といったポジションになったのです。

マリナはお酒を飲みすぎてしまうこともあり、出勤するとお酒に酔って若いキャバ嬢にからむこともあるため、残念ながら「頼りになるお姉さん」というわけではない様です。

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さて、気になるのは「キャバクラでは高学歴であることが売りになるのか」というところでしょう。

これは微妙なようです。

マリナ自身は自分が東大生であることを売りにしているつもりはなく、むしろ東大生の肩書を外して一個のキャバ嬢としてどこまでやれるかという事を試したいと思っているそうです。

もちろん、東大生であることを外しても知性にあふれていることは間違いありませんから、やはり客と会話をする中でそれが役立つことはあります。

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現在のキャバクラでは、高学歴のキャバ嬢が増えつつあります。

とはいえ、キャバ嬢全体から見ればまだまだ少ない状態です。

しかしマリナは、自分が高学歴であることで優位に立っていることは思わないそうです。

逆に、これまでの人生で優等生とばかり付き合ってきたことから、全く違うタイプの女性が集まるキャバクラ業界を興味深いと感じているます。

これまで遊んできたキャバ嬢の話を聞くと、自分ももっと遊んでおけばよかったと思う事もあるとか。

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もちろん、現役東大生として学業も疎かにはできませんから、学業と仕事の両立は大変です。

平日は、朝の8時半には学校に行って、夜の8時まで勉強しています。

出勤した夜はどうしても睡眠時間が短くなるため、次の日の授業はきついと感じますし、勉強のために平日はあまり仕事の時間が取れないため、週末に長時間の出勤をすることが多くなります。

しかし、そうなると週末だけ夜型になってしまうため、月曜日は夜型から朝型に切り替えなければならず、特につらいと感じます。

このほか、シフトは自由で出勤日が不定期であるため、指名客を増やすのにも苦労しているようです。

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このことに関しては、出勤日にしっかりと営業をかけるなどして対処しています。

学業と仕事で大変な毎日を過ごし、ストレスもたまることでしょう。

ではどうやってストレスを解消しているのでしょうか。

幸いなことに、マリナはお酒とおしゃべりが大好きなので、仕事の中でストレスを解消することができています。

もともとお酒には強いため、二日酔いに悩まされることもありません。

学生をしながらキャバ嬢をするとなると、親や友達にどう話すか気になる所でしょう。

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これはキャバ嬢によって違うでしょうが、マリナの場合はキャバ嬢をしていることを家族に知らせていません。

お堅い親であるため、ばれたら大変なことになるからです。

友達には教えています。

反対や批判をされることはなく、珍しく思われる程度のものです。

大学を卒業すると研究職になりたいという志望がありますから、キャバクラの世界とは離れることとなります。

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しかし、キャバ嬢としての経験が無駄になるとは思っておらず、良い経験になると思っているそうです。

マリナにとって、キャバクラは他のキャバ嬢やスタッフや客など、様々な人との出会いがあるため、視野を広げるためには最適の場所だと感じているからです。

今後の人生でも、年上の男性とお酒を飲むときに役立つことは色々あるでしょう。

大箱キャバクラのショーメン

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キャバクラ店のなかでも、特に大型の店舗のことを「大箱キャバクラ」と言います。

そのようなキャバクラでは、客をより楽しませるためにショーを行っています。

ショーを行うためには、舞台などの設置が必要となり、その設置スペースなどを考えるとどうしても大箱となります。

50席以上の店舗もたくさんあります。

ショーを行っているキャバクラは歌舞伎町に5~6店舗あり、ショーメン(ショーのメンバー)はお店の中でも非常に人気がある顔ぶれです。

キャバクラエリア解説

売れっ子のキャバ嬢がショーメンに選ばれることが多いですが、逆に考えるとショーメンになることで目立つことができ、指名が増えやすくなるという側面もあります。

大箱キャバクラに勤務するヤヨイは、元々ショーメンとして活躍し、今は引退して裏方に回っている女性です。

キャバ嬢になったきっかけはスカウトでした。

短時間で高時給というところに魅力を感じてキャバ嬢になりました。

10年間キャバ嬢として働きましたが、すべて歌舞伎町のお店で働きました。

ヤヨイは全くお酒が飲めませんが、それでも10年間人気キャバ嬢として働くことができたのです。

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今はプロデューサーとして裏方で関わっています。

なぜショーメンになったかといえば、単純に好きだからです。

ショーメンのスケジュールは非常にハードなものです。

ショーの練習は色々なタイミングで行われます。

お店が終わってから朝まで練習。

早く出勤して練習。

ショーメンだからといって営業はきちんとこなしていかなければなりませんし、練習の時間は給料は出ません。

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特別手当もありません。

ヤヨイのように、ショーをすることが好きなキャバ嬢でなければとても務まるものではありません。

とはいっても、全く優遇されないかというとそうでもなく、少しの遅刻を大目に見てもらったり、目立つところにポスターを貼ってもらったり、指名が取りやすくなるメリットはあります。

しかし、ショーメンとしてのハードさを考えると割に合わない程度の優遇です。

とにかく精神的にも肉体的にも大変で、ショーメンになりたがるキャバ嬢はそうそういるものではありません。

最近は特にその傾向が強く、ショーをやっている大箱キャバクラはショーメンを確保するために大変な思いをしている様です。

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そのため、どうしてもショーが好きなキャバ嬢しかショーメンにはなりません。

例えばダンスが好き、目立ちたいなどです。

そのようなキャバ嬢が自発的に始めるのが半分です。

足りないショーメンは、お店がキャバ嬢に頼み込んでやってもらいます。

しかし、上述の通りショーメンには体力ややる気がなければ務まりませんし、それだけではなくダンスのセンスもなければ厳しいところがあります。

ショーで活躍すれば指名が取りやすくなるメリットがありますが、もし踊りのセンスがないキャバ嬢がショーメンになり、失態を演じてしまえば指名が減ってしまうこともあります。

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幸い、ヤヨイはショーに出演して注目を浴びるに値する華やかさがありましたし、ダンスのセンスもありました。

まさに、ショーメンにぴったりのキャバ嬢だったのです。

ハードな練習をこなしながら10年もキャバ嬢を続けるやる気と体力もありました。

お店が暇で困っていたときなど、一人で舞台に立ってフリーの客を何十人も呼び込んだこともあります。

今はプロデューサーという立場で裏方で働くヤヨイ。

プロデューサーとは、お店のイベントやショーの企画・宣伝・進行などを担う仕事です。

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給料は月給制で、お店の従業員として支払われます。

キャバ嬢は引退しましたが、ヤヨイは生涯を通じてキャバクラに関わっていたいという希望があります。

これからも、より多くの客を、より楽しませるためのイベントを考えていきたいと思っています。

以上の通り、ヤヨイのように、大箱キャバクラでショーをするキャバ嬢もいます。

また、現役時代に活躍したことによって、引退後もキャバクラ業界で働き続けているキャバ嬢もいるのです。

六本木で働くキャバ嬢

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キャバクラといえば歌舞伎町と思っている人も多いかもしれませんが、六本木にも華やかなキャバクラがたくさんあります。

六本木は歌舞伎町とは違い、外国人が多い街であることから、海外のVIPが遊びに来ることもあります。

六本木の大箱キャバクラで働くマヤは、外国人の客によりよい接客をするために、英会話教室にも通っているキャバ嬢です。

外国人の客が多いキャバクラでは、英語が話せるキャバ嬢を優先的に外国人客につけることが多いのです。

また、マヤはラテン系を感じさせるエキゾチックな顔立ちをしており、スタイルもいいため、外国人の客から人気があるようです。

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キャバクラで働き始めたきっかけは、キャバクラドラマ「女帝」を見て憧れたことがきっかけです。

知り合いの紹介でキャバクラにデビューしました。

キャバクラ歴は5年になり、いくつかのお店を移りながら働いてきました。

六本木のキャバクラを選んだ理由は「有名人に会えるかもしれない」と思ったからです。

実際に、六本木には芸能人などがよく来るため、マヤと同じような期待から六本木のキャバクラで働くキャバ嬢もいます。

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辛いことと言えば、夜の仕事であるため昼夜逆転の生活を行っていることです。

まだ若いため体調不良に悩まされることもありませんが、美容には気を付けています。

指名客を増やすために努力しているのは同伴とアフターです。

マヤは、上述のマリナのように現役の学生でもなければ、ヤヨイのようにショーをやっているわけでもないため、時間の融通が利きます。

そのため、指名客にはよくメールで連絡を取り、営業を行っています。

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六本木のキャバクラは、歌舞伎町のキャバクラとは異なり、有名人がよく来店します。

有名人だからと言って店内で特別扱いすることはありませんが、こっそり連絡先を交換してお店の外で合っているキャバ嬢も多いそうです。

また、お店のスタッフは有名人が来たらサインをもらい、宣伝に使うということもしています。

このようなところも、歌舞伎町のキャバクラとの違いでしょう。

逆に有名人が来店するからこそ困ることはないのでしょうか。

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有名人が偉そうで困るとか、しつこく口説かれて困ったとかいう経験はないものの、あるとき接客中にあるタレントの話題で盛り上がっていたところ、そのタレントが来店しており、マネージャーに厳しく注意されたことがあるといいます。

歌舞伎町も、六本木も、どちらも華やかです。

しかし、有名人がたくさん来店するなどという意味を含めた華やかさでは、やはり六本木のほうが上なのかもしれません。

 

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小箱キャバクラで働くキャバ嬢

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キャバクラ店の中でも、小さな店舗のことを小箱キャバクラと言います。

大箱キャバクラとは違い、小箱キャバクラはネームバリューがないため、セット料金は安くなり、そのためキャバ嬢の時給も低くなっています。

それでも、小箱キャバクラが好きというキャバ嬢もおり、そういったキャバ嬢は「時給は低くてもいいからのんびり働きたい」「昼間の仕事が忙しいため、厳しくないキャバクラがいい」などの理由から小箱キャバクラを選んでいます。

ここで紹介するサヤカも、繁華街の大箱キャバクラではなく小箱キャバクラで働くキャバ嬢です。

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なぜキャバクラで働き始めたのかと言えば、単純にキャバクラに興味があったからです。

一般の求人情報誌を見て応募しました。

サヤカは昼の仕事もしているため、厳しくない小箱キャバクラを選んだのでした。

厳しくない職場であり時給も低いですが、それなりに稼ぐことができ、それを貯金に回すこともできます。

ほかにも、色々な人と出会い、経験を積み、社会勉強にもなります。

キャバ嬢になって辛いのは、指名が取れずにヘルプばかりをこなさなければならない時です。

逆に嬉しいのは、指名がたくさん取れるときです。

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このほかにもお酒が好きであることから、仕事としてお酒が飲めることにも良さを感じています。

小箱キャバクラの特徴として、キャバ嬢の平均年齢が高いというものがあります。

大箱キャバクラでは若いキャバ嬢を集める傾向があり、年齢が高いと働きにくいと感じる場合も多々あるため、小箱キャバクラが選ばれることが多いのです。

また、大箱で働くほどの実力はないものの、経験はそれなりにあるため、経験を活かすために小箱キャバクラで働くこともあります。

小箱キャバクラのキャバ嬢には、サバを読んでいるキャバ嬢もいます。

このほか、小箱キャバクラはセット料金が安いことから、ドリンクやフードで売り上げを上げていく必要があります。

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そのため、フードをおねだりして無理をして食べ、トイレで吐いたりするキャバ嬢も多いといいます。

このことから、大箱キャバクラに比べ、小箱キャバクラの経営事情がうかがえます。

逆に小箱キャバクラのいいところは、アットホームなところです。

飲みすぎてお店に迷惑をかけてしまったときなど、大箱キャバクラでは厳しくしかられてしまうこともあるものですが、小箱キャバクラでは失敗が大目に見られる傾向があります。

銀座のキャバクラ事情

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これまで歌舞伎町や六本木のキャバクラを挙げてきましたが、それらを差し置いて料金や格式が最も高いクラブ街は銀座です。

それだけに、客も一流の人が集まります。

キャバ嬢は容姿はもちろんのこと、知識や品性など色々なことが要求されます。

他のエリアのキャバクラに比べ、かなり厳しい世界です。

銀座のキャバクラで働くミチコは、洗練された立ち居振る舞いの美しいキャバ嬢です。

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キャバ嬢になった理由は、単純にお金が必要な事情があったからです。

地元で数か月キャバ嬢をしたのがデビューであり、その時は求人誌を見てキャバ嬢になりました。

その後、日々の仕事をブログで綴っていたところ、ブログを通じてスカウトマンと知り合い、銀座のお店を紹介されました。

彼女自身も、せっかくキャバ嬢として働くならば、一流の銀座のお店で働きたいという希望を持っていました。

銀座でキャバ嬢として働いていると、お酒はある程度飲めなければなりません。

ミチコも、飲みやすいお酒ならばいくらでも飲めるようです。

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客の中で、特に得意な客・苦手な客というのはあまりありません。

しいて言うならば、スマートに飲める客が好きであり、嫌いなタイプは遊び方を知らないと思える客です。

銀座の高級キャバクラでは稼げるというイメージがあるでしょう。

確かに給料は他の一般的なキャバクラ店に比べると高いです。

しかし、それ相応の辛さもあります。

精神的・肉体的な負担が大きいため、アルバイトのノリで働くことは難しいでしょう。

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格安キャバクラや、エリアによっては高級キャバクラにアルバイト気分で入店することができますが、銀座の高級キャバクラともなると、高いプロ意識を求められるのです。

なぜならば、銀座の高級キャバクラで勤めるためには、昼間や休日でも仕事をする必要があるからです。

閉店してからも帰りが遅くなることがありますし、ノルマも厳しいです。

お店としても、店の格式を下げるような事態は何としても避けなければなりませんし、売上を上げなければならないという意識が強いため、ノルマが厳しいのです。

指名客が就かないキャバ嬢は、すぐに解雇されることも珍しくありません。

ただ出勤して時給だけもらえばいいというのではありません。

努力家のミチコに言わせれば、「寝ている時以外はすべて仕事」とのことです。

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もし銀座の高級キャバクラに軽い気持ちで入ってしまうと、痛い目に遭ってしまうことでしょう。

経験者のミチコによると、キャバクラの世界で成り上がろうという夢がないならば、他の一般的なキャバクラに勤めた方が良いとのことです。

小箱キャバクラであればノルマは少ないですし、意識もそれほど求められないため、美容院にかけるお金もそれほどかからないことでしょう。

銀座の高級キャバクラは給料は高いものの、厳しいノルマが課せられ、毎日美容院に通ってから出勤しなければならず、美容にも気を使わなければならないため、毎日の出費が大きく手元には大したお金が残らない人も珍しくありません。

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このことからも、高い給料が欲しいというだけで銀座の高級キャバクラに勤めるよりは、別エリアの小箱キャバクラで働いた方がかえってお金を貯められるという事もあります。

高級キャバクラのキャバ嬢は毎晩綺麗に髪をセットして出勤するため、美容院代はお店から支給されると思っている人もいるかもしれません。

しかし、銀座では美容院は必須であり、しかも自分の給料から支払わなければなりません。

ミチコのケースでは、フル出勤で毎日3000円の美容院代がかかるため、月あたりお6万円以上の美容院代がかかることとなります。

このほかにも、仕事で着るドレスや着物のためにも毎月8万円程度の出費があります。

一方、銀座の客はお金を持っている客が多く、同伴やアフターで食事をごちそうしてくれることも多いため、食費はそれほどかからない様です。

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それでもミチコが銀座の高級キャバクラを選んだ理由。

それは、キャバ嬢一本で生きていきたいという気持ちが強かったからです。

その覚悟があってこそ、初めて厳しい環境でも耐えることができています。

そのため、夜の世界で成り上がりたいと考えており、腹も決まっている女性ならば、最初から厳しい銀座で働いて修行するのも良いかもしれません。

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別の方法として、小箱キャバクラで働いて経験を積み、客を掴んでから大箱の高級キャバクラに移るという方法を考えるかもしれませんが、これは上手くいかないでしょう。

なぜならば、小箱キャバクラは料金設定が安いため、高級キャバクラに移った後もその客がついてきてくれるとは考えにくいからです。

キャバ嬢としてたくさん稼ぎたい、いずれはママになりたいなどと考えているならば、銀座で働くのも良いといえます。

ランキャバでの勤務

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ランキャバとは、衣装としてランジェリーを身に付けたキャバ嬢が接客をするキャバクラのことです。

想像の通り、エロスを押し出したキャバクラとなります。

基本的にお触りは禁止という決まりがありますが、キャバクラはお酒を飲む場でもあるため、スケベな客から触られてしまうこともあります。

それだけに、一般的なキャバクラに比べると時給は高く設定されています。

ランキャバで働くリエコは、昼間は専門学校で勉強しながらランキャバ嬢をしています。

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専門学校を卒業したら普通の社会人として働いていくつもりですが、今はなにかとお金もかかるため、今だけと割り切ってランキャバで働いています。

最初は普通のキャバクラで働いていたのですが、スカウトをきっかけとしてランキャバに移籍しました。

キャバクラも露出が多い方ですが、ランキャバの比ではありません。

それでも、彼女はキャミソールやベビードールなどといった格好で接客をしますが、露出の多いドレスと思うことであまり抵抗はないそうです。

むしろ、流行として下着をチラ見せすることが流行ることもあるくらいですし、そのことを考えても抵抗がないという女性は多いかもしれません。

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接客内容は特にキャバクラとは変わりません。

そのため、スタイルに自信がある女性ならば、時給が高いランキャバのほうがいいと考える女性もいます。

お触りしてくる客もいるから嫌なのでは?と考える人もいるかもしれません。

確かに、お触りを喜んで受け入れるキャバ嬢はいませんが、うまくかわして高いお酒を入れさせるというテクニックもあるため、上手くやれば稼ぎを増やすこともできます。

ほかにも、一般のキャバクラとは違うところがあります。

例えば、ムダ毛チェックです。

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普通のキャバクラとは違い、客に見せることでお色気アピールをすることが売上に繋がるため、下着からはみ出ているムダ毛は綺麗に処理しなければなりません。

更衣室では、キャバ嬢同士でムダ毛のチェックを行うこともあります。

このほか、ランジェリー姿で接客をすることから、毎週のように新しいランジェリーを買い足すというキャバ嬢も多く、リエコは毎回違う下着で出勤しています。

常連でお金をたくさん使ってくれる客に、使わなくなったランジェリーをプレゼントしたこともあるとか。

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露出を多くしてお色気アピールが可能となることから、ランキャバでは一般のキャバクラに比べると接客技術やトークスキルが求められにくいというメリットがあります。

そのため、露出にあまり抵抗がないと考えており、できるだけ高い時給をほしいと思っているならば、ランキャバで働くことを検討してもいいかもしれませんね。

 

キャバクラドレス界のユニクロ

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コスキャバでの勤務

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かなり前から、日本では萌えブームというものがあります。

それに合わせる形で、キャバクラ業界にコスキャバ、つまりコスプレキャバクラができました。

メイド姿をはじめ、アニメ・ゲーム・マンガのキャラクターなど色々なコスプレで接客して客を楽しませるのです。

コスキャバは秋葉原周辺にあります。

マニアックでオタク度が高いキャバクラがたくさんあります。

そのようなお店にかわいい子はたくさんいるのだろうかと疑問に思うかもしれませんが、一般的なキャバクラでも十分に通用するような女性が多数在籍しています。

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ここで紹介するアンズも、萌えを誘うようなかわいい顔の女性です。

アンズがなぜコスキャバで働き始めたのかと言えば、もともとコスプレが大好きだったからです。

コスプレを趣味として楽しむためには、衣装代や交通費がかかりますから、それを稼ぐためにコスキャバで働き始めたのです。

求人の多くはネットで見つけることができます。

コスキャバでは、面接も特殊です。

面接の際には、オタクジャンルの中でも好きなジャンル、得意な(客と色々話せる)分野の説明を求められます。

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これは、コスキャバならではのことでしょう。

なぜならば、コスキャバに遊びに来る客は基本的にオタク度が高い人であり、女性に免疫がない男性も多いものです。

しかし、そんな男性でも楽しめるようにするためには、共通の話題を見つけて楽しませるためにもオタク趣味を持ったキャバ嬢が求められるのです。

コスキャバの特徴は、セット料金が安いことです。

そのため、そこで働くキャバ嬢の時給も2000~3000円という安めの設定が一般的です。

コスプレの衣装は常時40着以上備えてあり、コスプレが好きでコスキャバに入ったキャバ嬢の中には自前のコスプレで働くこともあります。

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アンズにとっても、コスキャバは趣味と実益を兼ねた働き方ができるため、最高の仕事といえます。

指名のノルマが課せられることもなく、雰囲気も楽しめるものです。

オタクの結束の様な物があるため、キャバ嬢同士が仲良く働いており、一緒にコスプレイベントに行くこともあるとか。

客も一緒にコスプレを楽しんでいるため、キャバ嬢にコスプレ衣装をプレゼントすることもあるそうです。

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このことから、アットホームで気楽に働けるという意味においては、色々あるキャバクラ店のなかでもコスキャバはとびぬけているといえます。

普通のキャバクラの様にギラギラとした雰囲気もありませんし、キャバ嬢のレイヤー仲間が遊びに来ることもあるそうです。

もし、オタク趣味があり、コスプレも好きというならば、普通のキャバクラよりもコスキャバの方が楽しく働けていいかもしれません。

最新のキャバクラ・ネッキャバとは?

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最近のインターネット技術の発達には目覚ましいものがありますが、そんな中で誕生したのがネッキャバです。

これは、ネットキャバクラのことであり、テレクラやツーショットチャットの進化系とみることもできるでしょう。

そこで働くキャバ嬢は自宅や事務所に待機しており、客とパソコンを通して会話を楽しみます。

パソコンには、カメラとマイクが取り付けられています。

これに「出会い系」と似たものを感じる人もいることでしょう。

これまで一部で流行っていた出会い系は既に廃れ始めており、ネッキャバが少しずつ流行ってきています。

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ネッキャバで働く順子がネッキャバで働くようになった理由は単純です。

外で働くのは面倒に感じるものの、それでも稼ぎたかったからです。

一般のキャバクラで働いた経験はなく、ネッキャバをキャバクラに含むならば、順子にとってはこれが初めてのキャバクラ店勤務です。

ネットでできる仕事がないかと探していたところ、ネッキャバを見つけて働くことにしました。

順子は、昼間は会社員として働いています。

スケジュールは、会社から帰ってきたらパソコンで働くというものです。

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どれだけの時間を働くかは自分で決めることができるため、平日は8~11時まで働き、週末は徹夜で働くこともあるそうです。

料金は1分あたり200~500円であり、そのうち1分あたり50~100円がキャバ嬢の給料となります。

待機中は給料が発生しないため、なるべく客がつくように、昼間にメールで営業をかけることもあります。

ネッキャバのメリットは、何といっても自宅でできることです。

できるだけ外に出たくない人にとっては最高の仕事になるでしょう。

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また、ライブカメラを通して話すことになるため、色々とごまかしがききます。

逆に、デメリットはスケベな客が多いことです。

出会い系やアダルト系のツーショットチャットと勘違いして利用する客も多いため、そこが辛いところです。

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もし、自宅でキャバ嬢のように働いてみたいと思っているならば、ネッキャバを検討してみてもいいでしょう。

しかし、一般的なキャバクラに比べると利用者はまだ少なく、同伴やアフターもないことからコアなファンになってくれることも少ないですから、客を取ることに苦労するかもしれません。

キャバレーとキャバクラの違い

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キャバレーというお店を聞いたことがあるかと思いますが、キャバレーは古くからあるため、お店は老舗が多いものです。

キャバクラよりもキャストの年齢が高いのが特徴です。

客も古くから通っている人が多く、50代以上の客が多いようです。

カズミは、キャバクラからキャバレーへと移りました。

なぜキャバレーに移ったかと言えば、年齢的にキャバクラでは雇ってもらえなくなったからです。

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カズミは現在35歳です。

元々水商売の世界に入ったきっかけは、借金返済でした。

求人誌を見て地元のキャバクラに応募し、キャバ嬢になりました。

キャバクラとキャバレーの違いといえば、やはり年齢層が高いことです。

ナンバーワンのキャストが50代という事もあります。

50代でも、気遣いやトークスキルでナンバーワンになれるのがキャバレーだといえます。

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また、キャバクラは個人プレーの色合いが強いのに対し、キャバレーはチームプレーの色合いが強くなります。

そのため、自分より年上のキャストに嫌われてしまえば働くことが難しい世界です。

したがって、個性が強すぎる女性はキャバレーには向いていません。

カズミは、お店ではヘルパーのポジションで働いています。

指名を増やすために、ブログをやってみたり、名刺を独自に工夫してみたり、自分の源氏名が入ったライターをプレゼントしたりといった工夫をしています。

もし、昔からなぜか年上の男性から可愛がられるという意識があるならば、客の平均年齢が高いキャバレーで働いてみるのもよいかもしれません。

 

店舗でドレスは買うな!

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パブスナックとキャバクラの違い

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キャバクラと言えば銀座、歌舞伎町、六本木などのお店が思い浮かびますが、そのような栄えた場所でなければ、パブスナックがにぎわっていることでしょう。

地元密着型であり、中箱や小箱のパブスナックが多いです。

スナックとキャバクラの違いは色々ありますが、何といっても指名制がないことが挙げられます。

セット料金があり、時間は無制限であることも大きな違いです。

ママが店を切り盛りしており、キャストの年齢は10代の若い女の子から40代の熟女まで様々です。

客にとっても、キャストにとってもアットホームなのがパブスナックです。

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パブスナックで働くレイコは、20歳ですがパブスナックで働いています。

なぜ働き始めたかといえば、昼の仕事だけでは生活が厳しいからです。

夜の仕事のなかでも地元の楽そうなお店を選んだ結果、パブスナックで働くことになりました。

求人誌などで見つけたというのではなく、お店が商店街で貼り紙を出していたものを見て応募しました。

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客は色々な人が来ます。

商店街でお店を営んでいる人も遊びに来るため、商店街に買い物に行けば割引をしてくれたり、おまけをつけてくれたりと色々なメリットがあるそうです。

もっとも、地元の色々な大人から顔を知られているため、何をするにも多少の窮屈さもあるようです。

パブスナックはキャバクラのように敷居が高くないところも良いところです。

アットホームな雰囲気もあり、キャスト同士の仲もよく、週末にはキャストの仲間と飲みに行ったりすることもあります。

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客もレイコからすればお父さんくらいの年齢の男性が多いため、恋愛目的の人も少なく、気楽に接客ができます。

ママが出かけているときなどは、客と一緒にカラオケを楽しむつもりで仕事をしています。

同級生や知り合いの父親が飲みに来ることもあり、そう言う時には気まずい思いもするものですが、しっかりと盛り上げているとか。

パブスナックとキャバクラの違いはほかにもあります。

例えば、自分の母親くらいの年齢のママがキャストをしっかり管理しており、そしてお店のナンバーワンはママです。

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ママはお酒が強く、おじさんの扱いがうまく、歌がうまく、勉強をすることも多いそうです。

もっとも、キャバクラとは違って指名制がないとはいっても、常連客には営業電話やメールをすることもあります。

したがって、キャバクラに比べて確かに楽な職場ではありますが、全く苦労がないというわけでもない様です。

パーティコンパニオンとキャバクラの同じところ・違うところ

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キャバクラはお酒を飲むところであり、客はキャバ嬢と一緒にお酒を飲んで楽しむことにお金を支払っているという事を考えるならば、パーティコンパニオンも仲間と考えることができるでしょう。

パーコンともよばれるこの仕事は、ホテルや料亭でのパーティでウェイトレス業務をする仕事です。

コンパニオンはキャバクラとは違って一体感を重視するため、おそろいのドレスを着て、慎重やスタイルも似た女性が選ばれることが多いです。

身長は165センチ以上、ウエストは60センチまで、7センチ以上のヒールは禁止といった具合です。

このような厳しい条件をクリアすれば、晴れてパーコンとして働くことができます。

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もちろん、身長・体型だけではなくルックスも求められます。

ここで紹介するリオは、パーコンとして働く24歳です。

パーコンになったきっかけは、友達がやっているのを見て、時給がよいと思ったからです。

パーティは基本的に1グループが2時間行われ、そこで給仕すれば5000~7000円程度の給料をもらうことができます。

普通のアルバイトに比べると明らかに時給が高く、短時間で終わることもメリットです。

また、キャバクラに比べるとお水っぽさがやや少ないのも特徴ですから、その点に抵抗を感じている女性には良いかもしれません。

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彼女は、昼間は資格取得のために教室に通い、夕方に事務所へ行き、着替えたら派遣先の料亭やホテルに行くというスケジュールとなります。

パーコンの中には、キャバクラとパーコンを掛け持ちしている女性もいます。

その様なキャストの中には、パーコンとして働いたとき、客に自分がキャバクラで働いていることを伝え、指名客にすることもあるようです。

パーコンのメリットは、キャバクラに比べて早い時間に終わることです。

遅くても10時くらいに終わります。

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そのため、仕事の後に予定を入れることができます。

また、有名人のパーティでウェイトレスをすることもあるため、そのような場合には有名人を近くで見られることもあります。

デメリットは、パーティ会場が遠いことがあり、そのようなときは往復に時間がかかってしまうことです。

もちろん、移動時間は給料が出ないため、遠い会場の場合には時給換算すると給料が減ってしまいます。

このように、パーコンはキャバクラとは違い、接客というよりはパーティを華やかにするという働きが強いです。

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また、パーティ会場に派遣されるうちにホテルの従業員や料理人と仲良くなって、飲みに行くこともあるそうです。

パーコンは、よいルックスとスタイルを持っているにもかかわらず、キャバクラに苦手意識を抱いているために活かせない女性にはうってつけです。

キャバクラに抱く苦手意識は、多くの場合「うまくトークができるだろうか」というものです。

その点、パーコンには色々な決め事があり、私語厳禁というのもルールの一つですから、客とトークをする必要はありません。

だからこそ、接客に不安を感じる女性にぴったりなのです。

特殊なお店もある

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これまでは、キャバクラというと、一般的に抱かれるイメージそのもののキャバクラばかりでした。

しかし、分析してみると色々なところにニーズがあるもので、キャバクラ業界でも次第に業態が細分化しています。

コスキャバの例でも紹介しましたが、キャバクラにはマニアックなお店もあります。

たとえば、ぽっちゃり好きな男性に向けて、ぽちゃパブというものもあります。

これはキャバクラに限ったことではなく、フーゾクでもぽっちゃり女性を集めたお店がありますが、それと同じようなことです。

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あるぽちゃパブでは、「グラマーなキャストを集めたお店」ということをコンセプトにしています。

年齢は25歳までの女性を基本とし、バストとヒップは100センチ以上という条件があるようなお店も珍しくありません。

体重も80キロ以上などの制限が設けられていることがあり、中には100キロ以上の女性も普通に働いています。

このような制限を設けなければ、ぽちゃパブとして成立しないため、体重に関しては特に厳しい制限があります。

ぽちゃパブで働くモモコも体重80キロ以上の女性です。

ぽちゃパブで働こうと思ったきっかけは、スカウトを受けたからです。

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自分の容姿に自信がなかったモモコは、最初は冷やかしか何かかと思いましたが、お店に行ってそこで働くキャバ嬢たちを見ると、自分でも働ける気がしてきたそうです。

太っていることがコンプレックスでしたが、そのキャバクラでは、むしろ自分が太っていることが求められる場であることを嬉しく思いました。

痩せているよりも太っている方が客から喜ばれる世界があるなんて思ってもいなかったそうです。

ぽちゃパブのセット料金は安めに設定されています。

平均は4000円程度であり、キャバ嬢の時給も2000円くらいですから、決して高いとは言えません、そのため、フードやドリンクで稼ぐこととなります。

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客との会話も、ぽちゃパブならではです。

客についたら、まずは「ぽっちゃり系が好きなんですか?」と聞くことが多く、タイミングを見てフードをおねだりします。

普通のキャバクラではほっそりとしたキャバ嬢が多く、意外に思われてしまうこともあるためフードのおねだりをすることが中々難しいのですが、ぽちゃパブではぽっちゃりであることの強みがありますから、フードで稼ぐことが比較的簡単です。

セット料金が安いものの、フードによって会計がセット料金の倍になることも珍しくないようです。

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一般的なキャバクラのイメージというのは、ルックスが素晴らしく綺麗で、スタイルもほっそりとしている女性が働いているというものです。

そのため、太っている女性は、自分がキャバクラで働くことなんてあり得ないと考えているかもしれません。

しかし、太っている女性でも働ける場所があります。

キャバクラのママの働き方

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キャバクラとは異なり、同じお水でもクラブにはママが必ずいるものです。

ママの仕事は中でもとても大きなものは、そこで働くホステスをまとめることですが、それだけではなくお店の中でも大きな人気を集めるホステスでなければなりません。

とても難しい仕事です。

最近では、キャバクラ店もクラブのようにママを置くお店が少しずつ出てきています。

一般的なキャバクラでは男性スタッフがキャストをまとめていますが、どうしても男性ではケアしきれないところがあります。

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しかし、ママには繊細な部分でもケアができます。

しかも、ママは経験豊富ですあり、経歴だけではなく接客術も心得ています。

キャストが学べるところも多く、ママに憧れを抱くキャストもたくさんいます。

このように、色々なメリットがあるため、キャバクラでもママを置く店が増えてきているのです。

ママになるためには、二つの方法があります。

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一つは、自分でお店を出すという方法です。

もう一つは、オーナーの下でママとして働く雇われママになるという方法です。

雇われママのセイコは、元々キャバ嬢として8年間働いたのち、ママになりました。

キャバ嬢になったのは、単に興味があったからです。

体験入店や派遣として多くの店を回り、自分で気に入ったお店に入りました。

元々才能があったため、働き始めるとたちまち人気キャバ嬢となり、すぐにナンバーワンになりました。

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お酒は少ししか飲めませんが、接客が非常にうまかったため、認められることとなったのです。

あるとき、お店のオーナーと知り合い、自分の店のママになってほしいと頼まれました。

5年間にわたってアタックされ続け、ついには六本木の大箱キャバクラでママをすることになりました。

なぜ5年間も断り続けたかと言えば、ママという立場が面倒くさそうだと思っていたからです。

しかし、さすがに5年間も言われ続けたことで「やってもいいかもしれない」と思う様になりました。

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いざママになってみると、キャバ嬢時代とは大きな変化がありました。

客はキャバ嬢の時もちやほやしてくれましたが、ママになると別の種類のちやほやがありました。

高給なブランド品のプレゼントが明らかに多くなり、特別な関係があるにもかかわらず毎月数十万円の現金をくれる客もいるそうです。

家賃は20万円の部屋であり、美容代には毎月10万円近くかけています。

しかし、客に対しての真摯さはキャバ嬢時代となんら変わらず、営業をかけるのは疎かにしていません。

オフの日にデートや食事に行くこともあります。

アフターテクニック

ただし、同伴やアフターなどで行われるデートの相手は、キャバ嬢時代に比べて厳選するようになっています。

相手に良く選ぶのは遊び慣れた社長などであり、ホステスというものを知り尽くしている人だけです。

その客を大事にしていると、きちんとした見返りがあるのだそうです。

キャバクラで働く女性は、兼業キャバ嬢としてアルバイトをする女性もいますし、専業キャバ嬢として頑張る女性もいます。

もしあなたがキャバ嬢を一生の仕事と考えているならば、キャバ嬢として長く務めるのもいいでしょうが、ママを目指すのもよいかもしれませんね。

 

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